妊娠中のストレス、赤ちゃんに影響は?対策は?解決法まとめ

「妊娠してからイライラすることが多くなった…」
「イライラしすぎると、お腹の赤ちゃんに悪影響があるのでは?」

こんな不安をもつ妊婦さんは多いようです。

ストレスは健康によくないというのは、一般的によく知られていますが、赤ちゃんに与える影響があるのかは、ママとしては気になるところ。

「ストレスはよくないっていっても、イライラを止められない!」

というママは少なくありません。

この記事では、妊娠するとストレスを感じやすくなる原因や、赤ちゃんへの影響、オススメのストレス解消法について解説していきます。

妊娠中のストレスと上手に付き合って、お腹の赤ちゃんと過ごせる貴重な妊娠生活をもっと楽しく過ごしましょう!

妊娠中のストレスでよくある原因5つ


妊娠中にストレスを感じる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?

まずは多くの妊婦さんがストレスを受けやすい、5つの原因をご紹介します。

急激な身体の変化

出産に向けての準備で女性の身体は大きく変化し、お腹はせり出して体重も増加します。

中には、妊娠線が出てくるひともいます。

これは妊娠の継続が順調に進み、赤ちゃんがすくすく育っている証です。

適度な体重の増加は、産後赤ちゃんにきちんと授乳できるように身体が準備をしているからなのです。

適度な体重増加と体型変化は、健康な赤ちゃんを出産するために必要なこととは分かってても、体型維持にこだわりのある女性にとってはストレスの原因になるでしょう。

妊娠中に起こりやすいマイナートラブル

妊娠中にはつわり便秘腹痛頻尿肌荒れなどさまざまな身体の不調を感じる人が多いと思います。

不快な症状でも治療の必要がないものをマイナートラブルと言います。

治療が必要となるメジャートラブルと違い、つらくてもなかなか解決の糸口がつかめないこともあり、ストレスに感じる女性も多いでしょう。

出産への不安・プレッシャー

とくにはじめての出産の場合、難産だったらどうしよう?立派なママになれるかな?子育て資金は足りるかな?…と、出産やその後の子育てに不安や心配を抱えるものです。

漠然とした不安がぐるぐると駆け巡り、ストレスに繋がってしまうこともあります。

パパの言動

身体の急激な変化に戸惑ったり、マイナートラブルに悩まされたり…。

妊娠することでママの生活は大きく変化し、思い通りにならなくて不自由な思いをすることもたくさんありますよね。

女性は自分自信の身体が変化するため、ママになることを実感しやすいですが、男性は自分自身に変化があるわけではないので、パパになる実感が湧きづらいものです。

今まで通りパパが遅くまで仕事をしていたり飲みに行ったりしていると不満が爆発し、ストレスの原因になります。

妊娠中、パパから言われるとイラっとする言葉5選

パパからすると何気ない一言でも、妊娠中のデリケートなママの心にはグサリと突き刺さり、イライラの原因になります。

普段よりも思いやりのある話し方を心がけることが大切です。

ここでは、ママの妊娠中にパパが絶対言ってはいけない言葉をご紹介します。

「太ったね」

妊娠中はお腹が前にせり出し、体重が大きく増加します。

妊娠中の極端な体重増加は難産や妊娠線につながることもあるので注意が必要ですが、7kgから12kg程度の増加で多少ふくよかになるのは、当たり前のことなのです。

「太った」と言われて嬉しい女性はいません。
ふくよかになったことを、一番気にしているのはママ本人です。

嫌だと思っても「
元気な赤ちゃんを出産するため」と思って頑張っているので、わざわざ指摘してはいけません。

「ずっと寝てるね」

妊娠中はホルモンバランスが変化する影響で、普段よりも眠くなるママがほとんど。

眠いときはムリせずに眠ることが、ストレスを溜めないためには大切です。

眠いのにムリして起きているのは、おなかの赤ちゃんも悪影響になります。

いつもよりもママの睡眠時間が増えても「寝すぎ」と指摘するのではなく「ゆっくり休んでね」と優しい言葉をかけてあげましょう。

「つわり、大げさだね」

つわりでぐったりしてしまっているママに、「大げさ」は絶対に禁止ワードです。

「経験してないあなたに何がわかるのよ!」とママの逆鱗に触れてしまうでしょう。

つわりはまったく意識しなかった人から入院するほど重いひとまで個人差が大きいものです。

周囲の妊婦さんと比べないようにしましょう。

ママがつわりで寝込んでいたら優しく寄り添ってあげたり、家事を手伝ってあげてくださいね。

「仕事休めていいね」

ママだって、休みたくて仕事を休んでいるわけではありません。

元気な赤ちゃんを出産するという大仕事のために休んでいるのです。

赤ちゃんが生まれた後には、定時なんてない育児という24時間体制の仕事が待っています。

そのための準備もしているのに、「いいなあ」なんて言われると嫌味にしか聞こえません。

「この人は、出産後も育児に何も協力してくれないのかも…」とママを不安にさせてしまいます。

「男の子か…(女の子か…)」

「男の子が欲しい!」「女の子が欲しい!」という希望がある人もいるかもしれません。

赤ちゃんの性別を検査して、希望の性別じゃなかった場合、ついついがっかりしてしまうかもしれません。

しかしそれを言葉にしては絶対にダメです!

性別がどちらであれ、無条件に愛してあげることがパパとママの大切な責任です。

パパがあからさまにがっかりしているとママは「男の子だったら(女の子だったら)ダメなの?」と思ってしまうでしょう。

仕事

立ち仕事や長時間のデスクワーク、混雑時の通勤などでの疲労は、妊娠中の身体には大きなストレスになります。

肉体的なストレスだけでなく、「妊娠を理由に解雇されたら…」「今まで通りのペースで仕事ができない」「産休中の仕事の引継ぎ、どうしよう」といった精神的な不安も、ストレスの原因になります。

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妊娠中のストレスは、お腹の赤ちゃんにどんな影響があるの?


ママにとって一番心配なのは、自分のストレスが赤ちゃんに悪影響を及ぼしたら…ということですよね。

お腹の赤ちゃんは外からは見えない分自分自身への影響よりも、さらに心配になってしまうかもしれません。

ママのストレスはお腹の赤ちゃんにどんな影響があるのでしょうか。

赤ちゃんが栄養不足になる!?

ストレスを受けると、人の体はアドレナリンを放出し、外敵から身を守ろうとします。

このとき、血液は生きていくのに必要不可欠な心臓や脳といった臓器に優先的に送られ、それ以外の臓器は後回しにされます。

子宮も血液を送られる優先順位が低い臓器です。
ストレスを感じると子宮にまで十分な血液が送られなくなり、お腹の赤ちゃんが栄養不足になる可能性があります。

大きすぎるストレスは、切迫早産や早産を引き起こす原因になる可能性も

「早産」とは妊娠22~37週未満の時期に出産になってしまうことです。
「切迫早産」は、早産になる一歩手前の状態のことを指します。

切迫早産の主な症状はお腹の張りや下腹部痛出血破水などが挙げられるでしょう。

切迫早産のママ側の原因は絨毛膜羊膜炎妊娠高血圧症候群などさまざまな可能性が考えられますが、その一つがストレスと言われています。

ママ側だけではなく赤ちゃん側にも原因は考えられ、多胎妊娠羊水過多羊水過少などが可能性として挙げられます。

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赤ちゃんの精神疾患につながる可能性も

ストレスを感じるママの体内では、コルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌され、これは赤ちゃんの脳神経の発達にも影響を与える可能性があります。

子供が情緒不安定に陥りやすかったり、うつ病注意欠陥障害を引き起こす可能性もあるのです。

心配しすぎるとそれ自体がストレスに!考えすぎないことが大切

妊娠中のストレスが赤ちゃんにもたらす影響は、まだはっきりとは分かっていません。
あくまで「関係する可能性がある」という程度のものです。

「赤ちゃんに悪影響があるかも…」と心配しすぎると、それ自体がストレスになってしまいます。

あまり考えすぎず、いっそ「妊娠中はイライラするもの!」と開き直ってゆったり構えてしまいましょう。

どうしたら妊娠中のストレスを解消できる?オススメのストレス解消法5選!


それでは、妊娠中の我慢できないイライラはどのように乗り越えればよいのでしょうか。

オススメのストレス解消法を5つご紹介します!

体に負担をかけない

家事や仕事などを頑張りすぎて、体に負担をかけないようにしましょう。
とくに仕事は自分だけの問題ではないため、周りの人間関係や今後のことを考えてついムリをしてしまいがちです。

しかし忘れてはいけないのが「一番大切なのは赤ちゃんの命」ということです。

困ったことがあったら抱え込まず上司や同僚に相談したり、電車が混んでいる時間を避けて通勤したり、周りの協力を得ながら今までよりもペースを抑えて仕事できるとよいですね。

そして肉体的なストレスを軽減するためにまず行いたいのが、生活習慣の見直しです。

眠る時間と起きる時間を決めて、睡眠時間をたっぷりと確保しましょう。

食事の時間もなるべく一定にして、3食しっかり食べることが大切です。

体に負担をかけないようにして体調を整えると、精神的なストレスへの対抗力もついてきます。

親しい人と会話をする

気の置けない友人や家族との楽しい会話は、ストレス解消に効果的です。

不安なことや悩みがあるときも、信頼できる相手に自分のきもちを素直に吐き出してみましょう。

自分ひとりでモヤモヤを抱え込むよりも、言葉に出して伝えることできもちの整理がついてすっきりするかもしれませんよ。

適度に運動する

運動にはストレス解消効果があると言われています。

体調が良く、お天気のよい日にはウォーキングに出かけてみるのはどうでしょうか。

外の空気を吸って好きな音楽を聴きながらウォーキングするのは、気持ちがとてもリフレッシュされます。

またお風呂あがりのストレッチも、妊娠中に手軽に取り入れられる運動のひとつです。

ストレッチには疲労回復効果だけでなく、「しあわせホルモン」と言われるセロトニンを分泌する効果もあると言われています。

しかし注意しなければいけないのは、運動は「安定期に入ってから行う」ということです。

一般的には流産や早産の恐れがなく、合併症がない場合であるということが、妊娠中に運動するための条件とされています。

これらの自己判断はとても危険なので、運動を行う場合は必ず医師と相談するようにしましょう。

たまにはご褒美でおいしいものを食べる

妊娠中は赤ちゃんのためにいつも以上に栄養バランスを気にしなければなりません。

また妊娠中は体重が増えすぎなよう体重管理もしなければならないため、カロリーにも気を配って好きなものを我慢しているママも多いのではないでしょうか。

しかし妊娠中に限らず美味しいものを食べると、幸せでいっぱいになりますよね。

毎日ひたすら食事制限をするのでは、ストレスも溜まってしまいます。

週に一度、自分の大好物を食べてもいい日を決めてそれを楽しみにするのはいかがでしょうか。

ドラマや映画、お笑い動画を観て、思いっきり泣いたり笑ったりする

周りを気にせず笑ったり泣いたりして感情が大きく揺さぶられると、それまで感じていた悩みやイライラがとてもちっぽけに感じた経験はありませんか?

そうはいっても日常のなかで、そうそう感情を爆発させられるほどの出来事は起こりませんよね。

そこでオススメなのが、ドラマや映画などのDVDやお笑いの動画を見ることです。

感動系のドラマをみて、我慢せずに声を出してワーッと泣いたり、くだらないお笑い動画で涙が出るほど爆笑したりして、たまには感情を爆発させちゃいましょう。

妊娠中のストレスと上手に向き合って、充実したマタニティライフを送りましょう!


妊娠中は不安な気持ちになったりイライラしたり、どうしてもストレスが溜まりやすい時期ですが、お腹の赤ちゃんと一緒に過ごせる時間は10ヶ月しかありません。

どうしてもストレスによる赤ちゃんへの悪影響が心配になってしまいますが、考えすぎはそれがストレスになり本末転倒です。

「妊娠中だけの期間限定のイライラなんだから」とどっしりと構え、お腹の赤ちゃんが元気に生まれてくることだけを考えましょう。

パパや友達、職場の同僚などの協力と理解を得ながら、ストレスを上手に解消することができれば、きっと一生忘れられない充実した10ヶ月間になりますよ。