【漢方薬剤師が教える】気持ちが落ち込むのは産後うつ?漢方での解決方法とは

皆さんこんにちは。
タクヤ先生こと杉山卓也です。

待望の赤ちゃんが生まれた!
それなのに気持ちは落ち込むばかり。

気力もやる気も出ずにこれって鬱病…?とお悩みのママさんへ。
今日はその正体と対策についてお話したいと思います。

産後うつって何?

出産後のホルモンの急激な変化に伴う自律神経の失調が最大の原因です。

産後うつの主な症状としては「何をするにもやる気、気力が湧かない」「精神不安定(イライラ、落ち込み)」「育児に対する無関心や自信がなくなってしまう」などが多く見られます。

誰にでも起こりうる産後うつですが問題なのは当人はもとより、生まれたばかりの赤ちゃんにも悪影響を及ぼす可能性があるということでしょう。

赤ちゃんはとても敏感です。
ママが憂鬱な気分でいたりイライラしているだけでもそれを察し、夜泣きなどの精神不安定な状態に繋がります。
また、場合によっては、発達障害に繋がることも有ります。

漢方薬が使えるの?

産後うつという性質上、ホルモンの失調のケアだけではなく出産で大きく消耗してしまった気血(エネルギーと血液)を補う必要があります。
この辺りは漢方の得意分野と言えるでしょう。

産後うつと言っても症状は人それぞれとなりますので大きく分類をしてみたいと思います。

①気持ちが上がらず、気力がなくずっと落ち込んでいる。
夜は不眠がちでふらつきなどを感じる。
母乳があまり出ない 
気血(エネルギーと血液)不足という病態です。
帰脾湯(きひとう)などで気血を補うと良いでしょう。

②気持ちが落ち着かずイライラが続く。
赤ちゃんを疎ましく感じたり何かと不満ばかりが口に出るようになってしまった
肝気鬱結(かんきうっけつ)という病態です。
加味逍遥散(かみしょうようさん)などで詰まってしまったエネルギーの循環を正してあげると良くなります。

③体が重だるく、ぼおっとする。回転するようなめまいを感じる。
気が重く、何をするにも億劫に感じる。
痰湿(たんしつ)停滞タイプという病態です。
温胆湯(うんたんとう)などで内臓に溜まって動きを止めてしまった水分の代謝を正してあげると良いでしょう。

コレ以外にも様々な分類が可能ですが、まずはこうした病態のタイプ分類が必要となります。

生活で注意できることは

特に多いのは「なぜ出産なんてしたんだろう」とか「子供を育てていけるのか」という精神不安定な状況から思ってしまい、産後うつが進んでいくケースです。

一人で抱え込まずご主人にも家事を含めたサポートをしていただきたいです。
それが難しい場合はご実家に帰って落ち着いて子育てができる環境を作るというのも大切です。

調子が悪い、気持ちが不安定というのは出産という大きな出来事により体も心も疲弊しているというのが最大の原因です。

まずは無理をしないこと、誰かに助けてもらう、という気持ちを恥ずかしいなどと思わないことです。

漢方の支えを使っていただくのも有効ですので是非専門の知識を持つ医療機関、薬局などにてご相談ください。

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