大人のための粉ミルク人気5選!子ども用は飲んだらダメ?

子ども用の粉ミルクは、赤ちゃんを育てるための栄養がたっぷり入っています。

余ったときに、大人が飲んでも問題ないのでしょうか。

じつは「大人が飲んではいけない」ことはなさそうですが、飲み続けると栄養の過剰摂取になるのだとか。

そこで大人のために開発された粉ミルクが、大手メーカーから次々と発売され、手軽に栄養補給をしたい方や、妊娠中・授乳中のママから注目を集めています。

大人用の粉ミルクとは、どのようなものなのでしょうか。

この記事では子ども用と大人用粉ミルクの違いと、「お腹ゴロゴロ」の原因である乳糖について調べてみました。

さらに各社が発売している、大人用粉ミルクの特長や含まれている栄養素などを、詳しく紹介します。

子ども用の粉ミルクは大人が飲み続けたらダメなの?


子育て中に余ってしまった乳児用粉ミルクやフォローアップミルクを、飲んだことがあるママは意外と多いのではないでしょうか。

コーヒーや紅茶に混ぜたり、料理に使っている程度ならとくに問題はないようですが、健康維持のために毎日飲み続ける場合は、思わぬ落とし穴があるようです。


量の摂りすぎによる栄養過多が問題

乳児用の粉ミルクは、それだけで赤ちゃんが成長するほど栄養価が高いものです。

大人が粉ミルクを飲む場合は、食事と合わせて飲むので、毎日の食事で足りている栄養素を余分に摂ってしまう可能性があります。

ママ

栄養を摂りすぎるとどうなっちゃうの?

編集部

便秘や下痢になったり、吐き気やだるさを感じることもあります。

子ども用の粉ミルクには大人に必要のない成分も入っている

栄養のなかでも、脂質糖質は大人が過剰に摂取すると、肥満や高血圧、糖尿の心配がある成分といえます。

しかし、赤ちゃんの成長には欠かせない、重要な成分なのです。

育児用のミルクには、脂質と糖質がしっかり含まれているので、大人が飲むのであれば普段の食事とのバランスに気をつけなければなりません。

ほかにもビタミンやミネラル類を過剰に摂りすぎると、下痢や吐き気、倦怠感などの症状が出るケースもあるようです。

お腹を下す原因「乳糖」とは?

乳糖とは、カラダを動かすエネルギーとなる糖質のひとつで、哺乳類の母乳にしか入っていない栄養素です。

赤ちゃんの成長に必要な栄養素であり、とくに神経系統を作るためのエネルギー源になります。

しかし神経系統の成長が終わると、体内で作られる乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)の量が減っていくのです。

ラクターゼの量は、高校生くらいになると赤ちゃんの頃に比べて1/10にまで減少するといわれています。

そのため牛乳を飲むと、乳糖を分解できず、お腹がゴロゴロしたり、下痢や腹痛の症状が出てしまうのです。

とくに激しい腹痛や下痢などの症状がみられると、乳糖不耐症の可能性があります。

参照:サイトNPO法人システム薬学研究機構「遺伝子力 ―ヒトを支える50の遺伝子―」

参照:独立行政法人農畜産業振興機構「牛乳摂取習慣と乳糖不耐症」

ママ

乳糖を摂取しても、よい効果は得られないの?

乳糖は大人にも嬉しい作用がある

Jミルクによると、乳糖にはカルシウムやマグネシウムの吸収率を高めて、骨を丈夫にする働きがあるようです。

さらに大腸に届いた乳糖が、腸内細菌のよいエサになり、腸内環境を整えてお通じがよくなることも期待できます。

つまり乳糖不耐によるお腹のゴロゴロは、オリゴ糖を大量に摂取したときに起こる症状と同じ作用といえるでしょう。

参照:Jミルク「メディアミルクセミナーニュースレター」

編集部

乳糖は免疫力を高める効果もあるようです。

ママ

乳糖は、大人のカラダにもよい働きをしてくれるのね。

編集部

では、おなかがゴロゴロしない飲み方をみていきましょう。

飲む温度と摂取量で対処できる

牛乳でお腹を下しやすい方は、以下の方法を試してみましょう。

  • ゆっくり飲む
  • 少量づつ時間をあけて飲む
  • あたためてから飲む

おなかを下す症状は、個人差があるようです。
まずは少しずつミルクを飲んで、おなかがゴロゴロするか様子を見ながら調節していくとよいでしょう。
参照:一般社団法人Jミルク「牛乳の炭水化物【乳糖】」

大人用粉ミルクは栄養バランスがいい


大人用の粉ミルクは、乳児用と異なり、食事で栄養をとる人を考えたつくりになっています。

牛乳と比較すると、多くのビタミンミネラルたんぱく質をバランスよく摂れるのです。

しかも、低脂質でまさに大人のための配合をしている商品が多く売られています。

シニア層にも人気がありますが、妊娠中や授乳中のママにも必要な栄養がたくさん含まれているのでおすすめです。

大人用粉ミルクの人気5選

大人向けの粉ミルクは、大人に必要な栄養素をバランスよく配合されています。

さらにニーズに合わせて作られているので、自分に合った粉ミルクを選べるのも、大きなメリットです。

まずは、どんな商品があるかをチェックしましょう。

【森永乳業】ミルク生活

価格 2,106円(税込)
内容量 300g(約15杯分)
1杯あたりの価格 140円
1日の摂取量の目安 1日20g
(大さじ約3杯)

牛乳よりも少し甘めで、飲みやすい味です。
熱に弱い成分が入っているので、お湯に溶かしたり、調理に使う場合は40度以下で使用しましょう。
2018年4月には、タンパク質とカルシウムを強化した「ミルク生活プラス」も発売されました。

参照:森永乳業「ミルク生活」

【雪印ビーンスターク】プラチナミルクforバランス

価格 2,592円(税込)
内容量 300g(約15杯分)
1杯あたりの価格 172円
1日の摂取量の目安 1日20g
(大さじ約3杯)

料理にも取り入れやすい、甘すぎないスッキリとした味です。
自社の調査では、購入者の約80%が飲みやすいと評価しています。
参照:雪印ビーンスタークプラチナミルクforバランス

【雪印ビーンスターク】プラチナミルクforビューティ

価格 2,592円(税込)
内容量 10g×14本
1杯あたりの価格 185円
1日の摂取量の目安 1本(10g)

女性にうれしい美容に特化した粉ミルクです。

ポタージュ味なので、普段の食事のスープ代わりにもなります。
スティックタイプなので携帯に便利です。
参照:雪印ビーンスタークプラチナミルクforビューティ

【雪印ビーンスターク】プラチナミルクforパワー

価格 2,592円(税込)
内容量 8g×14本
1杯あたりの価格 185円
1日の摂取量の目安 2本(8g×2)

「筋肉を増やしたい」「体力を維持したい」という方のために作られた粉ミルクです。

抹茶ラテのようにとても美味しく、口コミでも高い評価を得ています。

スティックタイプなので、携帯に便利です。

参照:雪印ビーンスタークプラチナミルクforパワー

【救心製薬】大人の粉ミルク

価格 1,728円(税込) 5,940円(税込)
内容量 7本入り(1本9.5g) 30本入り(1本9.5g)
1杯あたりの価格 246.8円 198円
1日の摂取量の目安

1日1本(9.5g)

ミルク味が苦手な方も飲みやすい、ヨーグルト風味。
乳糖が少なめなので、牛乳でお腹を下してしまう方も安心して飲めます。
スティックタイプなので携帯に便利です。
参照:救心製薬「大人の粉ミルク」

大人の粉ミルクを徹底比較


大人の粉ミルクを飲んでみたいけど、どれを選ぶか悩む方も多いのではないでしょうか。

大人用粉ミルク5種と、牛乳・乳児向け粉ミルクに含まれる成分や、摂取カロリーを比較してみました。

カロリー

 

1杯分あたりのカロリー
牛乳(100ml) 67kcal
赤ちゃん用粉ミルク
【森永乳業】はぐくみ
(100ml)
66.6kcal
【森永乳業】
ミルク生活
93kcal
プラチナミルク
forバランス
82kcal
プラチナミルク
forビューティー
(100ml)
39cal
プラチナミルク
forパワー
31kcal※
※プラチナミルクforパワーは1日2本が推奨摂取量です。
【救心製薬】
大人の粉ミルク
33.5kcal


 

1杯あたりのカロリーが、牛乳や子ども用粉ミルクよりも高い商品もあるので注意が必要です。

食事の摂取カロリーとのバランスを考えて、飲む量を調整しましょう。

栄養成分

 

たんぱく質 カルシウム ビタミンD 鉄分 ビタミンC DHA 葉酸
牛乳(100ml)
赤ちゃん用粉ミルク
【森永乳業】はぐくみ(100ml)
【森永乳業】ミルク生活
【ビーンスターク】
プラチナミルクforバランス
【ビーンスターク】
プラチナミルクforビューティー
【ビーンスターク】
プラチナミルクforパワー
【救心製薬】大人の粉ミルク


 

カルシウム鉄分は、大人が不足しがちな栄養素なので、意識して取り入れたいものです。

さらにカルシウムと鉄分の吸収を助けるビタミンDビタミンCも、一緒に摂ると効果的でしょう。

葉酸は赤ちゃんだけでなく、大人にとっても必要な栄養素です。
高血圧や動脈硬化への予防が期待できます。

参照:文部科学省「食品成分データベース」
森永乳業「森永はぐくみ 大缶
森永乳業「ミルク生活」
雪印ビーンスタークプラチナミルクforバランス
雪印ビーンスタークプラチナミルクforビューティ
雪印ビーンスタークプラチナミルクforパワー
救心製薬「大人の粉ミルク」

編集部

葉酸やDHAが入っていると、妊娠中、授乳中のママには嬉しいですね。

各製品のこだわり成分を比較

各製品が独自に配合している栄養素をまとめました。

どんな方にオススメなのか、みていきましょう。

ミルク生活

  • ラクトフェリン
  • ビフィズス菌BB536
  • シールド乳酸菌
  • 中鎖脂肪酸

ラクトフェリンは、ママの初乳に多く含まれる、生まれたばかりの赤ちゃんを守る成分です。
ピロリ菌を退治する働きがあるので、大人にも嬉しい栄養素といえるでしょう。
中鎖脂肪酸が含まれているので、ダイエットで糖質制限中のエネルギー補給に最適です。

また食が細くなってきたと感じるシニア世代の栄養補給や、物忘れが気になる方にもオススメします。

参照:森永乳業ミルク生活「6大成分」

プラチナミルクforバランス

  • 11種類のビタミン
  • 8種類のミネラル
  • トリプトファン
  • DHA

大人に必要な栄養バランスはもちろん、ストレスの緩和や睡眠の改善に着目して開発された商品です。

トリプトファンはよい眠りをサポートしてくれる成分なので、ぐっすり寝たい方は朝食に取り入れましょう。

DHA葉酸も入っているので、妊娠中、授乳中のママにもオススメします。

参照:雪印ビーンスタークプラチナミルクforバランス

プラチナミルクforビューティー

  • ビタミンB6、B1、B2、C
  • ミルクセラミド
  • コラーゲンペプチド
  • ローヤルゼリー

美容をサポートするビタミン4種を配合しています。

コラーゲンは、美肌作りには欠かせない栄養素ですが、食品に含まれているコラーゲンは、吸収されにくいそう。

コラーゲンペプチドは、コラーゲンを吸収しやすいように小さくしたものです。

ミルクセラミドは、肌の潤いを保つ働きがあります。

肌の乾燥が気になる方や、いつまでも若々しくいたい方にオススメです。
参照:雪印ビーンスタークプラチナミルクforビューティ

プラチナミルクforパワー

  • HMB
  • カルシウム
  • ビタミンD

HMBは、魚介類に多く含まれるロイシンという必須アミノ酸から生成される成分です。

筋肉量を効果的に増やす働きがあるので、筋トレのサポートとしても役立つでしょう。

またウォーキング程度の運動量でも、効果が期待できるので、子育て中のママやシニア世代の方たちの体力維持にオススメです。

雪印ビーンスタークプラチナミルクforパワー

大人の粉ミルク

  • ホエイタンパク質ミライ80
  • ミネラル複合体
  • カルシウム
  • I型コラーゲン

大人の粉ミルクは、乳糖を極限まで抑えています。
牛乳を飲むとお腹を下しやすい方も安心です。
I型コラーゲンは、骨に弾力を与えたり、皮膚を強くする働きがあります。
ほかの粉ミルクよりも葉酸の含有量が多いので、妊活・妊娠中の方に最適です。
さらにカルシウムとビタミンDも多く含まれています。
骨粗しょう症を予防したい高齢者や、産後のママにオススメです。
参照:救心製薬「大人の粉ミルク」

飲み方はいろいろアレンジできる

大人向けの粉ミルクは水やお湯に溶かして飲むほかにも、いろいろな方法で栄養補給できます。

  • コーヒーにまぜる
  • ヨーグルトにまぜる
  • スムージーや青汁にまぜる
  • 牛乳の替わりとして料理に使う
ママ

シリアルにかけても美味しそうだね!

編集部

料理にも使えるから、飽きずに続けられそうですね!

プラチナミルクや大人の粉ミルクは、熱いものに入れるとダマになりやすいようです。
カレーやシチューなど、料理に入れるときは水で溶かしてから使いましょう。

ミルク生活は熱に弱い成分を含んでいます。
40度以下の使用を推奨しているので、水に溶かしてそのまま飲むのがおすすめです。

大人用粉ミルクは欲しい栄養素が手軽に摂れるので授乳期や妊婦さんにもおすすめ

大人用の粉ミルクなら、牛乳よりもバランスよく栄養をとれるので、授乳期のママや妊婦さんにもおすすめです。
味も育児用の粉ミルクほど甘くなくコーヒーやヨーグルトに混ぜたり、普段の食事に使ったりと、手軽に取り入れて使いやすいのもおすすめのポイントです。

健康維持のサポート食品として、大人用粉ミルクを上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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