妊娠初期の熱・微熱はどうすれば?胎児への影響は?原因や対処法まとめ

妊娠してから、体のさまざまな変化に戸惑っているママも多いでしょう。

なかでも「体がだるく微熱が続いている」というのは、多くのママが感じている症状のひとつです。

熱が出ると、おなかの赤ちゃんへの影響が気になるのではないでしょうか?

この記事では、妊娠初期に熱が出る原因と、その対処法についてまとめました。

ママの熱が、赤ちゃんに与える影響についてもお伝えします。

妊娠初期に熱がでる原因は?

妊娠中の熱は、

  • 妊娠初期症状のひとつとして熱が出るケース
  • 風邪などの病気が原因で熱がでるケース

があります。

それぞれについて詳しくみていきましょう。

妊娠初期の兆候で熱が出る場合

妊娠初期は、さまざまな症状が妊娠の兆候として現れます。

吐き気や胸の張りに加え、便秘や下痢になる人もいて、症状には個人差がありますが、そのひとつに熱っぽさがあげられるのです。

妊娠前は排卵してから生理が始まるまでは高温期、生理がはじまると低温期になるのが一般的ですが、妊娠後はホルモンバランスの変化により、基礎体温は高温期が続きます。

受精卵が着床すると、妊娠を継続するために必要な女性ホルモンである、プロゲステロン(黄体ホルモン)が増えますが、プロゲステロンには体温をあげる働きもあるのです。

高温期の体温は、いつもと比べて0.3度~0.6度ほど高くなるので、熱っぽいと感じることもあるでしょう。

妊娠中の高温期は、胎盤ができる15週目くらいまで続き、胎盤が完成すると徐々に体温はさがります。

参照:ロート製薬株式会社「妊娠したかも?妊娠初期に感じる9のこと」

風邪などのウィルス感染の場合

妊娠中は、普段より免疫力が落ちる傾向があり、つわりで体が弱っているために風邪をひくこともあります。

微熱に加えて、咳・鼻水・喉の痛み・頭痛などの症状がある場合では、風邪の可能性が高いでしょう。

38度以上の高熱であれば、風疹や水疱瘡、インフルエンザなども考えられます。

体に発疹ができてないかを確認して、高熱が続くようであれば、かかりつけの病院で診察を受けましょう。

感染症は、ほかの患者さんに移す可能性もあるので、注意が必要です。

まずは病院に電話連絡をしたうえで受診しましょう。

ワクチン接種は妊娠前に済ませておこう

インフルエンザは、妊娠中でもワクチン接種できますが、水ぼうそう・麻疹・風疹は妊娠中のワクチン接種ができません

妊娠中の不安材料を取り除くためにも、妊娠前にワクチン接種は済ませておくといいでしょう。


妊娠初期の熱で流産の可能性はある?

妊娠初期に熱が続くと「流産の兆候では?」と心配するママもいるでしょう。

熱が原因で流産する可能性は低いようですが、高熱が続くと羊水の温度があがり、赤ちゃんの心拍数が高くなることがあります。

38度以上の高熱が出た場合や、37度くらいの微熱であっても何日も続くような場合は、病院で診察を受けてください。

熱以外に出血や腹痛があるときは、流産や切迫流産の可能性があるので、医師の診察を受けたうえで安静に過ごしましょう。

妊娠初期に熱が出たときの対処法

高熱が続けば病院を受診しますが、37度程度の微熱だと「病院へ行くほどではないかな」と我慢するママもいるのではないでしょうか?

できれば自力で何とかしたい」と考える人もいるでしょう。

ここでは、自宅でできる熱が出たときの対処法を紹介します。

妊娠中のムリや我慢は禁物ですが、病院に行くべきか迷うときや、病院に行く時間が取れないときに、まずはこの方法を試してみてください。

安静にする

熱があり体のだるさを感じたら、横になって休みましょう

横になっている時間が長いと、罪悪感があるママも多いようですが、赤ちゃんからの「ママ休んでね」のサインだと思ってしっかり体を休めてください。

体の温度調節をしっかりする

妊娠初期はホルモンの変化もあり、顔や体が熱くほてったり寒さを敏感に感じたりと、ママも慣れるまでその変化に戸惑います。

家にいるときでも、1枚多く上着を羽織り、体調の変化に合わせて着脱できるようにしましょう。

熱っぽいときには、首筋・わきの下・おでこを冷たいもので冷やすと楽になりますよ。

水分補給と栄養を考えて

熱があると体力を消耗しやすく、まれに脱水症状を起こすことがあります。

こまめに水分をとりましょう。

食事もバランスよく食べるのが理想ですが、つわりで難しい場合は、ムリせず食べられる物を口にして、少しでも体力がつくようにこころがけてください。

りんごやレモンなどの果物であれば、つわり中でも比較的食べやすく、栄養も豊富なのでオススメです。

食べ物が食べられないときは、スープなら口にしやすいこともあります。

作るのがツラいときは、手作りにこだわらずに、お惣菜やレトルト食品を利用してもいいでしょう。

部屋を加湿する

乾燥した部屋では、ウイルスの活動が活発になります。

室内は加湿して、湿度を保ちましょう。

加湿器がない場合は、洗濯ものを干したり、濡らしたタオルをかけておくだけでも加湿効果が期待できます。

手洗い・うがい・マスクで予防する

体調を悪化させないためにも、外出時にはマスクを着用しましょう。

除菌ウェットシートや、除菌のハンドジェルを持ち歩いて、こまめにウイルス対策をしてください。

帰宅後は、手洗い・うがいを習慣づけましょう。

手は10秒以上かけて念入りに洗います。

ママだけではなく、家族にも手洗い・うがいを徹底してもらいましょう。

十分な睡眠をとる

寝不足になると、体力的なダメージがあるだけではなく、自律神経の乱れにもつながります。

自律神経の乱れが、さらに体調を悪化させることもあるのです。

睡眠時間をしっかり確保するようにしましょう。

リラックスする

妊娠中は、微熱のだるさからナーバスになり、気持ちが不安定になることもあります。

そんなときは、温かい飲み物を飲んで心を落ち着かせるといいでしょう。

妊婦さんには、ノンカフェインの飲み物がオススメです。

また、体を動かすストレッチも適度におこなうとよいでしょう。

腕やふくらはぎを優しく揉んだり、肩や首をまわしたり、軽くストレッチをすると、血行がよくなりスッキリします。

激しい運動は禁物ですが、体を動かすことで気持ちよく眠りにつけるでしょう。

自己判断で風邪薬を飲まない

妊娠中の薬は、自己判断で飲まないようにしましょう。

短期間の服用であれば問題ないといわれていますが、市販薬は、おなかの赤ちゃんへの影響が明らかになっていないものもあります。

薬を飲むのであれば、かかりつけの産婦人科で処方してもらいましょう。

妊娠初期の熱はあせらずに正しく対処しよう

妊娠中は、さまざまな体の変化があるので、無事に出産するまでは、ちょっとしたことでも不安に感じてしまいます。

熱が出た場合でも、落ち着いて正しい対処を心掛けましょう。

くれぐれも自己判断での対応はせず、違和感があれば早めに医師の診察を受けてください。

診断テスト

今、あなたにオススメ

アンケートに答える

居住形態を教えてください。

読み込み中 ... 読み込み中 ...