【連載】「育児のマイルール」vol.1 秀島史香さん

子育てって、楽しいけれど大変。
褒めたり、叱ったり、追いかけたり…。

一生懸命だからこそ、ママには悩みがいっぱいです。

でもママの数だけ、子どもの数だけ、育児スタイルはあるはず。

自分らしい育児スタイルって何だろう?

新連載企画「育児のマイルール」では、子育てに奮闘するママが実践するルールをご紹介。

第一回目となる今回は、2011年に女の子を出産された人気ラジオDJ・秀島史香さんにお話を伺いました。

子育てにおいて、大切にしているルールとは?

秀島史香

(ルール1)笑顔を忘れない

家族の雰囲気ってお母さんによって左右されると思うので、とりあえず何はなくとも笑顔でいるようにしています。

お母さんが楽しそうだと家族もみんな楽しそう。母親は家族のムードメーカーだと思うんです。

笑顔でいることで一番助けられるのは、結局自分。

笑うことで、日々の小さなストレスが清算されていく気がします。

娘がかんしゃくを起こすときもありましたが、そんな時は感情的に受け止めず、まずは大人として「うんうん、そうだね」といったん受け止める。

時には、さらりと聞き流したり、さっぱり忘れることも、大切なスキルだと思います。

イラッとした時は、30秒でも良いからいったん離れて頭を冷やすこと。

お手洗いに行くもよし。洗濯物を干すもよし。反射的に受け答えして良いことはありませんからね。

心に余裕がない時というのは、だいたい睡眠不足。

疲れていると、いつもは許容できるのに怒ってしまったり、言葉にトゲが出てしまったり。人に優しくできないんです。

だから体調管理をしっかり行うこと

そして、自分の機嫌は自分でとること。自分自身がしっかりしていることが大切です。

(ルール2)「子どもがいるからこそ」マインドで楽しむ

秀島史香
我が家は、とにかくよくお出かけします。

お弁当を持って外で食べたり、Googleマップで行ったことのない公園を調べて行ってみたり。

私にとっては当たり前のことも、小学一年生の娘にとっては感動の連続。

その瞬間を、一緒に楽しみたいと思っています。

子どもがいると、できなくなること行けなくなる場所が増えるように思えてしまうんですが、子どもと一緒だからこそ行ける場所がたくさんあると思うんです。

すっかり行かなくなった場所に行って懐かしく思うこともあれば、初めて行く場所で知らない世界に出会うこともあります。

児童館なんて、まさにそう。こんなところがあったんだー!と、パラレルワールドを発見した気分になりました。

旅行や遠出でなくても良い。

近くの商店街や公園でいいから、いろいろな場所にお出かけします。

目に飛び込んでくるもの、聞こえるもの、鼻をくすぐる香りなど、あらゆるものに対して「見て、夕暮れの空がピンクだよ」「ハトっておもしろい声で鳴くよね」「誰かが晩ごはんにカレーを作ってるね」など、一緒に声に出して言葉をかわすことを大事にしています。

近所を歩いていると、「プチ散歩番組」みたいな感じですよ(笑)

(ルール3)子どもに問いかける

秀島史香
妊娠や出産を経験して、人の温かさに触れる機会がたくさんありました。

エレベーターのない駅で、ベビーカーと共に右往左往しているとき、颯爽と学生さんたちが手を貸してくれたり。

とても感動しました。

娘にも、相手の立場になって考えられるようになってほしい。

私は普段から問いかけるようにしています。

例えば、叱るとき。

「お友達にブランコ代わりなさい」ではなく、「ブランコの順番を待っているのに、なかなか遊べずに帰らなきゃいけなくなったらどんな気持ち?」と聞いています。

なぜダメなのか、その理由を想像してほしいんです。

娘は私が思っている以上に分かっているし、よく見ています。

自分以外の視点を持つこと、相手の気持ちを想像することを身につけてほしい、そう思っています。

おすすめの育児アイテム

秀島史香
私のおすすめ育児グッズは、「ストライダー」です。

ペダルが付いていないので、地面を足で蹴って進みます。

娘はとても気に入っていて、よく一緒にお出かけしました。

先に娘がストライダーで走って、その後ろを私が自転車に乗ってゆっくり追いかける。

行動範囲が広がったので、お出かけも楽しくなりました。

編集部まとめ

秀島史香
「ラジオって、形に残らないんですよね」と呟く秀島さん。

一度きりの生放送を繰り返すように、子育ても一度きりを繰り返しているようなもの。

だからこそ、忙しい毎日に埋もれてしまわないよう、お子さんの面白い発言などは、些細なことでも書き留めているんだとか。

先日も、「果汁100%」を「じゅえき100%」と自信たっぷりに読んでいたのが面白くてメモしたそう。

覚えたばかりの言葉を使いたいのは、みんな同じですね。

書き留めたたくさんのメモたちが、秀島さんの元気の源なのかもしれません。

そのメモを覗き見する気持ちでラジオを聴くと、さらに楽しめるような気がします。

(取材・文/伊藤みさき)

プロフィール
秀島史香(ひでしま・ふみか)

神奈川県茅ヶ崎市出身。学生時代を過ごしたニューヨークでラジオに出会い、大学生の頃からラジオDJとして活動を始める。現在は、ラジオDJ、TVナレーション、機内放送、美術館の音声ガイドなど幅広く活躍。

著書「いい空気を一瞬でつくる 誰とでも会話がはずむ42の法則」(朝日新聞出版)では、自身の経験や多くのゲストと対談するなかで見つけた会話のコツを紹介。学生から社会人まで、幅広い年代・職種の方に支持され、重版を続けるロングセラーに。

ブログ:https://hideshima.blog.so-net.ne.jp
twitter:@tsubuyakifumika
instagram:@hideshimafumika

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