妊娠後期にやっておきたいことや注意点はある?胎児の様子は?

出産予定日が近くなる妊娠後期は、楽しみとともに、さまざまな不安がある時期ではないでしょうか?

おなかの赤ちゃんはどのくらい成長しているの?
ママの身体にはどんな変化がある?

このように気になることもたくさんあるでしょう。

そこで今回は、胎児の様子やママの身体の変化、妊娠中にしておきたいことなどをまとめました。

妊娠後期とは?


妊娠後期は、妊娠8ヶ月〜10ヶ月(28週〜40週)の期間です。

赤ちゃんはまだまだ成長を続け、ママの身体にもさまざまな変化があらわれます。

このころの赤ちゃんや、ママの体はどのように変化しているのかみていきましょう。

胎児の成長はどのくらい?

妊娠後期になると、胎児の骨格がしっかりとできあがり、内臓や筋肉・聴覚などの機能も完成します。

妊娠10ヶ月の臨月に入ると、いつ産まれてもよい状態にまで成長するようです。

胎児の身長と体重の目安も確認しておきましょう。

妊娠8ヶ月 身長約40cm 体重約1,700g
妊娠9ヶ月 身長約45cm 体重約2,400g
妊娠10ヶ月 身長約50cm 体重約3,100g

あくまで目安なので、参考程度に考えてくださいね。

参照:サイト:公益財団法人母子衛生研究会赤ちゃん&子育てインフォ「妊娠末期妊娠28〜31週(第8月)」
参照:サイト:公益財団法人母子衛生研究会赤ちゃん&子育てインフォ「妊娠末期妊娠32〜35週(第9月)」
参照:サイト:公益財団法人母子衛生研究会赤ちゃん&子育てインフォ「妊娠末期妊娠36〜39週(第10月)」

ママの身体の様子は?

みぞおちのあたりまで子宮が大きくなることで、吐き気などの後期つわりや、頻尿になりやすい時期です。

また、おりものが増えたり、お腹の張りを感じることが多くなります。

妊娠後期に気をつけたいこと6つ


妊娠後期にはさまざまなマイナートラブルがあらわれます。

ママの健康や赤ちゃんの成長に影響する症状もあるので、チェックしておきましょう。

1:むくみやすくなる

妊娠中は、体内の水分量が増えたり、血流が悪くなることで、手足や顔がむくみやすくなります。

少しむくんでるくらいであれば問題ありませんが、身体のあちこちがむくむような場合は、周産期心筋症の可能性があるでしょう。

【周産期心筋症とは】
妊娠・出産の影響で心臓の働きが低下して心不全を発症する病気。
身体に十分な血液が行き渡らず、酸欠に陥る危険な状態。

むくみ以外の症状に、

  • 息切れ
  • 倦怠感
  • 1週間に0.5~1kg以上の体重増加

などがあげられます。

心配な症状があれば担当医に相談しましょう。

参照:サイト:国立循環器病研究センター病院「周産期心筋症」

2:お腹の張りや痛みが増える

妊娠後期は、体が出産に向けて準備をしているため、お腹の張りを感じることが多くなるようです。

軽い張りだけではなく、カチカチに固くなったり、腹痛に似た痛みをともなうときもあるでしょう。

急な腹痛が持続する場合は、常位胎盤早期剥離の可能性があります。

【常位胎盤早期剥離とは】
胎盤が出産前に子宮からはがれることで、赤ちゃんに酸素や栄養が届かなくなる。
脳性麻痺などの障害が残ったり、死亡するケースもある。

自然なお腹の張りなのか、危険な張りなのかわからないときは、自己判断せずに病院を受診してくださいね。

参照:サイト:公益財団法人日本医療機能評価機構「常位胎盤早期剥離ってなに?」

3:体重管理をする

妊娠後期は、急な体重の増加に悩む方も多いでしょう。

妊娠後期の急な体重増加は、妊娠高血圧症候群につながる可能性もあります。

【妊娠高血圧症候群とは】
妊娠中に発症する高血圧の症状。
重症になると、ママに痙攣発作や脳出血などの症状があらわれることがあり、赤ちゃんは発育が悪くなったり死亡するケースもある。

食べる順番を意識したり、よく噛むことで、食べ過ぎを防げますよ。

参照:サイト:公益社団法人日本産科婦人科学会「妊娠高血圧症候群」

4:腰痛になりやすい

妊娠後期になると、お腹が大きくなり体の重心が変わります。

重心が前に傾くことで、お腹を支えようとして腰に負担がかかり、腰痛になることがあるでしょう。

対策として、

  • 骨盤ベルトを使う
  • ヨガやストレッチをおこなう
  • 枕やクッションを使う

などがあげられます。

体重が増えすぎないように体重管理をしたり、歩く姿勢に気をつけるのが大切です。

参照:サイト:日本除算学会誌「妊娠期の体重増加と腰痛発症時期との関連及び対処法」

5:便秘がちになる

妊娠後期は、大きくなるお腹が腸の動きを妨げたり、妊娠中に増える黄体ホルモンが原因で便秘がちになります。

対策として、

  • 便意を我慢しない
  • 食物繊維を十分に摂る
  • 水分補給をしっかりする
  • 適度に運動をする

上記のことに気をつけましょう。

運動は、軽いストレッチやウォーキングがオススメです。

腸の働きが低下することで下痢になるママもいるようです。
症状がツラいときは、我慢せずに病院を受診しましょう。

妊娠中でも使える薬を処方してくれることがあります。

参照:サイト:徳島県医師会「妊娠と便秘症」

6:後期つわりが起こる

妊娠後期になって、吐き気や胃痛、頭痛・息切れ・動悸など、つわりのような症状が出ることがあるでしょう。

妊娠初期のつわりは、ホルモンの影響などが考えられますが、後期のつわりは、お腹が大きくなって胃や腸が圧迫されることで起こります。

大きなおなかを抱えて行動するために、体力を消耗するため、疲れやすかったり眠気を感じる人もいるようです。

ツライときは、横になるなど楽な姿勢をとりましょう。

妊娠後期にやっておきたいこと


妊娠後期にやっておきたいことも確認しておきましょう。

出産準備としてやっておきたいことから、今しかできないオススメの過ごし方までをまとめました。

外食する

赤ちゃんが生まれると、しばらくは家の中で過ごすことが多くなります。

外出できるようになっても、赤ちゃん連れだとゆっくり外食するのは難しいでしょう。

今のうちに、外食に出かけておくのもオススメです。

美容室に行く

産後は、お宮参りなど、赤ちゃんの行事で出かけることが多くなります。

かといって、赤ちゃんが生まれてからは思うように外出できません。

せっかくのイベントで髪がぼさぼさ…なんてことのないよう、出産前に美容室にいっておくといいでしょう。

マタニティフォトを撮る

妊娠中しかできないことのひとつに、マタニティフォトがあります。

妊娠後期は、お腹のふくらみもはっきりとわかるので、マタニティフォトを撮るには最適です。

写真館で撮影する以外に、自宅でセルフ撮影もできるので、試してみてはいかがでしょうか?

妊娠線の予防

お腹がどんどん大きくなる妊娠後期は、妊娠線ができやすい時期です。

大きくなったお腹に、皮膚の伸びがついていかず、裂けることで妊娠線ができます。

皮膚がよく伸びるようにするためには、保湿が大切です。

妊娠線専用クリームなどを使ってケアしましょう。

妊娠後期は自分の下腹部が見えにくくなるので、ケアも見逃しがちです。

自分でチェックできない部分は、家族に塗ってもらいましょう。

歯の治療をしておく

産後は病院へ行く時間も限られるので、できれば妊娠中に歯の治療をしておきましょう。

妊娠中は、麻酔やレントゲンの影響が心配な人もいるでしょう。

妊娠中であることを医師に伝えておくことで、治療にも配慮してもらえるので、必ず伝えてくださいね。

親知らずの抜歯やインプラントなど、妊娠中はおこなえない治療もあるので、歯科医院に確認しておきましょう。

両親教室に行ってみる

かかりつけの病院や、お住まいの市区町村で開催している両親教室に行ってみましょう。

出産に向けての情報や、産後の過ごし方、育児に関する話を聞けます。

実際に出産する女性と違い、パパは親になる実感を得にくいので、両親教室に行くことがよい刺激になるでしょう。

出産準備をすすめる

妊娠後期には、入院・出産準備を整えましょう。

入院グッズをまとめたり、退院後に使う赤ちゃんの洋服や布団、哺乳瓶やおむつなどをリストアップしておくとよいですよ。

帰宅時にママの着るものや、ベビードレス、おくるみなども忘れずに用意しましょう。

仕事に復帰予定のママは保活を

産休育休を取得して出産する場合は、保活もはじめましょう。

自治体によっては、保育園の空きが少ないケースもあるので、早めに保活をしなければ希望する園に入れないことも考えられます。

出産前から申請できるところもあるので、市役所の窓口で相談してみましょう。

妊娠生活もあとわずか!出産準備を進めよう


妊娠後期は出産まであとわずかですか、赤ちゃんはまだまだ成長を続け、ママの身体にもさまざまなトラブルがあらわれます。

ムリをせず、心配な症状があれば病院で相談してくださいね。

体調がよいときに、赤ちゃんを迎える準備や、出産前にやっておきたいことをリストアップしておきましょう。

いつ出産になってもいいように、早めに準備しておくと、安心して出産にのぞめますよ。

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