ミルクアレルギーの粉ミルクは?症状や原因は?どうしたらいい?

ミルクは、赤ちゃんにとって、唯一の栄養源です。

もしも、赤ちゃんにミルクアレルギーの症状があらわれたら、どうすればいいのでしょうか?


「どんな症状がアレルギー反応なの?」
「アレルギーって治るの?」
「母乳や牛乳は大丈夫?」

気になることはたくさんあるでしょう。

ここではミルクアレルギーの原因や症状、対処法についてまとめました。

正しい知識を覚えて、子育てに役立てましょう。

ミルクアレルギーってなに?発症する時期って?

ミルクアレルギーは、500人にひとりの割合で発症するといわれている、粉ミルクに含まれるたんぱく質がアレルゲンとなっておこる反応です。

アレルゲンは牛乳と同じですが、粉ミルクや母乳育児中におこるアレルギーを、一般的にミルクアレルギーとよびます。

1歳未満の赤ちゃんがもっとも多く、そのほとんどは生後3ヶ月以内に症状があらわれるようです。

ミルクを飲んでから、数分でアレルギー反応が出ることもあれば、数時間たってから症状があらわれることもあります。

参照:秋山こどもクリニック「赤ちゃんのミルクアレルギー」

ミルクアレルギーの症状とは?

もしも赤ちゃんがミルクアレルギーになると、どのような症状が出るのかみていきましょう。

  • 嘔吐
  • 発疹
  • 下痢
  • 血便
  • 発熱

上記は、アレルギー反応としてよくみられる症状です。
授乳が終わったら、注意深く赤ちゃんの様子を見ましょう。

ただし必ずこれらの症状が出るわけではなく、症状の強さにも個人差があります。

赤ちゃんは、アレルギーではなくても、このような症状が出ることがあるので、判断が難しいケースもあるでしょう。

ミルクの吐き戻しや、顔や体にできる乳児湿疹、とつぜんの発熱などは、育児するママにとっては日常茶飯事です。
赤ちゃんのゆるいウンチは、下痢との見分けがつきにくいこともあります。

「おかしいかも」と感じたら、自己判断せずに、小児科を受診して診察を受けることが重要です。

ミルクアレルギーの危険な症状とは?

アレルギー反応が強いと、アナフィラキシーショックをおこし、命に関わる危険性もあります。

授乳後の赤ちゃんに、呼吸困難や血圧低下によるショック状態、意識障害などの症状があらわれたら、すぐに医療機関を受診しましょう。

ミルクアレルギーの原因は?

ミルクアレルギーのアレルゲンは、カゼインβ-ラクトグロブリンというたんぱく質で、これは牛乳にも含まれる成分です。

ミルクアレルギーは、赤ちゃんの腸が未発達で、カゼインやβ-ラクトグロブリンを消化しきれないために起きることから、新生児・乳児消化管アレルギーともいわれます。

両親にアレルギーがある場合は、赤ちゃんに遺伝する可能性もあるでしょう。

病院での治療方法って?

ミルクアレルギーの疑いで病院を受診すると、血液検査や負荷試験、皮膚テストなどをおこない、アレルギーの診断をします。

カゼインやラクトグロプリンに対する、アレルギー抗体を測定するのです。

検査結果が陽性なら、必要に応じ、粉ミルクの使用を中止して、アレルギー用の粉ミルクに変更します。

赤ちゃんの月齢が低い場合は、正しい検査結果が出ないこともあるので、検査をしないケースもあるようです。

アレルギーの数値や症状の重さによって、医師の判断や対処も変わります。

母乳は大丈夫?

粉ミルクでアレルギーが出ると、母乳は大丈夫なのか気になるママもいるでしょう。

ミルクアレルギーでも、基本的には母乳を与えても大丈夫です。

母乳にも、ミルクアレルギーのアレルゲンであるカゼインが含まれていますが、量が少なく分子サイズも小さいために、母乳でアレルギー症状がでるケースは少ないといえます。

ママの食事の影響は?

粉ミルクではなく、母乳育児でアレルギー症状が出た場合、ママが口にした牛乳などのたんぱく質が、母乳に混ざっている可能性があります。

ミルクアレルギーと判断されると、原因である牛乳や乳製品を完全除去するか、制限を踏まえた食生活の改善が必要です。

食事の制限が難しい場合は、アレルギー用の粉ミルクを使用することもあります。

参照:オーソモレキュラー医学ジャーナル「Milk Protein Allergy in Breastfeeding Infants(授乳中のミルクアレルギー)」

ミルクアレルギーは治ることもある?

ミルクアレルギーは、成長により治ることもあります。

消化器官や代謝能力の向上とともに、症状が改善するため、日本国内の例では、3歳になるまでに約6割の子どもが、自然とアレルギー反応を起こさなくなるようです。

離乳食がはじまったら、医師と相談して、徐々に食べられる量を増やしていくといでしょう。

状況によっては、アレルギー用のミルクを使うなど、早めに対策することも大切です。

参照:日本小児アレルギー学会「食物アレルギー診療ガイドライン2016ダイジェスト版」

ミルクアレルギーは予防できる?

パパやママ、赤ちゃんの兄弟にミルクアレルギーがあれば、生まれてきた赤ちゃんもミルクアレルギーになる可能性があります。

「アレルギー症状が出たらどうしよう…」と思いながらミルクをあげるのは、ママにとっても精神的にツライものです。

その場合は、最初からアレルギーに対応した粉ミルクを使用することで、ミルクアレルギー発症のリスクを抑えることができます。

その場合も自己判断せずに、担当の先生に相談してから決めることが大切です。
不安や心配を少しでも減らして、育児にのぞみましょう。

アレルギー用の粉ミルクって?

アレルギー用ミルクとは、ミルクアレルギーをもつ赤ちゃん用のミルクです。
アレルギー物質である、たんぱく質を低分子化することで、アレルギーを抑えます。

大きく分けて3つの種類あるので、症状によって使い分けましょう。

加水分解乳

一般的なアレルギー対応のミルクで、カゼイン加水分解乳乳清加水分離乳があります。

たんぱく質の大きさや分子量にも違いがあるので、アレルギーの度合いに合ったミルクを選ぶ必要があります。

アミノ酸乳

アレルゲンとなるたんぱく質を、アミノ酸レベルにまで分解したミルクです。
大豆アレルギーや、アレルギーの症状が重い赤ちゃんに使用しますが、長期の使用は肝臓に負担がかかります。

価格も高めで経済的な負担も増えるので、症状の改善がみられたら、ほかのアレルギー用ミルクに切り替えましょう。

大豆乳

大豆たんぱく質を使ったミルクです。

ミルクアレルギーの赤ちゃんに使用しますが、大豆アレルギーがあると使えません。

アレルギー用のオススメ粉ミルク6選

ミルクアレルギーの赤ちゃんに使用する、アレルギー対応の粉ミルクを厳選して紹介します。

明治ミルフィーHP

明治ミルフィーHP 850g

価格(税抜) 3,100円
内容量 850g

サラサラとして扱いやすいのが特徴です。

特別用途食品のミルクアレルゲン除去食品・無乳糖食品として、厚生労働省の認可を受けているため、安心して使用できます。

森永 乳たんぱく質消化調製粉末ニューMA-1

森永 ニューMA-1 大缶 800g

価格(税抜) 3,800円
内容量 800g

大豆成分、卵成分、魚成分を含まないミルクです。

母乳に近い浸透性が特徴なので、赤ちゃんの飲みやすさを優先したいママにもオススメでしょう。

森永乳業 MA-mi

森永 MA-mi 800g

価格(税抜) 3,100円
内容量 800g

カゼイン消化物と乳清たんぱく質消化物を、母乳と同じ比率で配合しています。

溶けやすく飲みやすい味が特徴で、できるだけ母乳にちかいものを与えたいママにオススメです。

和光堂ボンラクトi

ボンラクトアイ 360g

価格(税抜) 1,000円
内容量 360g

大豆たんぱく質を用いたミルクです。
粉ミルクや牛乳の代用品として使用できます。

価格と内容量がほかの製品よりもひかえめなので、試しにアレルギー用ミルクを使ってみたいというママにも、オススメでしょう。

ビーンスターク ペプディエット

価格(税抜) 1,700円
内容量 350g

母乳に近い浸透性で、赤ちゃんの体に負担をかけません。
顆粒状で溶けやすいので、すばやく調乳できます。

明治エレメンタル フォーミュラ

明治エレメンタルフォーミュラ スティックパック 17g×20本

価格(税抜) 2,950円
内容量 17g×20

アミノ酸ミルクで、ミルクアレルギーだけでなく乳糖不耐症やガラクトース血症の赤ちゃんでも安心して飲めます。

 

アレルギー症状には冷静に対処しましょう

子どもにアレルギーの反応があらわれたら、慌てずに病院で診察を受けましょう。

ミルクアレルギーは、正しく対処すれば、成長とともに治ることがほとんどです。
自己判断せずに、病院の先生と相談して、アレルギー用のミルクを使用したり、食生活の見直しをしていきましょう。

この記事が赤ちゃんのミルクアレルギーに悩むママの参考になればうれしいです。

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