【生後10ヶ月】の赤ちゃん、成長や注意点は?

10ヶ月の赤ちゃんは、ハイハイやつかまり立ちなどができるようになり、遊びの幅や行動範囲が広がります。

人を区別できるようになるため、後追いをする子もいるでしょう。

この記事ではそんな生後10ヶ月の赤ちゃんについて、体重や離乳食の目安、遊び方などを紹介します。

生後10ヶ月の赤ちゃんの成長について

ハイハイができるようになり、つかまり立ちができる子も増えてきます。
なかにはつたい歩きができる子もいるでしょう。

パパとママなど人を区別できるようになり、後追いをはじめる子もいます。

ママが見えないと泣いてしまう、トイレまで付いてくるなど、ママは大変だと感じることが多くなるかもしれません。

指先が発達し、引き出しをあけたりシールを剥がしたりする子もいます。
赤ちゃんの手が届くところに危険なものを置いていないか、再度チェックしましょう。

短期記憶や予測する力も発達するので、おもちゃを隠すとさがしたり、いないいないばあを楽しめるようになります。

身長や体重はどれくらいになる?

男の子 身長:68.4~77.4cm
体重:7.34~10.59kg
女の子 身長:66.5~75.6cm
体重:6.86~10.06kg

参照:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」

運動量が増え、体重の増加は緩やかになります。
体重が低下しておらず、成長曲線のカーブに沿って成長していれば問題ないとされていますが、心配なときはかかりつけ医に相談しましょう。

どれくらい寝るようになる?

1日2回だったお昼寝が、1日1回になる子が増えてきます。

その分、夜にぐっすり寝てくれる子もいれば、反対に夜泣きが始まる子もいるでしょう。

夜泣きをすると、ママは休めずとても大変です。
夜泣きの原因は日中の強い刺激体内時計の乱れ、添い乳などだといわれています。

以下の方法が、解消法として効果が期待されていますので、参考にしてください。

  • 刺激となるテレビなどは、寝かしつける2時間前には消す
  • 生活リズムを整え、毎日同じ時間に寝起きする習慣をつける
  • 添い乳以外の方法で寝かしつけをする
  • 場合によっては夜間断乳をする

ただそれでもやっぱり夜泣きしてしまう子もいます。

夜泣きは赤ちゃんのからだが発達する過程で、どうしても起こりがちなものなのですが、どの赤ちゃんもいつかは夜泣きを卒業します。

あまり心配しすぎずに赤ちゃんと向き合い、どうしてもイライラする場合は、赤ちゃんから少し離れて一呼吸置くなどして乗りきりましょう。

授乳量や回数はどうなる?

生後10ヶ月の赤ちゃんは、離乳食が1日3回になるので、おっぱいやミルクからとる栄養は全体の3割~5割程度です。

栄養の中心が離乳食となり、母乳やミルクは回数や量が減っていきます。

母乳育児の場合

離乳食の回数が増えるので、授乳回数は減る傾向にあります。

目安としては、3回の離乳食後と午前中、午後、寝る前に1回ずつなど計5~6回程度です。

ただ夜泣きが始まる時期でもあるので、夜泣きで頻回授乳になる子もいます。

ミルク育児の場合

ミルクのパッケージにかいてある量を、目安にしてください。

体調や食欲、離乳食の進み具合などに個人差があるため、作った分をすべて飲ませる必要はなく、欲しがる分だけ飲ませてあげるとよいようです。

参照:明治ほほえみクラブ

離乳食は3回食に

離乳食後期(9~11ヶ月)の赤ちゃんは、食事のリズムを大切にして3回食に進めていくのがよいとされています。

上のあごと舌でつぶせない食べ物を、歯茎でつぶすことを覚える時期です。

そのため歯茎で押しつぶせる固さ(指でつぶせるバナナくらいが目安)の離乳食がよいようです。

食事量の目安は、以下の通りです。

  • 全がゆ90~軟飯80g
  • 野菜・果物30~40g
  • 魚15~20g、または肉15~20g、または豆腐50~55g、または全卵1/2~2/3、または乳製品100g

あくまで目安なので、食欲や成長、発達に合わせて調整してくださいね。
母子手帳に掲載されている成長曲線を記入し、確認するとよいようです。

また目と手と口の協調運動である、手づかみ食べをさせた方がよいとされています。

赤ちゃんが自分で食べたがっている様子があれば、手づかみ食べしやすい食事を用意してあげるといいですね。
エプロンをつける、テーブルの下に新聞紙を引くなど汚れてもよい環境をつくりましょう。

参照:厚生労働省ホームページ「授乳・離乳の支援ガイド3離乳編」

1日3回子どもの食事を作り、食べさせて(または手づかみ食べして)、片付けをするとママも体力・気力を使うので大変です。

しんどいときはベビーフードフリージング(冷凍保存)を活用するのがおすすめです。

離乳食の進め具合や栄養面など不安がある場合は、自治体や子育て支援センターなどで、相談できる機会を設けていることもあるので、問い合わせてみてください。

排泄について

目安として1日のおしっこの回数は10~16回、うんちは2~10回ほどです。

離乳食が進むにつれて、大人のような形のあるうんちになっていきます。

参照:ユニ・チャームサイト「うんち2」

生後10ヶ月の発達・特徴

生後10ヶ月になるとはいはいができるようになり、つかまり立ちができる子も増えてきます。

なかには「パパ」「ママ」など意味のある単語を発することができるようになる子もいるようです。

ただまだ言葉が話せない子が大半です。

参照:厚生労働省サイト「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」

生後10ヶ月の予防接種や検診は?

生後10ヶ月の乳児検診や予防接種について、確認しましょう。

生後10ヶ月の乳児検診はある?

乳幼児健診の回数は自治体によって異なります。

定期健診としてどの自治体でもおこなわれるのは、4ヶ月、1歳半、3歳の検診です。

そのため定期健診はありませんが、自治体によっては公費で10ヶ月検診を受けることができます。

お住まいの自治体がいつ乳幼児健診をおこなっているのか忘れてしまった場合は、チェックしてくださいね。

予防接種について

日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール通りに進めている場合、新たに摂取する予防接種はありません。

予防接種スケジュールを参考にして、摂取間隔が十分に空いているのに摂取していないものがあれば、医師と相談し受けておきましょう。

予防接種法で定められている予防接種対象年齢をすぎると自費になるので、気をつけてください。

参考:サイト日本小児科学会が推奨する予防接種スケジュール

生後10ヶ月のお世話のポイント

生後10ヶ月の赤ちゃんのお世話をするうえで、押さえておきたいポイントを、紹介します。
ぜひ参考にしてください。

10ヶ月のお風呂は危険がいっぱい

赤ちゃんは、普段目にしないものに興味しんしんです。
まだまだ気になったものは手に取り、口に入れてしまいます。

つかまり立ちができるようになると、今までより高いところに手が届くようになるので、シャンプーや石鹸などのお風呂用品をおく位置を、再検討する必要があります。

お出かけするときに気を付けたいこと

10ヶ月の赤ちゃんは、公園で遊べるようになります。

ママと一緒にブランコや滑り台をしたり、木や花を見たり触ったりすることは、よい刺激になるでしょう。

またたくさん遊ぶことで、離乳食の食べがよくなったり、ぐっすり眠ってくれやすくなるというメリットもあります。

しかし赤ちゃんの肌は刺激に弱いので外遊びするときは、紫外線に気を付けたいです。

デリケートな肌を守るために、以下の点を参考にしましょう。

  • 帽子をかぶる
  • 季節によっては長そでなどで肌を隠す
  • 日焼け止めを塗る
  • 紫外線の強い時間帯を避ける

参照:環境省「紫外線対策マニュアル2015」

服装はどういうものがいい?

10ヶ月の赤ちゃんに着せる、服のサイズの目安は70~80、靴下の目安は9~12cmです。

赤ちゃんの体型や体格に個人差があるため、あくまで目安とし、赤ちゃんに合ったサイズを選んでくださいね。

つかまり立ちやハイハイなど動きが活発になるので、服が大きすぎるとつまずきなど怪我の原因になることがあります。

「すぐ成長するので、もったいない」という気持ちもありますが、なるべくぴったりのサイズを選ぶと安心です。

春・秋

室内にいるときは、かぶり式のボディ下着+セパレート+ベストで調節できるようにしましょう。

お出かけのときには、かぶり式のボディ下着+セパレート+靴下・帽子+ジャケットなどはおりもので調節するのがオススメです。

 

室内にいるときはランニングボディ下着+セパレートで十分です。(セパレートの生地によっては下着なしでも)

お出かけのときにはセパレート+帽子+薄手のはおりもので調節しましょう。

エアコンやUV対策として、薄手のカーディガンなどを持っていると安心です。
また通気性や吸水性のいい、ガーゼなどの生地がオススメでしょう。

 

室内にいるときはかぶり式のボディ下着+暖かいセパレート+ベストで調節します。

お出かけのときは、かぶり式ボディ下着+暖かいセパレート+手袋・帽子・靴下+ジャンプスーツなどが便利です。

地域によって気候が異なるため、ここでのオススメはあくまでも参考にしながら、赤ちゃんの様子に合わせて洋服を調節してください。

歯磨きの習慣をつけよう

個人差はありますが、前歯はおよそ6ヶ月~1歳ごろに生えてきます。

日本小児学会では、乳歯が生え始めたら、歯磨きを習慣づけることが推奨されています。

最初はガーゼや綿棒で清拭し、慣れてきたら1、2回乳児用の歯ブラシで触るなど、歯に触れられることに慣れることからはじめます。

歯磨きに慣れてきたら、毎食後食べたら磨くことを習慣づけるとよいようです。

参照:日本小児歯科学会「子どもたちの口と歯の質問箱」

生後10ヶ月の遊びは?脳を育てるには?

10ヶ月の赤ちゃんは出たり消えたりするものを観察し、探したり行動を予測したりできるようになります。

そんな赤ちゃんにおすすめな遊びは、「いないいないばあ」です。

顔を手で隠してぱっと出すオーソドックスなものだけでなく、カーテンや物陰からでてくるバージョン、変顔バージョンなども喜ぶ子が多いですよ。

脳を育てるには、五感を刺激してくれる絵本もおすすめです。

厚紙の自分でめくれる絵本や破れない布絵本、音がでる絵本などもあります。
図書館なら無料で借りられます。
色々な絵本を読ませてあげるといいですね。

また10ヶ月の赤ちゃんは、まねっこが上手です。

ママやパパの「ぱちぱち(拍手)」「バイバイ」「ばんざい」などの真似ができるようになるので、まねっこ遊びにチャレンジしてみましょう。

すぐできる子もいれば、数ヶ月後に急に真似しだしたという子もいます。
勉強という雰囲気ではなく、焦らず楽しく、おこなってみてはいかがでしょうか。

生後10ヶ月で注意したいこと

生後10ヶ月の赤ちゃんは、好奇心旺盛でいたずらが増えてきます。

気になる物に手を伸ばしたり、行ってはいけないところへ行こうとするので怪我防止対策がかかせません。
コンセントや階段などには、事故防止グッズを設置するようにしましょう。

また移動範囲や手の届く範囲が増えると、誤飲事故のリスクも大きくなります。

大きさが32mm以下の物は与えないようにし、手の届く場所に置かないよう気をつけましょう。

アイロンやストーブ、炊飯器やポットなどを触ってしまうことで火傷をする、という事故も起きているようです。

赤ちゃんはまだ、何が危険で何が安心か判断がつかないので、家族が守ってあげてくださいね。

参照:消費者庁「子どもを事故から守る!プロジェクト」

10ヶ月の赤ちゃんは一緒に遊ぶのが楽しみ

10ヶ月の赤ちゃんはハイハイが上手にできるようになり、つかまり立ちができる子も増えます。

言葉も理解し始め、中には単語を発せる子もいます。
人の顔を区別できるようになり、短期記憶も発達してくるので、真似っこやいないいないばあなどで一緒に遊ぶのも楽しいですね。

発達には個人差があるので、できないことがあっても問題ありません。
どうしても心配なときは、かかりつけ医などに相談してくださいね。

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