離乳食の白身魚はいつから?気を付けたいことは?レシピまとめ

白身魚は、淡白で脂も少なく吸収もいいので、離乳食に適した食材ですが、骨や皮があるため、下ごしらえにひと手間かかります。

どのように下ごしらえをして、いつから食べさせればいいのか疑問に思うママも多いのではないでしょうか。

今回は、白身魚を食べられる時期下ごしらえの仕方栄養や保存方法などを紹介します。

白身魚はいつから使える?


白身魚は、離乳食初期から食べられる食材です。

しかし、お粥や野菜よりも消化に時間がかかるので、赤ちゃんの胃に負担がかかりやすいのも特徴のひとつといえます。

離乳食を開始してすぐに与えるのではなく、お粥や野菜を食べることに慣れてきたタイミングで挑戦しましょう。

離乳食開始から1ヶ月程度経ったころが目安です。

離乳食初期に食べられない白身魚もある?

ひとことで白身魚とはいっても、いくつか種類があります。
白身魚の代表は、鯛・ヒラメ・カレイ・たら・しらす鮭・ホッケなどですが、すべての白身魚が離乳食初期から食べられるわけではありません。

鮭やホッケは、その他の白身魚に比べると脂質が多いので、胃に負担がかかりやすく、離乳食初期に与えるのは控えた方がいい食材です。

はじめて与える白身魚は、鯛・カレイ・ヒラメ・しらすなどが食べやすいでしょう。

時期別の使い方は?


白身魚は口当たりが少しパサつくので、飲み込むのが苦手な赤ちゃんもいます。

水溶き片栗粉で少しとろみをつけてあげたり、お粥に混ぜると食べやすくなるので試してみましょう。

鮭やたらは白身魚の中でも脂分が多いので、離乳食中期以降に与えます。

    【白身魚の下ごしらえ方法】

  • 初期(5~6ヶ月):加熱して細かくほぐし、煮汁でのばす
  • 中期(7~8ヶ月):加熱して、ほぐしたりすり身にする
  • 後期(9~11ヶ月)・完了期(12ヶ月):加熱する

お刺身など生で食べるのは、離乳食の時期はやめておきましょう。

なまものは食中毒の危険性もあります。
子どもの消化器官の発達や噛む力を考えると、2〜3歳以降に与えた方がいいという考えが多いようです。

早いうちからムリに試すのではなく、かかりつけの小児科医や地域の保健師に相談してみるのもいいでしょう。

白身魚にはどんな栄養があるの?


白身魚には、どのような栄養があるのかみていきましょう。

良質なたんぱく質

たんぱく質は身体をつくる栄養素で、筋肉や骨、血液の素であり、生物の重要な構成成分のひとつです。

たんぱく質には、植物性と動物性とあり、魚は動物性たんぱく質にあたります。
白身魚は、赤ちゃんがはじめて口にする動物性たんぱく質です。

白身魚は、人体にとって必要不可欠な必須アミノ酸がバランスよく含まれており、代謝を調節したり、免疫をつくったりといった大切なはたらきをします。

たんぱく質が不足すると、身体や脳が十分に発達しません。

離乳食期の間は、まだ母乳やミルクで栄養を賄っているため心配ありませんが、幼児食やそれ以降に不足しないよう意識しましょう。

参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書・たんぱく質

健康な身体を保つビタミンB群

ビタミンB群は、糖質や脂質・たんぱく質をエネルギーにする酵素のはたらききを助けたり、神経組織を維持するために欠かせない栄養素です。

体内に蓄積されないので、毎日必要量を摂取する必要があります。

不足すると疲れやすくなるので、意識的に摂取することで疲労回復や食欲増進の効果が期待できるでしょう。

ビタミンB群は水溶性なので、栄養分が水に溶け出してしまいます。
煮魚であれば、煮汁まで料理に使うことで、しっかり栄養を摂取できますよ。

参照:厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2015年版)策定検討会」報告書・水溶性ビタミン

白身魚を使うときの注意点は?


白身魚は、比較的アレルギーが出にくいといわれていますが、たら・カレイ・鮭など、種類によっては多少アレルギーが出やすいものもあるので注意しましょう。

はじめて食べるときは、スプーン1杯から与えます。
アレルギー症状がなければ、徐々に量を増やしていきましょう。

アレルギーは、すぐ症状が出る場合と、時間がたってから症状がでる場合があります。
そのため、はじめて食べるときは、すぐに病院を受診できる平日の午前中に試しましょう。

アレルギー症状が出た場合でも、調理法によっては食べられたり、ツナ缶など高温で加熱調理したものなら食べられるケースもあります。

しかし個人で判断するのではなく、かかりつけの小児科医に相談するようにしましょう。

白身魚を選ぶ3つのポイント


白身魚を買うときは、新鮮なものを選ぶようにしましょう。
新鮮な魚を見極めるポイントを紹介します。

透明感があるものを選ぶ

鮮度がいいと、魚の身に透明感があります。
加工してから時間がたったものは、身がくすみ乾燥してくるのでしっかりと見極めましょう。

またドリップといって、魚の汁がたくさん出ているのも旨みが逃げた状態なので注意が必要です。

切り口がきれいなものを選ぶ

切り身の場合、切った面から鮮度が落ちていきます。
切った面が角張っていれば、加工してから時間が経っていないと判断できます。

角が取れていたり、崩れている切り身は、時間が経っている可能性があるので、避けましょう。

塩分を含んでいないものを選ぶ

離乳食の場合、鮮度と合わせて、塩分が含まれていないかも確認が必要です。

お店で売っている白身魚は、生魚でも塩分を含んでいる場合があります。

大人が食べる分には、焼くだけで美味しく食べられるのでいいですが、赤ちゃん向きではありません。

表示をよく見て、塩分が含まれていない白身魚を購入しましょう。

離乳食に便利な保存方法は?

魚介類は傷みやすい食材ですが、しっかりと下処理をして保存すれば新鮮さと美味しさを保てます。

具体的に見ていきましょう。

冷蔵保存は2〜3日程度

買ってきた魚をそのまま冷蔵保存するのではなく、一手間かけることで新鮮さを長持ちさせることが可能です。

まずドリップと呼ばれる魚の汁は生臭くなる原因なので、クッキングペーパーでしっかりとふき取ります。

空気に触れる部分が多いと腐りやすいため、ラップで包んで保存用袋に入れて、空気に触れないようにします。

保存は、冷蔵庫のチルド室を使いましょう。
チルド室は、冷蔵庫よりも低い温度設定なので、鮮度を長く保てます。

保存期間の目安は、2〜3日です。

冷凍保存も可能

白身魚は、冷凍保存も可能です。
冷蔵保存と同じように、下処理をおこない冷凍します。

金属のバットやトレイに乗せて冷凍すると、急速冷凍の効果で、より鮮度を保てるのでをオススメです。

保存期間の目安は2〜3週間ですが、赤ちゃんに食べさせる場合は、できるだけ早めに使うようにましょう。

スーパーで販売している商品の中には、冷凍してあった魚を解凍して陳列している場合があります。

表記に「解凍」とある場合は、再冷凍せずに、食べきりましょう。

白身魚の下ごしらえの仕方

白身魚は、生のまま冷凍するのではなく、下ごしらえしてから冷凍した方が離乳食を作る手間も減らせます。

下ごしらえしたものを製氷皿に入れて冷凍すれば、使いたいときに使いたい量だけ解凍して調理できて便利です
ここでは、白身魚の下ごしらえの仕方を確認しましょう。

鍋で茹でる

鍋に水か出汁を入れて沸騰させます。

そこに白身魚を入れ、白くなるまでしっかりと茹でましょう。
茹で終わったらすりつぶし、お湯や出汁で伸ばします。

電子レンジで加熱する

耐熱容器に白身魚を入れ、大さじ1程度の水か出汁をかけます。

ラップをして、500wで30秒加熱して、中まで火が通っていることを確認してから、すりつぶしましょう。

ブレンダーを使う

白身魚をすりつぶして、ペースト状にする作業は手間がかかります。
そんなときに役に立つのが、ハンドブレンダーです。

ハンドブレンダーを使えば簡単に下ごしらえが終わるので、自宅にある場合はぜひ活用してみてください。

刺身用の魚を使う

赤ちゃんが食べるのに骨や皮が混じっていては、大変です。

そんなときはお刺身を使うと、手間をかけることなく調理できます。

大人が食べるものを取り分けて使ってもいいでしょう。

オススメ白身魚レシピ

それでは、白身魚を使ったオススメの離乳食レシピを紹介します。

離乳食初期:白身魚のすり流し

はじめて白身魚に挑戦するときにオススメのメニューです。

魚を電子レンジで加熱するだけで作れる手軽さも嬉しいポイントでしょう。

裏ごししたも白身魚を、お湯や出汁で伸ばしてもいいですが、野菜スープで伸ばすことで、野菜の甘みも一緒に味わえます。

    材料

  • 鯛…5g
  • 野菜スープ…大さじ2
  • 水どきかたくり粉…少々
    作り方

  1. 耐熱容器に鯛と野菜スープを入れ、軽くラップをかけ、電子レンジで約1分加熱します。
  2. 加熱したものを裏ごしします。
  3. 裏ごししたものを鍋に移し、水を大さじ2加え、煮立つまで加熱します。
  4. 水どき片栗粉を入れて、とろみをつけたら完成です。

作り方を動画でチェック↓

離乳食初期:白身魚のポテトがゆ

普通のお粥に飽きてきたら、じゃがいもを使ってみるのはいかがでしょうか。

電子レンジで加熱してしまえば、あとは材料をすり鉢で潰してお湯で伸ばすだけです。

じゃがいものほかに、赤ちゃんの好きな野菜ペーストを混ぜてもいいでしょう。

    材料

  • じゃがいも…30g
  • 白身魚(真だい)…5g
    作り方

  1. じゃがいもの皮を剥きラップで包み電子レンジで約1分30秒加熱します。
  2. すり鉢を使って、じゃがいもをすりつぶします。
  3. すりつぶしたじゃがいもに白身魚を入れ、混ぜ合わせるようにすりつぶしながら、お好みのとろみ加減までお湯を適量加える。

作り方を動画でチェック↓

離乳食中期:ブロッコリーと白身魚のそうめん

1品で炭水化物、たんぱく質、ビタミンといった栄養素が摂れるメニューです。

離乳食に慣れてきたら、醤油などの調味料を数滴加えて風味を足してもいいでしょう。

    材料

  • ブロッコリー…20g
  • 真鯛…10g
  • ひやむぎ又はそうめん…15g
  • 野菜スープ…1/2カップ
  • 水溶きかたくり粉…少々
    作り方

  1. ブロッコリーを小房に切り分けます。
  2. 耐熱容器にブロッコリーのつぼみの部分を入れ、ブロッコリーがかぶるくらいの水をヒタヒタに入れて軽くラップをし、電子レンジで600w約2分加熱します。
  3. 加熱したブロッコリーをさらに細かく刻みます。
  4. 耐熱容器に真鯛と真鯛がかぶるくらいの水を入れて軽くラップをし、電子レンジで600w約1分加熱します。
  5. 加熱した真鯛を手でほぐします。
  6. 鍋に水1/2カップと野菜スープ1/2カップ入れ、煮立てます。
  7. 煮立ったら、ひやむぎを4〜5分茹でます。
  8. 茹でたら先ほど加熱したブロッコリーと真鯛を加え、しばらくかき混ぜ、最後に水溶き片栗粉を入れてとろみをつけたら完成です。

作り方を動画でチェック↓

離乳食中期:小松菜と白身魚のおじや

小松菜は栄養価が高く、赤ちゃんも積極的に摂取したい野菜です。

おじやにすることで、白身魚のパサパサした感じが抑えられ、食べやすくなっています。

小松菜以外に、ほうれん草やにんじん、玉ねぎなど冷蔵庫にある野菜を一緒に使うのもオススメです。

    材料

  • 小松菜…15g
  • 真鯛…10g
  • ごはん…25g(軽くみじん切りに)
  • 野菜スープ・・・1/2カップ
    作り方

  1. 耐熱容器に真鯛と真鯛がかぶるくらいの水を入れ、軽くラップをして、電子レンジで600w約1分30秒加熱します。
  2. 小松菜を茹で、軽く水で流し水を絞った後みじん切りにします。
  3. みじん切りした小松菜と野菜スープとみじん切りしたごはんを耐熱容器に入れ、軽くラップして電子レンジで600w2分加熱します。
  4. 真鯛をほぐしながら加え、軽くラップをしてしばらく蒸らしたら完成です。

作り方を動画でチェック↓

離乳食後期:白身魚と野菜のスープ

小松菜とトマトの色鮮やかなメニューで、赤ちゃんの興味を引くメニューです。

取り分け調理をすれば、赤ちゃんだけでなく、パパママも一緒に楽しめます。

    材料

  • 小松菜…10g
  • トマト…10g
  • ごはん…40g
  • 白身魚(動画では真だいを使用)…10g
  • 野菜スープ…1/4カップ
  • 水溶きかたくり粉…少々
    作り方

  1. トマトの皮と種を取り除きます。
  2. 小松菜を茹で、水で軽く流し水を絞った後みじん切りにします。
  3. トマトを粗みじん切りにします。
  4. 白身魚を茹で、手でほぐしながら骨を取り除きます。
  5. ごはんを粗みじん切りにし、ごはんと水大さじ3を耐熱容器に入れ、軽くラップをして電子レンジで600w約1分加熱し、ごはんをやわらかくします。
  6. 鍋に野菜スープ、トマト、小松菜、白身魚を入れ、弱火で1〜2分煮ます。
  7. 水溶き片栗粉を加え、とろみをつけます。
  8. やわらかくしたごはんにかけて出来上がりです。

作り方を動画でチェック↓

白身魚を使ったベビーフード3選


続いては、白身魚を使ったベビーフードを見ていきましょう。

和光堂/はじめての離乳食 裏ごしおさかな

和光堂 はじめての離乳食 裏ごしおさかな 2.6g

和光堂 はじめての離乳食 裏ごしおさかな 2.6g

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Amazonの情報を掲載しています

価格 330円
対象年齢 5ヶ月〜
内容量 2.6g

はじめて白身魚に挑戦するとき、「どのくらいの柔らかさがいいのか」「どのくらい食べさせたらいいのか」など悩むママは多いでしょう。

こちらの商品は、1個でひとさじ分になっているので量もわかりやすく、フリーズドライなので、お湯を注ぐだけで手軽に離乳食作りに使えます。

キユーピー/にこにこボックス まろやか和風セット

価格 218円
対象年齢 7ヶ月〜
内容量 60g×2

五目ごはんと、かれいと野菜の煮物が楽しめるセットです。

味も見た目にもこだわり、食材は月齢に合わせた大きさや固さに調節してあるので、赤ちゃんも食べやすいのが特徴。カップ容器に入っているため、外出先でそのまま食べられます。

BabyOrgente/鯛と水菜おじやタイプ

価格 540円
対象年齢 6ヶ月〜
内容量 80g

赤ちゃんに食べさせるものは、食材からこだわりたい人にオススメ。有機無農薬の野菜と天然だしで手作りしたオーガニックベビーフードです。

6〜15ヶ月と、幅広い月齢の赤ちゃんが食べられるように具材をやわらかく調理してあります。
天然だしのしっかりとした風味も魅力です。

白身魚でいろいろな離乳食を作ってみよう


白身魚は、赤ちゃんの成長に欠かせないたんぱく源で、味も淡白で食べやすいため、離乳食に使いやすい食材です。

魚の種類もたくさんあるので、赤ちゃんの成長に合わせて離乳食のバリエーションも増えそうですね。

紹介したレシピを参考に、赤ちゃんの好きなメニューを見つけましょう。

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