赤ちゃんの心音はいつから聞こえる?オススメの聴診器・アプリをご紹介

お腹の中に芽生えた小さな命の存在を実感できるのは、赤ちゃんの心音が聞こえたときではないでしょうか。
エコー(超音波検査)でも胎児の様子を見ることができますが、心音も胎児の健康状態をチェックする大切なポイントです。

いつ頃から赤ちゃんの心音を聞くことができるのか、とくにはじめてのママにとっては気になることだと思います。
そこで今回は、心音が確認できる時期オススメの聴診器やアプリ上手に心音をきくコツなどをご紹介します。

胎児の心音が聞けるのはいつから?

妊娠初期の赤ちゃんの心臓はとても小さいのですが、ママのお腹の中で一生懸命動いています。
元気に育っていることを実感したい、早く心音が聞きたいというママも多いと思いますが、いつ頃からはっきりと心音を聞くことができるのでしょうか。

心音が聞けるのは妊娠12週以降

妊娠初期は、羊水のまわりに羊膜という厚い膜があるため、胎児の心音はほとんど聞くことができません。

赤ちゃんの心音が聞こえるようになるのは、妊娠初期の終わり頃12週以降といわれています。

定期健診で、ママのおなかにジェルを塗り、プロープという機械をあてて超音波で子宮内の状態を診るとき、赤ちゃんの心音も聞かせてもらえます。
しっかりとした心音は赤ちゃんが元気な証拠
安定期に入る時期でもあり、心音を確認できるとひと安心ですね。

心拍は妊娠6週目頃から確認できる

心音が聞けるのは12週以降といわれていますが、心拍が確認できるのは6週目ごろからです。

妊娠の可能性が高くなると、病院ではエコー検査(超音波検査)を行い、心拍(心臓の動き)によって、赤ちゃんが子宮内で元気に育っているかどうかを判断します。

心拍が確認できるのは妊娠6週目頃が多く、確認できてはじめて妊娠が確定します。
また、心拍が確認できると流産や子宮外妊娠の確率が低下するといわれています。

この段階ではまだ心音を聞くことができませんが、心臓が動いている様子を見るとあらためて命を授かった喜びを実感できることでしょう。

心拍数と心音で赤ちゃんの健康状態をチェック

赤ちゃんの心拍、心音が確認できてから妊娠中期頃までは、4週に一度定期健診を受けることになります。
健診のたびに赤ちゃんの様子をエコーで見たり、心音を聞くことができ、赤ちゃんの成長を実感できます。

赤ちゃんの心拍数は、通常毎分120〜160回と言われています。
お腹の中で赤ちゃんが動くと一時的に心拍数が上がりますが、心音が聞こえたらどのくらいの速さか注意して聞いてみるとよいでしょう。
心拍数が落ちた状態が続くと流産の可能性もあるので、気になるときは遠慮なく医師に尋ねてみてください。

心拍数からわかる赤ちゃんの病気・症状

定期健診のたびに必ず赤ちゃんの心拍数をチェックするのは、お腹の中で赤ちゃんに異常が起きていないかを確認するためです。
これによって、赤ちゃんの病気の早期発見につながり、適切な治療を行うことができます。

心拍数からわかる赤ちゃんの病気や症状には、主に次のようなものがあります。

胎児頻脈性不整脈

赤ちゃんの心拍数が1分間に180回以上の状態が続いている場合は、胎児頻脈性不整脈が疑われます。
これは、心臓を動かす電気刺激の伝わり方に問題があり、起こると考えられています。
長く続くと赤ちゃんの胸やお腹に水が溜まったり、全身がむくむなどの症状が現れることがあります。

ただし、赤ちゃんの胎児頻脈性不整脈はエコー検査で確認できるので、早期に発見できれば、約80%が投薬治療によって改善されるという結果も出ています。
ですから定期健診とエコー検査はしっかり受けることが大切です。

胎児機能不全

赤ちゃんの心拍数が正常値より速すぎる、あるいは遅すぎるなど大きく乱れている場合、胎児機能不全の疑いがあります。
循環機能や呼吸にトラブルが起こり、赤ちゃんの酸素量が減ったり、胎内環境が悪化するなどの症状が懸念されます。

原因はさまざまですが、エコー検査やノンストレステストなどにより、赤ちゃんの心拍数に異常がないかを調べることで判明することがあります。
原因によっては治療でよくなる場合もあるので、胎児機能不全が疑われたときは、妊婦さんに入院してもらい原因を見つけるための検査が行われます。

また、胎児機能不全があると出産後の赤ちゃんに後遺症が残ることもあるため、出産中は分娩監視装置で心拍を確認し、エコーで赤ちゃんの動きや羊水量を調べます。
その結果、早めに赤ちゃんを出したほうがよいと判断した場合には、吸引分娩緊急帝王切開を行うこともあります。

子宮内感染症

子宮内感染症とは、膣の中にいる細菌が子宮へ移動し炎症を起こすことで生じる病気です。
子宮内感染症のひとつに絨毛膜羊膜炎があります。
これは細菌が赤ちゃんを包んでいる卵膜に感染し、子宮の入り口が柔らかくなるため破水が起こりやすくなります。

とくに赤ちゃんに感染してしまうと、胎児機能不全を引き起こす可能性もあるといわれており、注意が必要な病気のひとつです。

この症状が疑われた場合は、抗菌薬の投与で治療します。
分娩時、胎児心拍数モニターで赤ちゃんの様子がよくないと判断された場合は、緊急帝王切開に切り替えることもあります。

胎児心拍数モニタリングとは?

胎児心拍数モニタリングは、妊婦さんのお腹に陣痛計を装着し、赤ちゃんの健康状態を調べる検査です。

妊婦さんに異常がなく元気であっても、子宮内が正常な状態かどうかは妊婦さんの血圧測定や尿検査だけではわかりません。
できるだけ直接赤ちゃんの状態を観察するために、心拍数モニタリングが行われています。

ノンストレステスト(NST)

妊娠34週すぎに行われるのがノンストレステストです。
出産予定日が近づくと、赤ちゃんが出産に耐えられるかどうかを確認するため、徐脈や不整脈などが見られないかどうかを心拍数からチェックするもので、ほとんどの妊婦さんが経験するテストです。

検査は妊婦さんがリラックスして横になっている状態で行います。
赤ちゃんの心拍数がわかる場所とお腹の張りがわかる位置の2ヶ所にセンサーを装着し、20〜40分かけて、赤ちゃんが寝ているときと起きているとき、それぞれの心拍数をチェックします。

コントラクションテスト(CAT)

ノンストレステストで赤ちゃんの状態がはっきり確認できなかったときには、コンストラクションテストを行うことがあります。

コンストラクションテストでは、人工的に陣痛のような子宮収縮を起こし赤ちゃんにストレスを与えた状態で心拍数を計測します。

心拍数モニタリング結果の見方

心拍数モニタリングにより、心拍数や子宮収縮を波形で表すグラフが印刷され、子宮収縮に対して心拍数がどのように変化しているかをチェックできます。

赤ちゃんの心拍数の平均値は120〜160回ですが、1分間に180回以上に上がることを頻脈100回以に下がることを徐脈と言います。
頻脈や徐脈は赤ちゃんの状態を知らせる重要なサインです。
検査結果のグラフを検証すると、心拍数の変化がどのような状態を表しているのかを判断することができます。

一過性頻脈

陣痛曲線に合わせて心拍数が上がっている状態で、正常な心拍数です。

一過性頻脈の消失

陣痛曲線が上がっているのに一過性頻脈が現れない状態です。
一過性頻脈が消失する原因は、赤ちゃんが熟睡しているためと考えられています。
ただし、80分以上消失している場合は胎児機能不全の疑いもあるので注意が必要です。

早発一過性徐脈

陣痛に伴って赤ちゃんの頭が産道に圧迫されて起こる正常な反応です。
子宮収縮と同時に心拍数が緩やかに減少し、収縮が収まると心拍数も回復します。

遅発一過性徐脈

子宮収縮より遅れて赤ちゃんの心拍数が減少。
収縮が収まったあとに遅れて心拍数が回復していく状態です。

このケースでは、胎児機能不全で赤ちゃんが低酸素状態にあり、同時に一過性頻脈が消失しているとさらに危険な状態と診断できます。
分娩の進行状況によって、帝王切開吸引分娩などが行われることがあります。

自宅で心音を聞く方法

妊娠20週くらいになると、赤ちゃんがお腹の中で活発に動き始めるため、胎動を感じることができるようになります。
しかし、まだ胎動が感じられない時期は赤ちゃんが元気に育っているのかどうかわかりにくく、不安に思うママもいるのではないでしょうか。

定期健診ではエコーで赤ちゃんの様子を見たり、心音を聞くことができますが、自分でも心音を聞けたら安心ですしより赤ちゃんを身近に感じられますね。

今はインターネットなどで安価な聴診器を購入できますが、医師が使用している高度な医療用のドップラー聴診器に比べると、なかなか赤ちゃんの心音を聞くことは難しいようです。

とはいえ、自宅でも赤ちゃんの心音が聞きたい、家族にも聞かせたいというママも多いと思います。
そこで、自宅で手軽に赤ちゃんの心音が聞けるオススメ商品やアプリをご紹介します。

胎児超音波心音計「エンジェルサウンズ」

胎児超音波心音計 エンジェルサウンズ Angelsounds JPD-100SA 専用アプリと連動

超音波で赤ちゃんの心音を聞くことができる、家庭用ドップラーです。
妊娠12週目から使用でき、お腹にあてて付属のヘッドホンで聞くだけと、使い方もとても簡単です。
医療機器として認証されているので安心して使えます。

イヤフォンジャックがついており、ヘッドホンを2つまでつなぐことができるので、パパと一緒に赤ちゃんの心音を聞くことができます。
外部出力にも対応してるので、スピーカーにつないで家族みんなで聞いたり、録音機器につないで赤ちゃんの心音を録音することも可能です。

ローズマダム「心音ちゃんシングル」

ローズマダム 心音ちゃんシングル ピンク

心音ちゃん」は聴診器タイプで、妊娠7ヶ月頃から使えます。
聴診器をお腹にあてるだけで電池も不要ですし、リーズナブルなのもよいですね。

一人用、二人用タイプがあるので、パパとママで聞きたいときは二人用がオススメです。

「マイベイビーズビート」

マイベイビーズビートiPhoneやiPadのマイクを使って赤ちゃんの心音が聞けるアプリです。
赤ちゃんがお腹の中でパンチしたり蹴ったりする音も聞けるので、パパやママの楽しみもさらに増えそうです。

録音してSNSやメールなどでシェアするのも簡単。
480円とお手頃価格も嬉しいですね。

赤ちゃんの心音を上手に聞き取るコツ

赤ちゃんの心音は、環境や時間帯などによって聞こえ方が違います。
初めて自宅で心音を聞くときには、聞こえやすい位置やコツを知っておくとスムーズです。

聞こえやすい位置はどこ?

聴診器や心音計などを使う場合、あてる位置が大事です。

妊娠中期ならお腹の下のほうから聞こえることが多いので、おへその左下から少しずつ下にずらして、心音が聞こえるポイントを探してみましょう。
陰部に近いところで聞こえることもあるので、諦めずにトライしてみてください。

妊娠後期の場合は、胎動で蹴られる反対側のお腹(赤ちゃんの背中側)にあてると聞こえやすいという人もいます。

心音は空腹時に聞くのがオススメ

赤ちゃんの心音は大人より速く、1分間で150回くらいです。
場所によっては臍帯音や腸の音が聞こえることがあるので、心音以外の音が聞こえない状態や時間帯を選ぶようにしましょう。

食後すぐは腸の動きが活発になるので、空腹時に聞くのがオススメです。
できるだけ静かな部屋で横になり、お腹を触りながら赤ちゃんの背中側から聴診器をあてるとよいでしょう。

心音は赤ちゃんからの元気サイン

ママのお腹の中で、赤ちゃんが元気でいることを教えてくれるのが心音です。
スクスクと成長し、心音も胎動も力強くなっていくのを確かめることができるので妊娠期間中も安心ですね。
また、日々心音や胎動をチェックすることで、いつもと違う状況があったときにも早目に病院で診てもらい、適切な治療を受けることができます。

健やかな心音を聞きながら、赤ちゃんに会えるまでの日々も楽しくすごせそうですね。

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