マミーズクリニックちとせを取材!「自然なお産」のメリットと「安産のコツ」とは?

2018年9月、つわりで困っているプレママ向けのサプリ「つわびー」が雪印ビーンスターク株式会社から発売されました。

このサプリメントを発案・監修されたのが、「マミーズクリニックちとせ」の院長・島田茂樹先生です。

こちらのクリニックでは、出産を控えた妊婦さんたちに向けた「後期マザークラス(母親学級)」を月2回開催しているといいます。

今回は編集部がマザークラスに参加し、これまで5000人以上お産に立ち会っている島田先生のお産に対する考えを取材しました。

赤ちゃんができるだけ苦しまないお産

島田先生
「マミーズクリニックちとせ」院長・島田茂樹先生

島田先生は以前、大学病院の産婦人科で働いていました。

当時の病院のルールでは、子宮口が全開になって1時間経過しても産まれてこなかったら、医師が妊婦さんのお腹を押して出産にしていたと言います。

島田先生

大学病院では、お産の決まりごとがいっぱいありました。

それはどの医師が担当しても、同じお産ができるようにするためです。

子宮口が全開して1時間経過は、あっという間。
だから、私もよく妊婦さんのお腹を押していました。

大学病院に勤務していたころはそれでいいと思っていたんですが、しだいにお腹を押すことは赤ちゃんって実はすごく苦しいことなのではと考えるようになりました。

子どもが2歳くらいに成長して言葉がしゃべられるようになったときに、「ママから産まれるときのことを覚えている?」と聞いてみる。

すると、「ママの声が聞こえていたよ」、「真っ赤だったところから出てきたよ」と、言う子がときおりいるそうです。

島田先生は、なるべく余計なことはしないお産をしたいと思うようになり、「マミーズクリニックちとせ」を8年前に開業。

実際にお腹を押して産まれてきた赤ちゃんと、お腹を押さないで産まれてきた赤ちゃんを見比べると全く様子が違うと島田先生は言います。

  • 苦しい思いをあまりしないで産まれた赤ちゃん
     →産まれたとき目を閉じている子が多い
  • 苦しい思いをして産まれた赤ちゃん
     →産まれたとき目を開けている子が多い
  • 「マミーズクリニックちとせ」がお産で大事にしていること

    島田先生

    ほかの病院では、初産婦さんに「会陰切開」をするケースが多いようですが、マミーズクリニックちとせでは、どうしても必要なときのみにおこなう方針だと言います。

    島田先生

    みなさん、会陰切開をしたら赤ちゃんがはやく産まれてくると思われているようですが、実際にはやくなる時間は陣痛3回分(約6分間)くらい。

    6分間を急ぐようなお産はそう多くありません。

    当院では年間300人くらいの方が出産されていますが、会陰切開をする方はそのなかで5人くらいです。

    このように聞くと、“マミーズは自然分娩”と思われますが、自然分娩よりも大事にしている順番があります。

    <マミーズクリニックちとせがお産で大事にしている順番>

      (1)安全に元気な赤ちゃんが産まれてもらうこと
       必要に応じて、お薬で誘発することもありますし、吸引分娩や帝王切開をすることもあります。

      (2)できれば自然分娩で産んでもらう

    妊婦さんにとって仰向けはとても辛い姿勢
    ですが分娩台に乗るときは、みんな仰向けの姿勢になります。

    仰向けになると産道が上に向かう形になり、その姿勢で産むということは、赤ちゃんに登り坂を登らせるという試練を与えることになります。
    赤ちゃんにとって、楽なことではないと思います。

    島田先生

    当院では『フリースタイル分娩』と言って、自由に体勢を変えながら産んでももらいます。

    もちろん分娩台もありますが使う方は少なく、畳の上でお産をされる方が多いです。

    私は、なるべく余計なことをせず、自然に、自分の力を100%発揮して、赤ちゃんにも自分の力で産まれてきてもらいたい。

    それが『自分のお産をした』という大きな達成感や充実感につながると思います。

    島田先生が伝える「安産のコツ」とは?

    島田先生
    マザークラスの最後には、島田先生から参加者のみなさんに「安産のコツ」について、アドバイスがありました。

    島田先生

    “いいお産”とはまた別の考え方になりますが、“安産”についての定義をすると、それは短い時間で終わるお産ということ。

    私から妊婦さんによくアドバイスするのは、お産の日までに子宮口をいい状態にしてくださいと伝えています。

    産科の先生や助産師は、お産がはじまったときの子宮口の準備の良し悪しで、そのお産がどのくらい時間がかかるか予測できます。

    子宮口を柔らかくするためには、実は35、36週からお腹が張ることが大事

    お腹が張ることによって、赤ちゃんの頭が子宮口を押してくれるので、硬い子宮口が柔らかく、厚い子宮口が薄っぺらくなり、徐々に開いていくと島田先生は言います。

    島田先生

    みなさん切迫早産を怖がってお腹が張ることをこわがっていますが、それは35、36週目までのことなんです。

    赤ちゃんの体重や子宮口の状態を見て、ひとりひとりに合った張らせる運動のアドバイスをしています。

    36週以降は毎日1時間くらい歩いたりしてもらうと、子宮口の状態はどんどんよくなりますし、同時に体力がついて、自分の体に自信が持てます。

    この期間に家にこもりがちですと、硬く閉じた子宮口お産が始まりますから、お産が大変になりますよ。

    まとめ


    マミーズクリニックちとせでは、マザークラスのほかにも、「マタニティヨガ」、「産後の骨盤ケアプログラム」、「ベビーマッサージ」といった妊婦さんや産後ママに向けたクラスもあります。

    同じ産院に通うママたちが、気軽に相談しあえる仲間づくりの場にもなっていて、自主的に「マミマミ’s」というコミュニティサークルを作り、ハロウィンや旅行イベントも企画されているようです。

    <各クラス紹介>
    http://www.mom-clinic.com/about_classes.htm

    マミーズクリニックちとせでお産をされたママたちのアンケートには、「妊娠も出産もとてもいい思い出になりました」、「先輩ママたちから聞いていた出産とはちがいすぎて、本当にマミーズで産めてよかったです」というような感想が多く寄せられるといいます。

    初産が辛すぎる経験ではなく、感動した経験になれば2人目もまた産んでみたいと思うママが増えていく。

    妊婦さんだけでなく赤ちゃんも、できるだけ満足するお産をすること。

    患者さんに心から寄りそう島田院長とスタッフ方々の姿勢が、これからいろんな場所へ広がっていくといいなと思う取材でした。

    産科・婦人科 「マミーズクリニックちとせ」

    〒066-0038 北海道千歳市信濃2丁目1-13
    TEL:0123-27-4103
    WEB:http://www.mom-clinic.com/index.html

    アンケートに答える

    【ベビーカーをお持ちの方限定】ベビーカーはどこで購入されましたか?

    読み込み中 ... 読み込み中 ...