ベビーカーマークってなに?意味は?たたまなくてもOK?

「電車やバスでこのマークを見たことがあるけど、どういう意味なの?」

「赤ちゃんをベビーカーに乗せてお出かけしたとき、このマークがあるところでは使っていいの?いけないの?」

ベビーカーを使うママなら、一度はこの「ベビーカーマーク」に疑問を持ったことがあるのではないでしょうか。

この記事ではベビーカーマークの意味と、ベビーカーを使用しながら電車やバスに乗る際のマナーを詳しく解説します。

ベビーカーマークってそもそもなに?

 

社会のバリアフリー化が進んだことで、子供を連れて家族でのお出かけの幅もぐっと広がりました。

子育てしやすい環境が少しずつ整ってきています。

その一方、電車やバスでのベビーカー利用への苦情不満が原因で起こるトラブルも増加。

「電車やバスでのベビーカー利用を制限するべきかどうか」は賛成反対の意見が分かれる議論へと発展。

しかし各交通事業者各鉄道会社ごとに方針や取り組みが異なり、ベビーカーマークもばらばらで統一されていませんでした。

そんななか、統一のマークとして定められたのがこのベビーカーマーク

シンプルわかりやすいデザインのマークです。

このマークはベビーカー利用者が安心して利用できる場所や設備を表しています。

主にエレベーター鉄道やバスの車両スペースフェリーに貼られています。

国土交通省が設定した統一的なマーク

国土交通省はベビーカーを利用しやすい環境づくりに向け、議論を進めてきました。

そうして「ベビーカー利用に配慮する統一的なマーク」が設定され、「ベビーカー利用にあたってのお願い」も同時に設定されました。

「ベビーカー利用にあたってのお願い」

    <ベビーカーご使用の方は>

  • 周囲の方との接触や通行の妨げなど、ベビーカーの操作に気をつけましょう。
  • 困っているときは遠慮せずに手助けをお願いしてみましょう。
    <周囲の方は>

  • ベビーカー使用者には、温かい気持ちを持って接し、見守りましょう。
  • エレベーターがない場所での上り下りなど、手助けを申し出てみましょう。

原則としてベビーカー利用に対し苦情を訴えたり、「ベビーカー畳んで」とお願いしないように取り決められました。

※小型のバス車両などの畳まず乗車することが困難な場合を除く

ベビーカー使用禁止マークがあるところも

ベビーカーの使用を禁止する場所や設備を現す「ベビーカー使用禁止マーク」も設定されました。

主に、エスカレーター階段などに貼られています。

ベビーカーマークの認知度は?

「ベビーカーマークは実際どれくらい知られてるの?」
こんな疑問を感じる人もいるでしょう。


ベビーカーマークを「見たことがあり、意味まで知っていた」のはたったの17.4%

「ベビーカーマークを知らない」と答えているのは約60%と半数を超える結果に。

ベビーカーマークの認知度はまだまだ低いのが現状です。

ベビーカーマークの認知に向けて進む取り組み

国土交通省では、ベビベビーカーマークを見たことがあり意味まで知っている人の割合を、2020年までに50%まで高めるとする目標を設定し、ガイドラインを作成しています。

    ベビーカーマーク周知に向け行われている施策

  • 国土国交省が作成したバリアフリー関連の冊子にベビーカーマークを掲載
  • 期間を定めて車内広告などのキャンペーンを実施
  • 2017年度から新たに行われた施策
  • 首相官邸のメールマガジンでベビーカーマークについて配信
  • 政府広報・国土交通省公式ツイッターなどのSNSを活用した普及活動

こんなポスターを目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

ベビーカーマークがあってもママが気をつけるべきこと


「ベビーカーマークがあるのだから、畳まなくていい!」と言って、混雑している電車内に気遣いなく偉そうに入っていくのはNGです。

公共交通機関での正しいベビーカー利用方法を知り、自分も周りの乗客も気持ちよく過ご しましょう。

電車やバスが混んでいる時間帯をなるべく避ける

電車はみんなが使う公共交通機関だということを忘れてはいけません。
なるべく空いている車両を選ぶようにしましょう。

最近製改造された鉄道車両には車椅子スペースがあるので、空いていればそのスペースや優先スペース、優先座席付近に移動するのもよいでしょう。

また通勤ラッシュ帰宅ラッシュの時間は避けるように心掛けたいですね。

臨機応変な対応を!

子供が電車の座席に座っていたり、荷物が少ない時など余裕があるときは、なるべくベビーカーを畳むようにしましょう。

ちょっとした心がけで、周りの人から「車内できちんと気を使えているな」と思ってもらえるでしょう。

もちろん荷物が多いときにベビーカーをムリに畳むのは赤ちゃんにとって危険ですから、ムリに畳むことはありません。

大切なのは、周りの状況と赤ちゃんの様子に合わせて「臨機応変な対応を取ること」です。

持ち込めるベビーカーサイズに注意

ベビーカーマークが制定されたからといって、
どんなサイズのベビーカーでも持ち込んでよいというわけではありません。

交通事業各社では、無料で安全性を考慮し車内に持ち込むことができる手回り品のサイズが決められています。

たとえばJR東日本では「携帯できる荷物で、タテ・ヨコ・高さの合計が250センチ(長さは2メートルまで)以内で、重さが30キロ以内のものを2個まで」と基準が決められています。

車内への持ち込み可能なサイズを超える場合は、畳まずに乗車することができない可能性があるというころも知っておきましょう。

一番大切なのは、ベビーカー利用者と周りの「相互理解」


ここまでベビーカーマークとはどんなマークで、認知度はどのくらいか母親が電車やバスでベビーカーを利用する際に気をつけることは何かについて解説してきました。

統一したベビーカーマークと、電車やバスではベビーカーを畳まずに利用できる、というルールが設定されましたが、重要なのはベビーカがあってもなくても周囲に対して思いやりをもつことではないでしょうか。

こうしたマークをひとつの目安として、ベビーカー利用者と周囲、お互いが配慮しながら快適な車内空間を作り上げていきたいですね。

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