【1歳半】の成長はどれくらい?健診は何をするの?

1歳半の子どもは、運動機能がとても発達してきます。

歩きはじめるのが早かった子は、歩くスピードが上がって来るので、行動範囲も広がるでしょう。

また、精神面も大きく発達し、イヤイヤ期が始まる子もいるようです。

しかし、なかには周りの子と比べて「うちの子、ちゃんと成長できているのかな?」と気になる瞬間が出てくることも。

1歳半健診では、子どもの成長についてどんなところを見るのでしょうか。

ここでは、1歳半の子どもの成長と健診の内容について詳しく説明します。

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1歳半の子どもの成長について


身長の伸び方は、1歳をすぎると緩やかになっていきます。
そのため、身長が伸びるペースが遅くても心配することはありません

1歳をすぎると、運動量や食事量が増えます。
体重は子どもの運動量や食事量によって変わるので、平均でなくても気にしなくて大丈夫です。

体重が減ったり、食欲がないなどの心配がある場合は、医師に相談しましょう。

身長や体重はどれくらいになる?

1歳半の子どもの、平均身長と体重目安です。

男の子 身長:75.6~85.9cm
体重:8.70~12.47kg
女の子 身長:73.9~84.2cm
体重:8.05~11.77kg

お昼寝は1回にして夜の睡眠リズムをつける

1歳半の子どもは、お昼寝を含めて12~14時間の睡眠が必要です。

夜にしっかりと睡眠できるよう、お昼寝を1日1回にましょう。

お昼寝の前には、たくさん遊んで眠気をコントロールしたり、昼でもカーテンを閉め、電気を消して暗くすることで眠気を誘いましょう。

夜泣きや夜寝なかったり起きてしまうとき

子どもが夜泣きしたり寝ないときは、さまざまな原因があるといわれています。

昼間に遊び足らず体力が余っているのも、原因のひとつです。
たくさん遊んで、しっかりとした睡眠につなげましょう。

夕飯やお風呂の時間を、いつも決まった時間にすると、生活リズムが付くので、子どもは寝やすくなります

また、子どもはママやパパの生活に、影響を受けやすいようです。
ママやパパが遅くまで起きていると、子どもの生活も夜型になります。

寝る時間を合わせるのが難しいときは、添い寝をしましょう
添い寝をすると、子どもの気持ちが落ち着き、夜泣きも減るといわれています。

卒乳はしなくても大丈夫

1歳半になると、食事のほとんどが離乳食です。
1日3回離乳食を食べていれば、母乳やミルクを飲ませる必要はありません。

いっぽうで、おっぱいがまだまだ好きな子は多いようです。

おっぱいが子どもの精神的な支えの場合があるので、おっぱいを望む場合はムリに卒乳しなくてよいでしょう。

離乳食の卒業が間近!

1歳半をすぎると、離乳食は卒業目前です。

離乳食を卒業といっても、すぐに大人と同じものを食べれるわけではありません。

1歳半の子どもは、噛む力や消化機能が発達途中です。
食事のかたさを子どもに合わせましょう。

また、食事の味付けは薄味を心がけてください。
濃い味は、子どもの味覚が育ちにくくなってしまいます。

噛む練習をしよう

子どもは、1歳半になると、奥歯や糸切り歯が生えてきます。
少しずつ噛む練習をしていきましょう。

食事を柔らかく食べやすいものばかりにしていると、子どもは丸のみして噛まなくなります

とはいえ、歯が十分に生えそろっているわけではないので、まだまだかむ力は弱いので調節が必要です。
食べものの硬さに、気を付けてくださいね。

アレルギーに気を付けて

1~2歳は、食べ物のアレルギー発症率が高くなります

ほかの病気と判断が難しい場合がありますが、食事の際に子どもに異変があったら、すぐに医師に診てもらいましょう。

排泄について

1歳半になると、早い子はトイレトレーニングを始めている子もいるようです。

しかし、トイレトレーニングを始める時期は、子どもによって違います。
まだ始めていないからといって、焦ることはありません。

まずは、オムツを変えることの気持ち良さを伝えましょう。
「オムツを変えてさっぱりしたね」などの声をかけるとトイレへの関心や理解が増えます

トイレトレーニングを始める時期の目安と方法を紹介しているのでぜひチェックしてください。

1歳半の発達・特徴


1歳半の子どもの運動機能や、体の発達はどれくらいでしょうか。
特徴とともにみてきましょう。

運動機能が発達して歩く距離が伸びる

少しずつ歩くようになった子どもは、ママやパパと手をつなげば、階段の登り降りができるようになります。

さらに、足に筋力がつくとスピードが出て、小走りができる子もいるようです。

行動範囲がひろがるので、怪我も増えると考えたほうがよいでしょう。
ママは心配になりますが、安全に気を付けながらのびのび遊ばせてあげるのが大切です。

まだ歩いていないけど大丈夫?

運動機能の発達は、子どもによって個人差があります。
1歳半になって、まだ歩いていなくても大丈夫です。

歩くと足腰の筋肉が発達するので、遊びを通じて歩くトレーニングをするのもよいですね。

ムリをさせると歩くのが嫌になってしまうので、子どもの様子をみてトレーニングしましょう。

手を使って遊べる

手指も発達し、指先でものをつまんだり、投げたりできるようになります。

積み木を使って遊ばせたり、クレヨンでお絵描きもできるでしょう。
教育番組の手遊びやダンスを覚えて、親子でやるのもいいですね。

意味のある言葉を話しはじめる

意味のある言葉を、話せるようになってきます。
発達の早い子は、10個ほど意味のある言葉を話せる子もいるようです。

言葉の発達は、ママやパパとのコミュニケーションが大きく関係します。
ママやパパが積極的に声をかけ、子どもの名前を呼んだり、絵本を読み聞かせてあげるとよいでしょう。

赤ちゃんは、ママやパパ、友達とのコミュニケーションによって考える力がつき、言葉が発達するようです。

言葉が出るのが遅い子もいる

言葉の発達は、子どもによって違います。

積極的に声をかけていても、理解のスピードが緩やかだったり、言葉を出すことが遅いだけの子もいるようです。

2歳を過ぎても、意味のある言葉を話さない子の数は少なくありません。
急に、よく喋るようになる子もいるので、焦らずたくさんお話してあげてくださいね

意味のある言葉を話さないからといって、怒ったりけなしたりするのはやめましょう。

イヤイヤ期がはじまる

子どもは、自分の気持ちを理解してもらえなかったり、どう表現したらいいのかわからないときに、かんしゃくを起こします

また、単にママやパパに甘えたいだけの場合もあるようです。

言葉を覚えている段階なので、自分の気持ち表現しきれずもどかしいのでしょう。
言葉をもっと知っていくと、気持ちの表現ができるようになるのでかんしゃくの頻度は減っていきます。

1歳半健診はどんなことをするの?


1歳半の健診では、具体的にどんなことをするのでしょうか。

地域や市町村によって健診項目の違いがありますが、一般的な内容を紹介するので、参考にしてください。

1歳半健診の健診内容

1歳半の健診は、精神的な成長や、言葉の発達を中心に診ます。

また、歯が生え始めているので、歯の健診をして虫歯の予防をします。
ほかにも、疾病の早期発見や、必要な予防接種を受けているかを確認する目的があるようです。

  • 健康状態のチェック
  • 運動機能の発達をみる
  • 聴力・視力
  • 歯科健診
  • 精神面の発達
  • 問診

大きくわけて6つの項目があるので、詳しくみていきましょう。

健康状態のチェック

身長と体重を測るのはもちろん、胸やおなかの聴診と触診をします。

大泉門(頭頂部にある頭蓋骨のつなぎ目)がふさがっているかをチェックするのも、1歳半検診の大きな特徴です。

運動機能の発達をみる

  • 1人歩きができるか
  • 自分でスプーンをつかってご飯をすくって食べれるか
  • コップで飲み物を飲めるか

健診までに、少しずつトレーニングしてみるのもいいですね。

聴力・視力

  • うしろからささやき声で呼ぶと反応するか
  • 目があうか

ふだんからまったく目が合わない子は、自閉症の可能性があるといわれています。

歯科健診

  • 乳歯の本数
  • 虫歯があるか
  • 歯磨き指導

1歳2ヶ月をすぎると、どんどん歯が生えてくるようになります。
虫歯を予防するために、しっかり歯磨きをしましょう

精神面の発達

  • 意味のある言葉を話すか
  • 簡単な指差し(イラストを見せて○○はどれ?など)
  • 積み木をいくつ積めるか
  • 絵本のページがめくれるか
  • ほかのひとのマネをするか

普段はできていても、子どもが緊張してできない場合があります。
ムリにやらせるのではなく、普段できていることを保健師さんに伝えておけば問題ありません。

問診

保健師との簡単な面談をします。
問診票が配られ、記入したことにそって面談を行うのが一般的です。

普段疑問に思っていることや心配な点があれば、事前に考えておき、質問しましょう。

発達障害が疑われるケースもある

成長のスピードをみると、「うちの子は発達が遅れているんじゃないか」と心配するママも少なくないでしょう。

1歳半の子どもは、発達障害かどうかの判断をするのは、専門家でも難しいことです。
単に、成長ペースがのんびりなだけの子どももいます。

発達障害かはっきりわかるのは、3歳を過ぎたころだといわれています。

成長がのんびりだからといって、すぐ発達障害を疑うことはありません

子どもが目を合わせようとしない場合や、ママやパパとも遊びたがらない場合は、お医者さんに相談してみましょう。

発達障害が強く疑われる場合は、療育センターで治療することができます。

すべてを完璧にできる子は、なかなかいません。
1歳半検診は今の状態をチェックするだけなので、深く考えすぎないでくださいね

生活習慣を身につけていこう


1歳半の子どもは、自分でできることが増えてきます。
できることは、早めに身につけていきましょう。

生活リズムを整えよう

1日の時間割をつくりましょう。

食事や遊び、お昼寝の時間などを、毎日決まった時間にすることで、生活リズムができます

生活リズムがきまっていると、かんしゃくを起こしにくくなるといわれています。

あいさつを教えてあげよう

朝おきたら「おはよう」、誰かに会ったら「こんにちは」などあいさつの習慣を教えてください。

最初は話せなくても、ママやパパがやっていることを見せるのが大切です。

子どもは、親のマネをするので、あいさつが自然とできるようになるでしょう。

やりたいことはできるだけやらせてあげる

1歳半の子どもは、自分でできることが増えるので、なんでもやりたがる時期です。

ご飯や着替えをやりたがる場合は、子どもの気持ちを尊重してやらせてみましょう。

子どものやりたいことを尊重すると、自分で何かをしてみようという気持ちも成長します。

子どもにやらせるとなかなか進まず、親はイライラしてしまいがちですが、休みの日など時間の制限がないときだけでも、思いっきりやらせてみるのもよいですね。

1歳半のお風呂の入れ方は?

ほとんどの子どもが立てるので、お風呂は立たせたまま洗うと楽ちんです。
立てない場合は、バスマットや椅子に座らせて洗いましょう。

ママやパパが自分を洗っているときは、危険がないように浅くお湯をはった湯舟や、バスマットで遊ばせるケースが多いようです。

少ない水でも、おぼれる可能性はあるので、体を洗っている最中も目は離さないようにしてください。

1歳半の遊びは?


1歳半の子どもは、どんな遊びができるでしょうか。
オススメの遊びを紹介します。

ダンスや手遊び

手足が発達してきたので、ダンスや手遊びができるようになります。

教育番組のダンスや手遊びを、すぐに覚えてしまう子もいるようです。
ママやパパが、子どもと一緒にやってみましょう

室内で体を使って遊ぶのは、天気に左右されないのでいいですね。

積み木やパズル

積み木やパズルは、知育玩具です。

積み木は成長に合わせて、できることが増え、遊び方が変わります。
積んだり崩すだけの行為から、モノに見立てて積めるようになっていくでしょう。

成長に合わせて遊べるので、長い間楽しめます。

お絵描き

おえかきは、手先の器用さを養えます

口に入れても安全なクレヨンが販売されているので、クレヨンを使ったお絵描きもオススメです。

はじめは殴りがき程度しかかけなくても、成長によって表現が増えるのが楽しみですね。

このほかにも、音のでるおもちゃや、絵本を好きになることが多いです。

1歳半で注意したいことは「安全」


できることが増えた子どもは、危険も増えてきます。

歩ける範囲が広がるので、おでかけしたときは子どもから目を離さないようにしましょう。
食事の面でも、食べられるものが増えるため丸のみしてのどをつまらせないように気を使います。
子どものできることが増えたからこそ、お出かけや食事の際に安全を第一に考えるのが大切です。

1歳半の子にはたくさん話しかけよう


子どもの成長には、個人差があります。
1歳半健診で平均に届かなくても、深く心配することはありません

子どもの成長に悩んだときは、家族に相談しましょう。
焦らずに、子どもの成長を見守ってくださいね。

1歳半の赤ちゃんは、日々できることが増えていきます。

いろいろなことを、経験させてあげましょう。
子どもができたことは、たくさん褒めてくださいね。

ママやパパがこどもにたくさん話しかけると、言葉を覚えやすいといわれています。
子どもが言葉を覚えてくると、コミュニケーションの幅が広がり、話すことがさらに楽しくなるでしょう。