【助産師が教える】「母乳の出がよくない」ときに試してほしいこと

かわいいわが子に母乳を吸わせてあげたいと願うのは、哺乳類としての本能です。

母乳が出ていないように感じて、母親として自信をなくしてしまうことや、中には産後うつ病になるまで追い込まれてしまう人もいます。

そんな「母乳の出がよくない」と感じているママへ、ぜひ確認してほしいことをまとめました。

本当に母乳不足か考えてみる

「母乳の出がよくない」と感じている理由の多くは、以下のような理由ではないでしょうか。

「赤ちゃんが泣きやまない」
「いつまでもおっぱいを吸い続ける」
「おっぱいが張らないから心配」

…などなど。

母乳育児の専門書には、このように書いてあります。

「授乳間隔が短く、すぐにほしがるのは母乳が不足しているからである」「乳房の張りがなくなってきたのは母乳分泌が減ってきたからである」「30分以上乳房を離さないのは、母乳不足の証拠である」というようなことは、いずれも不適切な情報である

引用:母乳育児支援スタンダード(p259)

つまり、ママが母乳不足と感じている症状は「本当に母乳不足かどうかはあいまい」だということを、立ち止まって考えてみてほしいと思います。

こちらもご参考に↓↓

  • 6〜8回/日の色の薄いおしっこをする
  • 1〜8回/日のうんちをする
  • 赤ちゃんの肌がみずみずしい
  • 平均18〜30g/日の割合で体重増加がある

そもそも、母乳の栄養や水分が赤ちゃんのからだに入っていなければ、おしっこやうんちが出ることができません。

「おしっこやうんちが出る=母乳が出ている」というサインです。

ただし、赤ちゃんのうんちは1日に1度も出ないこともあり、3日に1回程度のこともあると付け加えておきます。

また、深刻な母乳不足であれば、体に水分が足りなくて乾燥します。
みずみずしいお肌をしていたら、深刻な母乳不足ではないと考えてよいでしょう。

重増加は多ければ多いほど元気な証拠と考えているママもいますが、太り過ぎは赤ちゃんが不快な症状を感じていることもあるので注意してください。
1日に18g増加していたら、母乳不足ではないと考えてよいでしょう。

飲み過ぎによる過飲症候群についてはこちら↓↓

おっぱいを締めつけすぎていませんか?

実は、母乳不足を感じているママのなかには、きついブラジャーでおっぱいを締め付けていることもあります。

牛乳を生産する牛はブラジャーをしていません(笑)。

おっぱいの血流や循環を良くしておくことは、おいしい母乳を生産することにつながります。

おっぱいの血流や循環がよくなる生活を送るように意識すると良いでしょう。

  • 自宅ではノーブラで過ごす
  • ワイヤーなしのブラジャーを使用する
  • 入浴時や授乳前に、おっぱいを揺らす…など

なかには「母乳がよく出るように毎日マッサージしています」というママもいます。

マッサージを長時間がんばっても、きついブラジャーをつけていたら意味がないのです。

リラックスできていますか?

母乳が出ていないと考えるママのなかには、ガチガチに緊張して過ごしている方が多いようです。

慣れない赤ちゃんとの生活で、「いつ泣き出すだろう」「なんで泣いているのだろう」と緊張するのは当然のこと。

母乳はいわば白い血液です。
リラックスしたほうがよく出ます。

なぜリラックスしたほうが良いのかについては、下記記事もチェックしてください

涙を流すと母乳が減る?気になる方はこちらもチェック↓↓

笑っていますか?
ぼんやりできていますか?
赤ちゃんとの生活を楽しめていますか?

ママのおっぱいは、赤ちゃんにとって世界一のおっぱいです。
ハリウッドスターやモデルさんより、ママのおっぱいが大好きです。

上記を確認しても、どうしても「母乳の出がよくない」と感じたら、早めに専門家(助産院や母乳外来)に相談することをオススメします。
きっと安心できるアドバイスが受けられると思いますよ。

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