【妊娠と年齢の関係】妊娠しやすいのは何歳まで?高齢出産は何歳から?

現在では女性の中でも、人によって赤ちゃんを授かりたいと考える年齢に差が出るようになりました。

しかし「年齢が上がると妊娠しにくくなる」と聞いたことがある女性も多いでしょう。

ふと子どもがほしいと思っても、今の年齢で子どもを産むことができるのか不安になりがちです。

この記事では年齢を重ねると、妊娠するにあたりどのような影響があるのか解説します。

30代、40代でも健やかな子どもを授かる女性もたくさんいます。
妊娠・出産に向けてどのように歩んでいくか、前向きに考えていきましょう。

妊娠する年齢、理想と限界は?


女性が妊娠・出産する年齢は、以前より高くなりました。
しかし女性が赤ちゃんを産むことには、どうしても年齢の制限がつきまといます。

女性が妊娠するベストな時期や、いつまで妊娠が可能なのかを紹介します。

ライフスタイルの変化で、妊娠年齢は上昇!

近年は「結婚した後も働きたい」と考える女性が増えています。
また家計を支えるために、結婚しても仕事をやめられない女性も少なくありません。

こうした女性の変化に伴い、出産年齢も上昇しています。
初産の平均年齢は、昭和50年には25.7歳であったのが、ここ数年は30歳を超えているのです。

参照:厚生労働省「平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

妊娠ができるのはいつまで?ベストな年齢は?

人によって理想とするライフスタイルには、差があります。
しかし女性の年齢によって、妊娠のしやすさに差が出るのは、今も変わりません。

一般に妊娠適齢期は20~34歳だとされています。
妊娠のしやすさを考えるのであれば、できるだけ20代、遅くとも30代前半に子どもを授かるのが理想的です。

生理が来ている限りは、妊娠が可能だと考えている人も少なくないようです。
しかし実際には閉経(50歳前後)の10年ほど前から、卵子が体内になくなるケースも多くあります。

40代を過ぎると、妊娠できる年齢の限界を超える人が増えていくと考えておきましょう。

ただし平成27年には、45歳以上の女性から1,308人もの赤ちゃんが誕生しています。
いつまで子供を授かれるかは個人差が大きいですので、あまり気にしすぎずにいても大丈夫です。

参照:厚生労働省「平成27年人口動態統計月報年計(概数)の概況」

高齢出産による、ママと赤ちゃんへの4つの影響


妊婦さんの年齢が上がるにつれて、赤ちゃんを産むことに様々な制約が出てきます。

高齢出産によって引き起こされる、母子への4つの影響を、見ていきましょう。

そもそも「高齢出産」とは?
高齢出産は、一般的に「35歳以上の女性が子どもを出産すること」を指すようです。高齢出産をすると、経済的にゆとりを持って子どもを授かると子育てができるなど、良い面もたくさんあります。

ただ母子のからだを考えると、高齢での出産にはデメリットもあるようです。

①妊娠しにくい

女性のからだは、年をとるにつれて妊娠しにくくなります。

女性の体内には生まれた時から一生分の卵子が蓄えられているため、年齢を重ねると卵子が減少します。
また排卵される卵子もどんどん老化が進み、質が低下することが理由です。

また黄体ホルモンの分泌も少なくなるため、妊娠を維持しづらくなることも影響しています。

男性の年齢は妊娠しやすさと関係ないの?

年齢と妊娠のしやすさとの関係について、女性のほうがよく話題になります。
しかし男性側の年齢も、妊娠のしやすさに関係するのです。

ただし精子は卵子とは違ってその都度体内で作られるため、老化の影響が出にくいです。

そのため女性は20代後半から自然妊娠率が低下し始めるのに対して、男性は40歳を超えると、パートナーとの間に子どもを授かりにくくなります。

参照:内閣府「妊娠適齢期を意識したライフプランニング」

不妊治療の成功率も下がります

産婦人科を受診することなく、「自然妊娠」するのが厳しい年齢になったら不妊治療を考えればいいと楽観的にとらえているカップルもいるかもしれません。

しかし年齢を重ねると、人工授精や体外受精の成功率も低下します。

不妊治療を受けるにも、年齢のリミットがあることを覚えておきましょう。

②妊娠中のママへの影響

無事にお腹の中に赤ちゃんを授かったとしても、妊娠中のママへのリスクは、年齢とともに大きくなります。

流産のリスクが増加

ママの年齢に関係なく、胎児の染色体異常が原因で、流産となってしまうケースはあります。

しかし高齢出産の場合、卵子の老化が進んでいるため、染色体異常を起こす可能性が若いころよりも高いのです。

よって流産のリスクは、高齢出産の場合にとくに高くなります。

厚生労働省も、「母の年齢が高くなるほど、流産率が有意に高くなる」という以下のデータを出しています。

年齢 流産率
~34歳 10.9%
35~39歳 20.7%
40歳以上 41.3%

 

参考:厚生労働省「生殖補助医療の現状からみた特定不妊治療女性のあり方」

病気になりやすい

妊娠中にママが以下のような病気にかかるリスクも、年齢とともに上昇します。

妊娠前~:子宮筋腫
妊娠中:妊娠高血圧症候群妊娠糖尿病

また分娩時も、分娩誘発や陣痛促進を必要とする確率が上がったり、帝王切開や器械分娩に頼らざるを得ないケースが増加するようです。
参照:公益社団法人日本産婦人科医会「分娩時年齢の高年齢化  現状と問題点」

③育児中のママへの影響

出産した後も、ママの悩みはつきません。

ママが寝る暇もなく赤ちゃんのお世話をしたり、授乳をするのは、体力がかなり必要です。

高齢で出産すると、産後からだへの負担が重いと感じるママも多くいるようですよ。

④赤ちゃんへの影響

高齢出産で生まれてくる子どもは、平均よりも障害を持つケースが多いようです。

実際に40歳の女性から生まれた子供がダウン症になる確率は1/100で、20歳の女性から生まれた時の割合(1/1700)より上がります。

また女性の出産年齢が上がると、妊娠22週以降の胎児や新生児の死亡率が上がることも報告されています。

ただしこの差はわずかであり、国立成育医療研究センターは、母体年齢が死産や早期新生児死亡率に影響するとはいいきれないようです。

参照:古川誠志「高齢妊娠に伴う諸問題」

参考資料:国立成育医療研究センター「日本における超高齢妊婦の妊娠予後を検証」

出産年齢を考える3つのポイント


出産リミットがひとによって異なるとはいえ、年齢を重ねると妊娠や出産にあたってリスクが出てくることは確かです。

妊娠・出産したい年齢を考えるにあたって、現在の年齢に関係なく押さえておきたい3つのポイントを紹介します。

①早いうちに夫婦でライフプランを立てる

出産年齢のリミット自体は存在しますが、すべての女性に同じように当てはめることができるわけではありません。

40代でも健やかな子どもを出産しているママも、たくさんいます。

また女性自身やパートナーの生活スタイルによって、いつ子どもをつくりたいのかが異なるのも当然です。

子どもが欲しいのであれば、妊娠や出産をライフプランの中にどのように組み込むのか、パートナーと早いうちに相談しておきましょう。

高齢出産を希望するケースでは、それが高齢出産のリスクをしっかりと理解したうえでの判断なのか、確認しておきましょう。

②自然妊娠したいなら健康的な生活を

特別な治療をせずして、自然に赤ちゃんを授かることができるのであれば、経済的にも身体的にもよいですよね。

とくにまだ20代~30代前半であり、自然妊娠を望むようなら、以下のことに気をつける「妊活」をはじめてみましょう。

なによりも健康的な生活を心がけるのがおすすめです。

  • 日々の食事やサプリによって、葉酸の摂取を心がける
  • 太りすぎを避ける
  • 喫煙・飲酒の節制
  • カフェインをとりすぎない


③あまり自然妊娠にこだわらずに、30代のうちに不妊治療を視野に入れる

自然妊娠が成功することを望む女性も少なくないでしょう。

しかし自然妊娠も不妊治療も、成功率は年齢とともにどんどん低下します
「自然妊娠にこだわるあまり、不妊治療を成功させられる年齢を過ぎてしまった」と後悔することになりかねません。

避妊をせずに性交渉を続けているのに、半年~1年ほど妊娠しないときは、一度婦人科で医師に相談してみてみるのがよいでしょう。

高齢出産のリスクを知って、妊娠したい年齢を改めて考えましょう


女性の年齢が、妊娠や出産に与える影響について、紹介しました。

高齢出産をすると妊活中から育児の時期にまで、ママと赤ちゃんのからだには負担がかかりがちです。

一方で年をとっても、無事に出産するママは多いです。
何歳になっても、赤ちゃんを授かることは幸せなものですよね。

自分のライフスタイルを見直したり、高齢出産によるリスクを理解したうえで、自分が人生のどのタイミングで妊娠したいのかをあらためて考えていきましょう。

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