ベビーカーは邪魔?迷惑がられないマナーとは?ベビーカー論争それぞれの意見

電車やバスの中でベビーカーを折りたたむべきか、そのまま乗ってもいいのかについては、しばしば論争が起こっています。
荷物が多いからできればベビーカーをたたみたくない…

でも満員の車内でベビーカーで場所をとると視線が痛い…
そんな状況を経験したことのあるママも多いのではないでしょうか?

この記事では、ベビーカー利用時のリアルな意見や周囲に迷惑をかけないように利用するためのマナー注意点、公共交通機関利用時のルール等をご紹介致します。

ベビーカーは邪魔?賛成派と反対派の意見とは

ベビーカーに関する意識調査では、電車内などではベビーカーを折りたたむべきと考える人が約1~2割いることが分かりました。

では、ベビーカーを邪魔だと思った瞬間とはどのような状況なのでしょうか。
ベビーカー利用に否定的な声と賛成的な声を集めてみました。

ベビーカーは邪魔だという人の意見とは

「ただでさえ遅れがちなバスや電車で、ベビーカーに子供を乗せたまま、なんとか乗降しようとする為、時間がかかって仕方がありません。

「子供がいるんだから当然」といった、我が物顔で乗車する人もいて、よく足元にぶつけられたり、靴を傷付けられたりすることもあります。交通機関を利用する時くらい、おんぶでも抱っこでも、努力するべきだと思います。」

「そもそもベビーカーの構造は電車内の利用を想定していない。現に、大手ベビーカーのホームページでは電車内の利用をしていないことを明記している。なぜ、正しくない利用方法を国が認めるのか。」

ベビーカーを邪魔だと感じる人たちは、混雑する電車やバス、エレベーターや狭い場所でベビーカーを折りたたまずに利用されるとイラッと感じているようです。

また、ベビーカーを使用する人の配慮のなさ当然と思っている態度にも腹を立てている意見が多くみられました。

ベビーカー利用者や賛成的な意見とは

「ベビーカーを畳んで乗車しなければならない、という考えは全く優しくないと思います。畳めない状況があること、どうしてもその時間の電車に乗らなくてはならないことがある、ということを忘れずに議論をして下さい。」
「ベビーカー優先のエレベーターに乗る時にはベビーカーの人が待っていたら降りるつもりで乗ります。私も経験がありますが、ベビーカーで乗りたくて待っていても満員で乗れず、誰も譲ってくれなくて何台も何分も待つことがあるんですよ。そりゃもう『ああまただ!エスカレーター使ってよ』と内心キレたものです。ベビーカー優先とかいてあったなら、誰かが降りなくてはいけないんです。健康で若い母親というだけで差別されるのはどういうことなのでしょう。車椅子の人が待っている時と同じですよ。ベビーカーではエスカレーターには乗れないし階段も上がれません。」

仕事や病院などの移動で、やむなく混雑する公共の場所でベビーカーを利用することもあります。
周囲に迷惑をかけていると自覚しつつも、社会の理解を得たいと思うのがママの本音でしょう。

また、持病の腰痛やお腹が大きい妊婦さんは、抱っこ紐を利用できません。

しかし、「子どもがいて大変だから」と言って周りへの配慮がない一部の人の行動が、悪い印象を与えることもあるようです。

公共交通機関でのベビーカーのルールは?


電車やバスをベビーカーで利用する際の明確なルールは、あるのでしょうか。

鉄道会社によっては、乗務員用のマニュアルを備えていたり、ホームページやパンフレット、車内放送でルールの呼びかけを行なっている所もあります。

折りたたまなくてOK!「ベビーカーマーク」とは

「ベビーカーマーク」とは、2014年3月に国土交通省が定めたベビーカー利用の安全性と快適性の向上を目的とした統一的なマークです。

現在では、ほとんどの電車やバスの優先席付近やドアに「ベビーカーマーク」が貼られています。

安全な使用方法であればベビーカーを折りたたまずに使用できることを表しています。

ベビーカーマークの認知度は低い

多くの公共交通機関に「ベビーカーマーク」が貼られているものの、マークの意味を理解していない人も多く認知度は極めて低いようです。

国土交通省が実施したベビーカーマークの認知度の調査では、「見た事はないし、意味も知らない」と答える人が約半数を占めていることが分かりました。
ベビーカー論争を鎮めるには、ベビーカーを利用する人と周りの人たちに対して「ベビーカーマーク」が意味する安全性や理解と配慮を十分に周知し浸透をさせていく必要があります。

必ず知っておくべき「子ども用車椅子」の存在

ベビーカーマークの認知が低いと前述しましたが、更に社会的認知度が低いのが「こども用車椅子」です。
ベビーカーのような見た目から、バギー用車いすとも言われています。

子ども用車椅子は、障害児医療的ケア児等の子ども達の足となって移動する手段として使用されています。

その見た目から一般的にベビーカーとして誤認されてしまうケースが非常に多く、電車用スロープや必要な介助をしてもらえなかったというママの声もあります。

障害児家庭には、無くてはならないこども用車椅子もベビーカーマークと同様に周知していく必要があります。

ベビーカー利用でも迷惑をかけないためのマナーとは?

鉄道やバス、商業施設ではバリアフリー化されている所が多く、ベビーカーや車椅子の方も気軽に利用できるようになりました。
しかし、「大変なんだから分かってよ!」と我が物顔で大きなベビーカーを電車の出入口に置いて塞ぐなど周囲への配慮のない人もいます

人が集まる場所でベビーカーを使用する場合は、邪魔だと思われないようなマナーが必要です。
では、周囲の人へどのような配慮が必要なのでしょうか?

混み合った時間を避けるようにしましょう

電車やバスなどの交通機関を利用する際は、なるべくラッシュ時間は避けるようにしましょう。
特に平日の通勤時間帯の満員電車は、ベビーカーで乗り込むと周りに迷惑をかけるだけでなく、ベビーカーに乗っている赤ちゃんにも危険が及びます。

仕事や病院などへ向かうため、どうしてもラッシュ時間を避けられない場合は止む終えません。

できれば少し時間をずらしたり、特急や快速電車の利用は避けるように心掛けましょう。

すぐに折りたためる小さめのベビーカーを利用しよう

最近のベビーカーは、赤ちゃんの安全性を重視し振動や衝撃、段差に耐えられるよう大きめに作られています。
しかし、混雑した満員電車に大きなベビーカをたたまずに乗車すると、スペースを取ってしまうので邪魔だと思われてしまいがちです。

どうしても満員電車の時間を避けることの出来ない場合は、折りたたみが簡単に出来る小さめのベビーカーを用意しておくと良いですね。

いざという時に抱っこ紐を用意しておこう

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やっぱり気まずい…!という場合は、ベビーカーをたたんで抱っこ紐にするという手もあります。

人気の高いエルゴ等の抱っこ紐は、丈夫で快適性と機能性も優れていますし、立ったままでも簡単に装着できます。

ママやパパに抱っこをされるので赤ちゃんも安心ですし、ベビーカーのようにスペースを取る事もありませんのでまわりへの配慮もバッチリです。

抱っこ紐をして片手に折りたたんだベビーカー、もう一方の手には荷物を持つようにすればスペースは抑えられます。

ベビーカーを安全に使用する

安全に使用し、赤ちゃんのトラブルを防ぐこともママとしてのマナーのひとつです。
日本の政府が掲げているベビーカーを使用する上でのルールは、下記の5つがあります。

(1)シートベルトの着用

子どもが動いて転落をしてしまう危険性があるので、肩と腰部分のシートベルトはしっかりと着用するようにしましょう。

(2)段差や隙間に注意

電車やバスに乗降する時は、段差や隙間にタイヤが挟まってしまう危険性があります。
子どもにも大きな衝撃を与えたり、転倒してしまう恐れもあるので足元に十分注意するようにしましょう。

(3)階段とエスカレーターの利用

多くの人が階段やエスカレータを使用すると急停止してバランスを崩し転倒してしまう場合があります。
ベビーカーを折りたたんで利用するか、エレベーターを使うようにしましょう。

(4)駆け込み乗車

駆け込み乗車は、ドアに挟まれたり転倒の恐れがあるので大変危険です。
次の電車やバスを利用する等、余裕をもって乗車するようにしましょう。

(5)ストッパーの利用

電車やバスは、急停止急発進の可能性があるので、ベビーカーのストッパーはきちんとかけて置くようにしましょう。
ベビーカーで交通機関を利用する時は、ただでさえ片身の狭い思いをしています。
決められたルールにきちんと従い、マナーを守って使用すればまわりの方も温かく見守ってくれるはずです。
赤ちゃんと一緒にお出掛けを楽しむためにも、周囲への配慮と思いやりを持って行動するように心掛けましょう。

ベビーカーにイラッとした時の考え方

混雑した場所で身動きが取れないなか、大きなベビーカーが乗ってきたらイライラしてしまう…という気持ちもわかります。

しかし、ベビーカーを使用している人も、わざわざ混雑した時間や場所に好きで利用しているわけではありません。
それでもイラッとしてしまう時は、相手の立場になってみるようにしましょう。

外国では当たり前!?

「私は今欧州に住んでおりますが、市バスにはベビーカーがそのまま入れられるスペースはあり(こちらのベビーカーはかなり大きいです)、電車でももちろん誰も迷惑に思いません。ベビーカーの子連れが堂々と公共機関を利用しています。アメリカでは、子連れだとドアを開けるのを手伝ってくれたり、何かと優先してくれます。今の日本人に欠けているのは、道徳です。人を思いやる心です。ベビーカーの子連れに非はありません。」

ヨーロッパやアメリカの諸外国では、社会全体で子どもを育てよう!という思いが強く、ベビーカーを利用していても邪魔だと思われません。

むしろ、助けが必要であれば、自発的にサポートをしてくれます。
日本に来た外国人が、優先席やマタニティマークを目にすると、その意味を聞いて驚くと言います。
障害者、高齢者、妊婦さん、小さな子ども連れに席を譲ったりサポートするのが当然だと思う外国人の方から見れば、今の日本の社会に驚いて当然かもしれませんね。

少子高齢化が問題になっている現在の日本社会こそ、海外をお手本にしたマインド改善が必要かもしれないですね。

ベビーカー論争に対する著名人の声は?

社会問題となっているベビーカー論争について、育児中の著名人の方も度々SNSやブログなどでコメントをあげています。

子連れで仕事をしているラジオパーソナリティの渡部郁子さんは「私たちが満員電車でベビーカーをたたまない理由」と題したブログ記事を上げています。
渡部さんは、ベビーカーだけでなく、車椅子の方や病気を持った弱者の方も安心して働ける環境作りのため、満員電車がなくなる取り組みを行っています。

満員電車がなくなればベビーカー論争も落ち着くかもしれませんが、互いに思いやりのある心をもつことも大切です。

もっと子育てをしやすい環境作りと思いやりを!

最近は、育児に積極的に参加するお父さんを「育メン」と呼んだり、法律が変わって男性でも育児休暇を取れるような世の中になってきました。

しかし、いくら法律を変えて制度を整えても、気持ちの方まで追いついていないのが現状です。

ベビーカー利用に対しても同様で、いくら「ベビーカーマーク」を導入しても邪魔だと思われてしまうこともあります。

確かに混雑した中のベビーカーはスペースを取ってしまうので、利用者にも配慮やマナーも必要です。

ベビーカー利用者と周囲の方の思いやり、お互いの理解を深めるような啓発、そしてもっと子育てをしやすい環境作りが「ベビーカー論争」の鍵となりそうです。

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