ハイハイはいつからできる?しないときの理由は?練習法や注意点も

ハイハイをはじめると、赤ちゃんの世界はぐっと広がります。
いつできるようになるのか、その日が待ち遠しい人もいるでしょう。

そんなハイハイについて、いつごろできるようになるのか、しない理由や練習法についてまとめました。

ハイハイはいつからできるようになる?

赤ちゃんによって個人差がありますが、多くの赤ちゃんが「寝返り→ずりばい→お座り→ハイハイ→つかまり立ち」という流れでできるようにます。

それではハイハイの定義や時期、よく耳にするずりばいとの違いについて、見ていきましょう。

平均的な時期は7~8ヶ月

平成22年度の厚生労働省の調査によると、7~8ヶ月の赤ちゃんのおよそ50%、9~10ヶ月の赤ちゃんのおよそ90%がハイハイをするようです。

早い子だと4~5ヶ月にハイハイをはじめます。
なかには、ハイハイをしないままつかまり立ちやひとり歩きをはじめる子もいるようです。

参照:サイト:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」

ずりばいとは違う?

厚生労働省の調査では、ハイハイは這って移動できるものを「できる」としています。
そのため、ずりばいもハイハイの一種と考えられるでしょう。

ずりばいとは、うつぶせの状態で手とお腹より下半身を床につけたまま移動している、ほふく前進のような動作のことです。
腹ばいといわれることもあります。

ハイハイはこのずりばいと、手と膝を床につけて移動する四つばい、手と足を床に付けて移動する高ばいを含んでいると考えられることが多いようです。

なかには、おすわりの姿勢のまま腰を浮かして移動する赤ちゃんもいます。

ずりばいをはじめたばかりのころは、前に進めず、スタートした位置で回ったり後ろに下がったりしていることもありますよ。

参照:サイト:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」


ハイハイができるまでの過程


首も座っていなかった赤ちゃんが、どのような流れでハイハイができるまでに成長するのか、まとめました。

できるようになる時期は個人差が大きいので、あくまで目安にしてくださいね。

首がすわる

ハイハイをするためには、首がすわっていなければなりません。

生後4~5ヶ月になるとおよそ90%の赤ちゃんの首がすわり、自力で頭を支えられるようになります。

首がすわると縦抱きでも安定するので、天井がメインだった赤ちゃんの世界も、広がっていくでしょう。

赤ちゃんの運動の発達は、頭から足の方へ進んでいくため、発達の第一歩ともいえます。

参照:サイト:厚生労働省「平成22年乳幼児身体発育調査の概況について」

両手が使えるようになる

ハイハイをするには、体を支えたり前に出したりと、手や腕の筋肉の発達が欠かせません。

寝返りのあと、自分で上体を起こせるくらい筋肉がついていれば、ずりばいやハイハイもしやすいようです。

同様に足や腰の筋肉も必要になってきます。

早く赤ちゃんが自分で移動する姿を見たい気持ちもありますが、筋肉がつき、自力で進めるようになるのを待ちましょう。

自分以外の物に興味を持つ

赤ちゃんがハイハイをするための原動力は、好奇心です。

近くの物と遠くの物を区別できるようになり、「さわってみたい」「行ってみたい」という気持ちがでてくると、自分で移動を試みてハイハイをはじめます。

ハイハイにはどんな役割がある?

ハイハイは、腕・腹筋・背筋・足などを使った全身運動です。

  • 全身にバランスよく筋肉がつく
  • 運動量があがり肺活量が鍛えられる
  • 身体の使い方を覚える

などの役割があるといわれています。

ただ、その分疲れてしまうので、やりたがらない赤ちゃんもいるようです。

ハイハイをしないときは練習が必要?

ハイハイをしないからといって、ムリに練習する必要はありません。

ハイハイをしないまま、つかまり立ちやひとり歩きをはじめる子もいますし、ムリな練習は股関節の脱臼につながるおそれもあります。

ただ、ハイハイをしにくい環境ではないか見直したり、遊びのなかにハイハイがしたくなるようなきっかけを作ってみるのもよいでしょう。

部屋に物が多く動けるスペースがないと、赤ちゃんもハイハイしにくいものです。
前に進みたくなるような、きっかけさえあれば、ハイハイをはじめることもあります。

ハイハイの訓練ではなく、赤ちゃんのペースを尊重しつつ、遊びの中に練習を取り入れましょう。

ハイハイの練習方法は?

遊びのひとつとして、またハイハイのきっかけづくりとして練習する方法を調査しました。
「ハイハイできればいいな」くらいの、穏やかな気持ちで取り組みましょう。

前に進む感覚をつかむ

ずりばいで移動する感覚を教えてみましょう。

赤ちゃんがうつぶせの状態で、足の裏に親の手のひらを当て、蹴り進む感覚をつかませます。
足腰の筋肉もついていきますよ。

赤ちゃんが好きなおもちゃを目の前に置いておくと、より効果的です。

ハイハイ練習用のおもちゃを使う

おもちゃを少し離れたところに置くことで、赤ちゃんの「前に進みたい」という意欲を促せます。

お気に入りのおもちゃや、ハイハイ練習用のおもちゃで試してみましょう。

赤ちゃんが大好きなママやパパが声をかけるのも、オススメです。

ただ保護者が厳しく声をかけたり、力が入りすぎていると、赤ちゃんもびっくりしたり緊張してしまいます。
ゆったりとした気持ちでおこないましょう。

ハイハイ練習用のおもちゃは、つい手を伸ばしたくなるような動きや音が取り入れられていますよ。

ユーキッド プレイマット

自動で動くバギーが子どもの興味を引いて、前に手をのばすきっかけをつくるプレイマットです。
サポートクッションもついています。

丸めるとバッグのような形になるので、旅行や帰省先でも使用しやすいでしょう。

SKIPHOP ビー・スパイラルトイ

光や音で赤ちゃんの興味をひく、動くおもちゃです。

ハチは取り外せるので、持たせて遊ばせることもできます。
振るとカラカラと音が鳴りますよ。

赤ちゃんがハイハイをはじめる時期に注意することは?

ハイハイをはじめると、ぐっと行動範囲が広くなり、ケガや事故のリスクも増えます。
安全対策を見直しましょう。

「ある日急にハイハイをするようになった」という体験談もあるので、早めに準備しておくと安心ですよ。

行動範囲を決めよう

ハイハイができると、今まで行けなかったところにも自分でい行けるようになります。

ベビーゲートを使用して、安全な場所だけで活動できるようにしましょう。

お風呂場やキッチンには危険な物がいっぱいです。
階段や玄関の段差にも、落下のリスクがひそんでいます。

赤ちゃんから目を離さないのが基本ですが、同居家族が少ない場合、トイレや家事で、目を離さなくてはいけない状況もあるでしょう。

まだまだ「危ないから近づかないで」と言っても理解できる月齢ではありません。

ゲートをつけて、「危ないところに行けない」状態にしておくと、より安心して子育てできるでしょう。

掃除はこまめにしよう

ハイハイをしている赤ちゃんの目線はおよそ30cmで、ほこりが舞いやすい高さです。

こまめに掃除をしましょう。

また、ゴミや物が落ちていると誤って食べてしまう可能性もあります。

誤飲を防ぐために、床や手の届く範囲には、小さいものを置かないようにしましょう。

目安として、直径39mm、奥行き51mm以下の物は誤飲の可能性があるため、1m以上の高さでの保管が推奨されています。

参照:サイト:独立行政法人国民生活センター「子どもの誤飲事故」

家具の角にはクッションをつけよう

家庭によっては、ローテーブルなど家具の角が、ハイハイしている赤ちゃんの目や顔に当たる高さになる場合があります。
とがっている場所には、コーナーガードクッションを設置しましょう。

歩行をはじめると、転倒対策で家具の角にクッションをつける必要がでてくるため、この機会にまとめて終わらせてしまうのもいいですね。

ハイハイは穏やかな気持ちで見守って

ハイハイの平均的な時期は、7~8ヶ月です。

ただハイハイをしないまま、つかまり立ちやひとり歩きをする子もおり、ハイハイをするには、手足の筋肉の発達や個人の性格が関係しています。

なかなかハイハイしなくても「練習しなくてはならないもの」ではありません。
練習する場合は、楽しい雰囲気で遊びのひとつとして試してくださいね。

ハイハイできるようになるのがゴールではなく、あくまで成長過程のひとつなので、穏やかな気持ちで見守るのがよいでしょう。
心配な場合は、健診のときにかかりつけ医など専門家に相談してくださいね。


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