【医師監修】超音波写真(エコー写真)を見る方法!赤ちゃんの大きさは?

妊娠が発覚したとき産婦人科でエコー検査をおこない、医師から渡されるエコー写真は、まぎれもなくお腹の中にいる赤ちゃんが映っています。

しかし「黒くてよく分からない」「たくさんの記号みたいな英文字があるけど、これってなんの意味を表しているのかな」「何が分かるのだろう」と疑問に思う方は多いようです。

エコー写真には、さまざまな情報が記されていす。
エコー写真からわかる赤ちゃんの秘密を探ってみましょう。

超音波検査で何がわかるの?

医師にとって超音波検査は、できる限りトラブルを遠ざけ、異常事態には適切な対応をするために必要な診察方法です。

超音波検査を行うことで、胎児と胎児付属物(卵膜、胎盤、臍帯、羊水)が妊婦さんのお腹の中で順調に育っているかを確認します。
これにより、赤ちゃんに疾患があるかないかを見つけ、適切に処置を行います。

妊娠を疑って来院したときは、まず最初に「正常妊娠」かを調べます。
つまり、「子宮外妊娠」をしていないかの確認です。

その後の検査では、「胎児の心拍数の確認」「病気や障害の有無」を確認できます。
また、赤ちゃんだけでなく、ママの健康状態を知ることができます。

出産予定日を確認

出産予定日は、最後の生理の開始日から数えて算出する場合もありますが、その計算式は生理周期が28日の方にしか当てはまりません。

生理周期に乱れがあった方や、生理周期が28日以外の方は、赤ちゃんの大きさを見て出産予定日を算出するケースがあります。

赤ちゃんの性別がわかる

エコーで赤ちゃんの下腹部を見て、膀胱と子宮を示すふたつの黒い丸が確認されたら女の子、黒い丸がひとつしか確認されないようであれば男の子、と判断されます。

では、いつ頃「性別」が判明するのでしょうか。

実は、妊娠したときから性別は決まっています
区別が出来るようになってくるのは、妊娠9週頃からといわれており、確認ができるのは、妊娠16週頃からになります。

しかし、希望した性別でないといった理由で中絶にいたることを防ぐ目的もあり、ママに告げられるのは、妊娠22週を過ぎた頃が多いようです。

「早く性別が知りたい」「産まれるまで内緒にしてほしい」という希望があれば、先に先生に話しておくとよいでしょう。

希望に応じて角度など気にして、エコーを見てくれます。
ただ、性別に関しては、必ずしも絶対性別がわかる、ということはありませんのでご注意ください。

赤ちゃんの股がエコーで見えず、医師から「肩幅が広いから男の子かな」と言われていたのに、分娩直前になって「女の子です」と言われたといったケースもあるようです。

超音波検査の種類

検査の種類は、一般的に「経腟法」「経腹法」が用いられます。

経腟法

腟内から超音波で子宮内を確認する方法です。
妊娠5週目~12週目頃までは、胎児が小さすぎるために、お腹の上からでは脂肪やほかの臓器があるため、しっかり識別しづらいので、より子宮に近い腟の中から確認を行います。

一般的に初診時に使われます。
子宮や卵巣の近くまで入れられるため鮮明な映像が見られるのが特徴です。

腟から棒状のプローブを入れるため、痛みを感じたり抵抗があるケースがあります。

経腹法

ジェルを塗ったお腹の上から確認する方法です。
妊娠12週目から分娩直前まで使用されます。

広範囲にわたり検査ができ、出産前まで診断できるのが特徴です。
「経腟法」とは違い、お腹の上からのため、痛みや抵抗はありません

経腹法と同時期から使用可能となる「カラードップラー法」も用いられます。
赤ちゃんの血流を赤、青などのカラーで見ることができる機械で、臓器ごとに異常がないか、細部にわたり確認することが可能になります。
この検査により、血液が正常に流れているかを知ることができます。

3Dエコー、4Dエコーとは

3Dと4Dとは、一般的なエコーと何がどう違うのでしょう。
「D」は「次元」を意味しており、一般的な2Dエコーというものは「2次元(平面的)」な映像ということです。

3Dエコー

3D は「3次元(立体的)」のことです。
つまり、お腹の赤ちゃんを立体的に静止画で見ることができます。

平面より立体になることで、赤ちゃんの顔や表情などがはっきりとわかります。
立体的に見ることで、実感がわきやすくなるため、お腹の中にいる記念に撮影を希望される方は多いようです。
しかし、赤ちゃんの向きや活動状況によっては、欲しい画像を撮影できないこともあります。

胎児の内臓や骨の発達状況を確認するには2Dエコーに軍配があがるようです。
そこで、定期健診は2D、記念として3Dを希望するといった使い方をする方もいます。

3Dエコーを導入している病院によって、かかる費用はさまざまです。
妊婦検診費用に含まれているケースもありますが、別途2~3,000円程度を支払うこともあります。

また、妊婦検診を受けていない病院で、3Dエコーのみを受ける場合は、病院によって設定している金額が異なります。
一般的に5,000~10,000円程度が多いようですが、事前に確認しましょう。

4Dエコー

4Dは「4次元」、立体に時間を加えたもので、リアルタイムに動いている様子が分かります。
赤ちゃんがお腹の中で動いている様子を録画できます。

実際に動いているので、腕や足を伸ばしたり、あくびをする様子などを撮影できることもあるようです。

4Dエコーも3Dエコー同様、妊娠の記念に希望する方が多いようです。

4Dエコーは体の形や性別がわかりやすいという特徴がありますが、赤ちゃんの向きによっては欲しい動画にならないこともあります。

4Dエコーを導入している病院は、3Dエコーを導入している病院より数が少なく、費用は高めです。

妊婦検診ではないので、自治体が配布する補助券を利用できません。
自己負担する金額は、病院によって異なり、大きく幅があります。
おおまかな目安では7,000~20,000円程度といわれていますが、希望する病院に事前問い合わせをするとよいでしょう。

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