夜につわりがひどくなる原因は?どうしても眠れないときの対処法5選

妊娠中はつわりがツラくて思ったように生活ができず、イライラしたり落ち込んだりする人が多いでしょう。

つわりは朝起きたときにひどい人や、夜になると悪化する人など個人差があります。

夜につわりが悪化すると、寝つけなくて不安になりますよね。

この記事では、なぜ夜につわりがひどくなるのか、またつわりで眠れないときの対処法を紹介していきます。

つわりって何?

つわりは、胃の不快感・吐き気・嘔吐など妊娠初期に現れる症状です。

つわりには個人差がありますが、この時期に食べ物の好みのが変わる人も多いでしょう。

つわりは一般的に4週〜6週ころに始まり、8週〜11週ころでピークを迎えます。

その後徐々に治り、安定期に入る12週〜16週を目安に症状がが軽減する人がほとんどです。

参照:メディカルiタウン「重症妊娠悪阻」

つわりの原因

つわりの原因は、まだ解明されていません。。

妊娠すると増える、エストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)・ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)などのホルモンが、嘔吐中枢を刺激するために、吐き気があらわれるという考えもあります。

参照:日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科医局「周産期看護マニュアル」

つわりの症状は1日のなかで変化する

つわりは、1日のなかでも症状に波があります。

お昼の時間帯にムリをすると疲れが溜まり、夜に悪化することもあるでしょう。

個人差はありますが、朝起きたときは比較的軽く、夕方以降に症状が重くなる人が多いようです。

妊娠中は疲れが溜まりやすいので、夜につわりが悪化するのを避けるためにも日中はムリをしないことが大切です。

夜につわりがひどくなる原因って?

つわりの原因はまだ解明されていませんが、夜になるとつわりがひどくなり、さまざまな症状に悩む妊婦さんがたくさんいます。

夜は神経も敏感になりやすく、精神的にも不安になる時間帯です。

ここでは、なぜ夜につわりがひどくなるのかを紹介していきます。

1日の疲れが出る

夜につわりがひどくなる人は、1日の疲れが夜に出ているために症状が悪化していると考えられます。

疲れやストレスで自律神経が乱れるため、つわりの症状を悪化させている可能性があるでしょう。

妊娠中は体力も落ちるので、疲れがたまりやすい状態です。

この時期に仕事をしているママも、日中は比較的動けるのに、夜につわりが悪化することもあります。

仕事で疲れているときは、家事や夕飯を旦那さんに手伝ってもらいながら、ムリをしないように気をつけましょう。

空腹で低血糖になる

空腹が続くと低血糖になり、吐き気やめまいを引き起こします。

低血糖になると血糖値を上げるために、アドレナリンやグルカゴンという成分が分泌され、吐き気などの症状が現れるのです。

妊娠中は通常より栄養が必要なため、空腹の時間が長くなると低血糖になる可能性があります。

夜から翌朝にかけて食事をとる時間が空きすぎないように、ゼリーやジュースなどで糖分を補うように注意しましょう。

参照:厚生労働省「重篤副作用疾患別対応マニュアル・低血糖」

交感神経の切り替わりによる影響

交感神経の切り替わりが、夜のつわりに影響することもあります。

妊娠中は自律神経が乱れやすいので、交感神経から副交感神経へとうまく切り替わらないこともあるのです。

人は夜になると、交感神経から副交感神経へと切り替わり、眠りにつきます。

副交感神経へうまく切り替わらないと、不眠などの症状が現れ寝不足になるのです。

妊娠中に不眠が続くと疲れが取れずにつわりがひどくなることがあるでしょう。

体温が上がる

体温が上がると体調が悪くなり、つわりがひどくなることがあります。

通常は朝の体温が低く、日中活動するとともに体温が上がり、夜には体温が下がって眠りにつきます。

ただ妊娠すると、ホルモンの影響で高温期が続くために、寝るときも体温が下がらずに、寝つきが悪くなったり具合が悪くなる可能性があるでしょう。

夜に体調が悪くなる人は、熱いお風呂は控えて、シャワーに変えることで体温の上昇を抑えられるでしょう。

参照:テルモ体温研究所「体温リズムと身体活動」

眠れないときの5つの対処法

疲れていたり体調が悪いのに眠れないと、ストレスがたまって身体にさらなる負担がかかります。

質のいい睡眠が取れないと疲れが溜まるため、次の日もつわりが治らない、といった悪循環になるでしょう。

ここでは、眠れないときの5つの対処法を紹介していきます。

1:寝方を工夫する

気持ちが悪くて眠れないときは、抱き枕を使用することで眠むりにつきやすくなります。

寝やすい体制を作ることで姿勢が安定し、リラックスできるからです。

妊娠中は、消化機能が低下しているため、つわりで嘔吐を繰り返すと、胃酸が逆流します。

そんなときは、枕で上半身の位置を上げると、胃酸の逆流を抑えられるでしょう。

オススメの姿勢は「シムス体位」です。

左側を下にして横向きに寝ることで血行がよくなり、リラックスして眠れるようになるでしょう。

シムス体位のときも抱き枕を使い、ヒザを少し曲げてお腹の圧迫を抑えるとラクになりますよ。

2:ゆったりした服装で寝る

寝るときは、なるべくゆったりした服装を選びましょう。

ゆったりとした服装で身体への負担を減らすことでリラックスして眠れます。

ウエストが圧迫されると、血行が悪くなり、寝つきも悪くなるので注意が必要です。

寒さや冷えが心配なときは、レッグウォーマーなどを履いて、足首を温めるようにしましょう。

3:軽食を用意する

空腹が気になって眠れないときは、軽食を用意しておきましょう。

お腹の空く時間が長くなると、つわりの症状がひどくなります。

枕元に、ゼリー飲料水やクラッカーなど、一口で食べられるものを用意しておくと、起き上がらずに食べられます。

炭酸水はお腹が満たされるので、ご飯が食べられなくても空腹のときに効果的です。

夜お腹が空いたらこまめに食べられるように、枕元に用意しておくとよいでしょう。

4:できる限り日中はゆっくり過ごす

日中はできる限り、家でゆっくり過ごして疲れを溜めないようにしましょう。

昼間にムリをして動くと、夜に疲れが出て、つわりがひどくなる可能性があります。

夜眠れなくなるのが心配で、お昼はツラくても起きている人がいますが、妊娠中は寝たいときに寝るようにしましょう。

横になるだけでも、リラックスして身体の疲れも回復できるので、日中はムリをしないでゆっくり過ごすように心がけてください。

5:葉酸やビタミンB6を摂取する

ビタミンB6を摂取することで、つわりが軽減されたという研究報告があります。

つわりがひどい妊婦さんには、ビタミンB6の点滴なども投与されることがあり、アメリカではサプリメントが処方されるほど安全性が認められているのです。

ビタミンB群のひとつである葉酸は、胎児の成長に重要な栄養素として知られていますが、つわり軽減にも効果が期待できます。

葉酸には、つわりの原因となる有害物質のホモシスティンを減らす効果があると考えられているのです。

確実に、かつ安全に摂取するにはサプリメントがよいと推進されています。

多くのママたちも妊娠発覚前から積極的に取り入れているので、妊娠したらつわり対策として、また赤ちゃんの成長のために葉酸を取り入れてみるのもよいでしょう。

参照:厚生労働省「IV-58」

参照:関西医科大学看護学部「つわりを体験していらっしゃる妊婦の皆さまへ」

つわりがひどいときには産婦人科で相談しよう

つわりがひどいときは、一人で悩まずに、産婦人科の医師に相談しましょう。

つわりが重症化すると、脱水症状を引き起こしたり、妊娠悪阻になり入院が必要な場合もあります。
下記のような症状があれば、すぐに病院で診察を受けましょう。

  • つわりがひどくて水も受け付けない
  • 1日なんども嘔吐を繰り返す
  • 体重が減った
  • トイレにいっても尿が出ない

症状がひどいときは、吐き気止めの点滴をしたり、妊婦さんでも飲める薬を処方してもらえることもありますよ。

自分に合った対処法を見つけよう

夜につわりがひどくなると、孤独で精神的に不安になります。

つわりは個人差があるので、なかなか理解してもらえず苦しい人もいるでしょう。

夜につわりがひどくなる人は、日中はムリをせず過ごすことで、症状が軽くなる可能性があります。

ゆっくり過ごしながら自分の症状に合った対処法を見つけましょう。

アンケートに答える

【ベビーカーをお持ちの方限定】ベビーカーはどこで購入されましたか?

読み込み中 ... 読み込み中 ...