【妊娠1ヶ月】超初期症状?過ごし方は?【妊娠0・1・2・3週】

妊娠1ヶ月目は「妊娠超初期」と呼ばれる時期で、ほとんどの人が妊娠を自覚することはできません。

しかし妊娠を希望している女性にとっては、待ち遠しくソワソワする時期ではないでしょうか。

実は自覚症状がほとんどない一方、ママの身体の中では、さまざまな身体の変化が起こり始めています。

そこで今回は、妊娠1ヶ月という大事な時期の赤ちゃんの状態やママの状態、過ごし方などを紹介します。

妊娠1ヶ月っていつのこと?


生理が予定日に来なかったり、微熱や胸やけなどの妊娠初期症状があったりして「妊娠したかも」と病院を受診すると、すでに妊娠2ヶ月と言われ、不思議に思う人もいるのではないでしょうか。

妊娠1ヶ月とは、妊娠0・1・2・3週のことを言います。
ではいったい妊娠週数はいつから数えているのでしょうか。

妊娠週数の数え方

妊娠週数の数え方には、受精初日を1日目とする受精後胎齢と、最終月経初日を1日目とする月経後胎齢があります。

日本の妊娠週数の数え方は、後者の月経後胎齢です。
したがって、最終生理開始日が妊娠0週0日となります。

そのため着床するまでのおよそ3週間は、正確に言えば、妊娠している状態ではありません。

妊娠が発覚した時点で、最後の生理開始日までさかのぼって数えたものが妊娠週数となるのです。

また、出産予定日は最終生理開始日から280日(40週)の日とされています。

ただし予定日はあくまでも目安であり、人によって個人差が大きいでしょう。

出産予定日の前3週間~後2週間は正期産と呼ばれ、この期間内に赤ちゃんが生まれてくれば、とくに問題はありません。

受精~着床までのながれ

月経周期が28日の人なら、生理開始日から約14日後に排卵が起こります。

成熟した1つの卵子が卵巣から排出され、卵管へと進みます。
ここで精子とタイミングよく出会えれば「受精」の成立です。

受精卵は2個から4個、4個から8個と細胞分裂を繰り返し、1週間ほどかけて子宮に向かって移動します。

子宮にたどりつくころには、胚盤胞(はいばんほう)と呼ばれる状態にまで成長し、透明帯という膜が破れて孵化(ふか)すると、子宮内膜に根を生やして定着します。

これを「着床」と呼び、着床してはじめて母体と栄養素のやりとりができるようになります。

妊娠1ヶ月の赤ちゃんの状態は?

妊娠1ヶ月は、まだ受精卵が細胞分裂している段階です。

赤ちゃんは球体となっていて、赤ちゃんと呼べるような形にはなっていません。

そのためこの時期は、赤ちゃんのことを胎児ではなく「胎芽」と呼びます。

赤ちゃんの大きさはどれくらい?

妊娠1ヶ月の赤ちゃんはとても小さく、子宮内膜の中にあるので、超音波検査では確認できません。

受精卵の大きさは0.1mm程度で、妊娠3週目でやっと1mmほどに成長します。
体重はわずか1g程度しかありません。

妊娠4週目を過ぎると成長はどんどん進み、赤ちゃんを包む胎嚢(たいのう)が5mm以上になれば、超音波検査でも確認できるようになります。

お腹の中で赤ちゃんはどう成長している?

お腹の中の赤ちゃんの成長過程を週数別で解説していきます。

妊娠0週は生理中のため、まだお腹の中に赤ちゃんはいません。

妊娠1週目になると生理が終わり、排卵に向けて卵子が急成長を始めます。
そして1週目の終わり頃には、卵巣から卵子が飛び出し排卵が起こります。

排卵日前後の妊娠2週目に、卵子がタイミングがよく精子と出会うことで受精が成立。

受精卵は、細胞分裂しながら1週間ほどかけて子宮にたどり着き、子宮内膜に絨毛(じゅうもう)を張って着床します。

妊娠1ヶ月のママの状態は?

妊娠0〜1週目は通常の排卵前と変わりがなく、妊娠3週目にやっと着床が起こるので、妊娠1ヶ月のうちに自覚症状はほとんどありません。

ただし妊娠1ヶ月の終わりになれば、「妊娠超初期症状」と呼ばれる、この時期特有の症状が現れることも。

そこで、妊娠1ヶ月のママの身体とメンタルの変化を詳しく見ていきましょう。

体の変化は?

妊娠1ヶ月は、お腹が大きくなったり体重が増えたりといった目立った体の変化はまだありません。

しかし体内では、妊娠3週間ころの着床以降、目まぐるしい変化が起こっています。

女性ホルモンである卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)が多く分泌されることにより、赤ちゃんが過ごしやすいよう子宮内膜が厚くなったり、体温がいつもより高い「高温期」がつづいたりします。

妊娠超初期症状とは

「妊娠超初期症状」とは、妊娠0週~3週までの期間に現れる症状のことです。

しかし、この症状は誰もが経験するものではありません。

もちろん妊娠1ヶ月のうちからひどく妊娠の兆候が現れる人もいますが、思い返してみると「たしかにあれが妊娠超初期症状だったのかも」といった程度の人もいます。

個人差がありますので、参考程度に考えておきましょう。

  • 着床出血
  • 着床痛
  • 胸が張る・ちくちく痛む
  • 胃がむかつく
  • 身体がだるい
  • 熱っぽい
  • 頭痛がする
  • 味覚や嗅覚の変化

妊娠超初期症状は、症状の度合いや種類まで人によってさまざまです。

さらに通常であれば生理前に当たるので、生理痛に近い症状のものもあり、妊娠の兆候なのか生理前の症状なのかはっきりしないことも多いでしょう。

そのため、上のような症状だけで妊娠したかどうか判断するのは難しいかもしれません。

メンタルの変化は?

妊娠中は涙もろくなったり、イライラしたりと感情が変化しやすくなります。

これは妊娠ホルモンの影響なので、何もおかしいことではありません。
感情がコントロールできないときは、少し休憩して感情を整理し、自分と向き合ってみましょう。

妊娠1ヶ月のうちは、まだ妊娠ホルモンの影響はあまりありません。

しかし妊娠を確認できない時期なので、妊活をしている人にとって期待と不安が入り混じりストレスを感じてしまうことも。

焦らず、ストレスを溜めないよう心がけてくださいね。

妊娠1ヶ月でしておきたいことは?


妊娠1ヶ月は自覚症状が少なく、多くの人がまだ妊娠には気づいていません。
しかし妊娠はしていなくても、赤ちゃんの健やかな成長のためには、とても大切な時期なのです。

これから、そんな妊娠1ヶ月から始めておきたいことを紹介します。

葉酸の摂取はマスト

妊娠を希望している人なら耳にしたことがある人も多い葉酸
葉酸はビタミンB群の一種で、健康な身体を維持し、血液を増やすサポートするはたらきを持っています。

妊娠中のママは、赤ちゃんに優先的に酸素を届けようとするため血液が薄くなり、貧血になりやすい状態。

葉酸は血液を増やす作用があるので、妊婦さんの貧血防止に欠かせない栄養素の一つなのです。

また妊娠中に葉酸を摂取することで、赤ちゃんが生まれる前からもつ「先天性障害」になるリスクを大幅に下げることができる、という研究結果が明らかになっています。

日本でも、2000年に厚生労働省が葉酸を摂取するよう呼びかけ、現在では母子手帳にも葉酸の必要性が記載されています。

先天異常の多くは、妊娠直後から妊娠10週以前に発生し、とくに中枢神経系は妊娠7週未満に発生することから、早い段階から対策を取る必要があります。

とくに赤ちゃんの重要な器官が形成される妊娠1ヶ月以上前から妊娠3ヶ月の間には、推奨量の葉酸をしっかり摂取しましょう。

参考 厚生労働省:「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」

葉酸はどれくらい必要?

厚生労働省は、食品からの葉酸摂取に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日400μg(0.4mg)の葉酸摂取を勧めています。

しかし栄養補助食品であるサプリメントなどは、手軽に摂取できることから、過剰摂取につながる心配があります。

葉酸を過剰に摂取するとビタミンB12欠乏の診断を困難にする可能性があるので、1日の葉酸摂取量が1000μg(1mg)を越えないように注意しましょう。

つわりでムリなときはどうしたらいいの?

葉酸は、野菜や果物だけでなくレバーなどの動物性食品にも多く含まれています。

できるだけ食事から栄養を摂取することが望ましいですが、妊娠超初期からつわりに悩まされるごく少数の女性にとっては、食事をすることさえ難しいかもしれません。

葉酸は水に溶けやすく、熱に弱いので、調理中にほとんどが破壊されてしまいます。
そのため食事から十分な量を摂取することが難しく、厚生労働省は栄養補助食品のサプリメントからの追加摂取を推奨しています。

効率的に葉酸を摂取するために、サプリメントをうまく活用しましょう。

サプリメントの種類によっては、つわりでツライときでも飲みやすいよう、小さい粒であったり、臭いや味が気にならないよう作られているものもあります。

おすすめの葉酸サプリは「【妊婦さんにおすすめの葉酸サプリ10選】効果・成分・値段でランキング!


でチェックしておきましょう。

基礎体温を計ろう

妊娠をいち早く知りたい人は、ぜひ基礎体温を計りましょう。

女性の体温は、ホルモン分泌の変化によって、低温期高温期の2種類に分かれます。

  • 低温期…月経から排卵まで
  • 高温期…排卵日以降

基礎体温を計ることで、その変化から排卵日を予測することができます。

また着床して妊娠が成立すると、基礎体温は高温期が続きます。

生理の遅れだけで妊娠を確認するのはなかなか難しいですが、基礎体温を普段から計っておけば、変化が分かりすく、妊娠に気付ける可能性が高くなるでしょう。

測り方やグラフの作り方は「人気の基礎体温計を紹介!計り方やグラフの読み方もチェック


を参考にしてみてくださいね。

自分に合った産院を探そう

妊娠の可能性があれば、産婦人科で受診する必要があります。

しかし妊娠が発覚してから産院を探す場合、十分に時間が作れず、自分に合わない病院を選んでしまって後悔することも。
そうならないためにも、事前の下調べは大切です。

病院は、妊娠がしてから約10ヶ月という長い間定期的に通い、出産、産後といったママにとっても赤ちゃんにとっても大切な時間を過ごす場所です。

  • 医師の経歴や評判
  • 病院の雰囲気
  • 口コミや先輩ママの情報
  • 自宅からの距離
  • 施設の特徴
  • 分娩方法

以上のことを、時間があるうちにしっかりと調べておけば、焦らず自分に合った病院を探すことができるでしょう。

妊娠1ヶ月目で注意すべきこと


妊娠1ヶ月は、まだ妊娠が正確には確認できない時期です。

しかし、少しでも「妊娠したかも」と思った場合には、前もって自分の生活習慣を見直し、妊娠に向けた準備を始めるといいでしょう。

ここでは、妊娠1ヶ月目の女性が注意すべきことを紹介します。

薬の服用は注意が必要

妊娠1ヶ月の時点では、薬を服用しても胎児に影響はないとされています。

影響が出やすくなるのは、妊娠4週以降の妊娠初期です。

この時期は赤ちゃんにとって大切な器官や臓器、骨の形成が始まるので、薬の服用には注意しましょう。

妊娠の可能性があるとわかったタイミングから、自分の判断で薬を服用するのは控え、医師や薬剤師に相談すると安心です。

アルコールは控える

アルコールは、赤ちゃんの重要な器官が形成される妊娠初期に毎日大量に摂取すると、流産や死産の確率が高まったり、胎児の脳や身体に障害リスクを与えたりと、悪影響を及ぼします。

妊娠1ヶ月は妊娠しているかわからない状態なので、禁酒するのは難しいという人もいるかもしれません。

妊娠の可能性が高くなってきたら、徐々に飲む量や回数を減らしていきましょう。

参考eーヘルスネット:「胎児性アルコール症候群」

カフェイン

カフェインは、胎盤を通して赤ちゃんの身体に届きます。
そのためママがカフェインを多量に摂取すると、流産の可能性や、赤ちゃんが低体重で生まれてくる可能性があるのです。

妊娠がわかったら、できるだけカフェイン摂取を控え、ノンカフェインの麦茶やハーブティーを飲むようにしましょう。

最近ではデカフェのコーヒーや紅茶、日本茶もあるので、それらを試してみるのもオススメです。

参考 厚生労働省「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A 〜カフェインの過剰摂取に注意しましょう〜」

タバコには早産や流産のリスクも

妊娠している可能性があれば、ただちに禁煙しましょう。
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素には、血管を収縮させたり、酸素を取り込みにくくさせたりする作用があります。

ニコチンによって血流が妨げられると、赤ちゃんに栄養や酸素が届きにくくなり、胎児発達不全や早産や流産のリスクが生まれます。

赤ちゃんにとってタバコは毒でしかありません。

ママが喫煙しない場合でも、副流煙にも注意が必要です。
できるだけ身の回りの人にも協力を求めましょう。

参考 厚生労働省「たばことお酒の害から赤ちゃんを守りましょう」

ビタミンAの過剰摂取は奇形児の恐れ

妊娠中は、赤ちゃんに優先的に血液を送るため、貧血になりやすいです。

しかし「貧血対策のためにレバーを食べよう」と思っている人は注意!
レバーには、ビタミンAが豊富に含まれています。

妊娠1〜4ヶ月にビタミンAを過剰摂取すると、奇形児出産の可能性が高くなります。

レバーは貧血対策にはなりますが、毎日食べると過剰摂取になるので、注意してください。

妊娠1ヶ月目の過ごし方

母親になるための心構えをもとう

母親になるということは、新しい大きな責任を負うことになるので、ある程度の覚悟は必要となります。

しかし妊娠の可能性があるだけの段階では、「母親になる」という実感も少なく、実際に母親として何か行動する、というのはなかなか難しいかもしれません。

赤ちゃんの成長とともに、母親としての意識も成長させていけるといいですね。

まずは出産前から、かわいい赤ちゃんがいる生活をたくさん想像し、どんな環境でどのように育てていきたいかを存分に思い描いていきましょう。

マタニティウェアはいつから?

妊娠初期は、まだ体型が変わらないので、普段の服装を特別変える必要はありません。

さらに時間が経過し、お腹がふくらんできて、通常通りのファッションではお腹を圧迫するように感じてきたら、自分が楽な服装にシフトしていくといいでしょう。

産後も着られるようなおしゃれなマタニティウェアも豊富にあるので、お好きなマタニティファッションを楽しんでみましょう。

胎教はいつから?

胎教とは、胎児への教育のことを言いますが、教育といっても勉強を教える訳ではありません。

胎教には、いつから何をしなければならないといった決まりはありません。

お腹にいる赤ちゃんのことを思い、赤ちゃんのためによい行動をすることが「胎教」なのです。

まだ胎芽の段階の妊娠1ヶ月目では、パパとママが「赤ちゃんの誕生を心から待ち望んでいる」ということを伝えたり、パートナー同士でコミュニケーションをはかることが1番の胎教となるでしょう。

赤ちゃんが生まれてくる準備を始めよう!


妊娠1ヶ月は、妊娠しているかわからない状態なので、ドキドキする時期です。

わかるのはもう少し先なので、気にしすぎず、穏やかに過ごしてくださいね。

妊娠している可能性もあるので、自分自身の身体と向き合い、日々の生活習慣を見直し赤ちゃんが生まれてくる準備を始めましょう!

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