妊婦もシートベルトをする?正しい着用の方法とおすすめアイテム3選

妊娠中は、おなかの赤ちゃんを守るためにも、おなかを締めつけたり、強く押さないことが大切です。

では、シートベルトはどうすればいいのでしょう?

「シートベルトをするとおなかが苦しい」「急ブレーキのときおなかに強い圧迫がかかるのが心配」といった声も聞かれます。

ここでは、妊婦のシートベルト着用について、交通法ではどのようになっているのか、正しい着用方法やオススメのアイテムについてまとめました。

妊娠中のシートベルト、する?しない?

妊娠中も、車に乗る機会はたくさんあります。

ご自分で車を運転する女性も、たくさんいるでしょう。

住んでいる場所によっては、車がなければ日々の生活がなりたたないこともあります。

自分で運転するにしても、人が運転する車に乗せてもらうにしても、妊娠中に車に乗るときに気になるのがシートベルトのことでしょう。

妊娠中の女性の場合、シートベルトでおなかが圧迫されないものか、不安に思う人もいるのではないでしょうか。

しかし、警視庁や日本産科婦人科学会などでは、妊婦であってもシートベルトを着用することを推奨しています。

参照:サイト:全日本交通安全協会/警視庁/日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会「あなたの笑顔に会いたくて」

シートベルトをしなかった場合のリスク

シートベルトは、万が一の事故のときに、おなかの赤ちゃんやママを守ってくれます。

もし、後部座席にシートベルトをしないで座っているときに事故にあった場合はどうなるでしょうか。

車が時速40キロで走っているときに、交通事故などによる急停車により前の座席に衝突すると、体重の約30倍の衝撃がかかるといいます。

このような強い衝撃を受けた場合、母体と胎児、双方が危険です。

また、前の座席に衝突した場合に、前の座席に座っている人に強い衝撃を与えることにもなります。

助手席でシートベルトをしないで座っていた場合、ダッシュボードに強く体を打ちつけたり、最悪の場合、体が車外へ放り出されることもあるでしょう。

さらに、シートベルト非着用により事故の被害が大きくなった場合は、被害者の過失と見なされ、保険で十分な補償が受けられないケースもあります。

このようなシートベルト非着用時のリスクを考えると、妊婦であってもシートベルト着用が推奨されるのも納得できるでしょう。

参照:サイト:神奈川県警察「妊娠中の女性へのシートベルト着用の推奨について」

道路交通法でのシートベルトの着用は?

警視庁のホームページでも、妊婦のシートベルト着用は推奨されていますが、法律的にはどのようになっているのでしょうか?

道路交通法の第71条の3では、すべての座席でシートベルトを着用しなければならないとされています。

すべての座席ということですから、運転席や助手席はもちろん、後部座席に座る場合も座席ベルトの着用は義務づけられているということです。

もし、違反した場合は、座席ベルト装着義務違反となり、違反点数1点となりますので注意しましょう。

シートベルト装着義務は、妊婦さんも例外ではありません。

ただし、次に紹介するケースでは、シートベルトの着用が免除されます。

参照:サイト:警察庁「全ての座席でシートベルトを着用しましょう」

シートベルトが免除されるケースとは?

道路交通法施行令第26条の3の2では、運転者のシートベルト着用が免除されるケースとして、健康上や治療の観点からシートベルト着用が適当でない場合があげられています。

また、道路交通法71条の3の2では、健康上あるいは治療の観点からシートベルト着用が適当でない者が車に同乗する場合は、シートベルトの着用義務が免除されるということです。

妊婦の場合は、切迫流産や切迫早産で少しの圧迫も危険と思われるケースや、破水や出血のため後部座席に横たわったまま病院に向かわねばならないようなケースが該当するでしょう。

ただし、妊婦であればシートベルト着用義務がないという意味ではありません。

シートベルト着用が健康に害を及ぼす可能性が高い場合にのみ、着用が免除されるということであり、シートベルト着用が推奨されることに変わりないのです。

参照:サイト:道路交通法施行令「第26条の3の2」

妊婦も運転できる?

道路交通法では、妊婦の運転を禁止してはいません

とはいえ、体調が悪いときや、医師から安静を指示されている場合は運転を控えるべきです。

また、臨月になるといつ陣痛が始まってもおかしくないため、臨月に入ってからの運転も控えた方がいいでしょう。

車の運転は、妊娠の経過が良好で、通常の生活が許可されている場合にのみおこなうべきです。

その場合でも、シートベルトの着用方法を工夫したり、マタニティシートベルトを使うなど、できるだけおなかに負担のかからない方法をとりましょう。

妊婦中のシートベルトの正しい着用方法

妊娠中にシートベルトを着用する場合は、大きなおなかを圧迫しない工夫が必要です。

適切な装着方法でなければ返って危険になることもあるでしょう。

妊婦さんの正しいシートベルトの着用方法は、以下のようになります。

  1. シートは倒さず、まっすぐのままで深く座る。
  2. 妊娠中でも、肩ベルトと腰ベルトの両方使う。
  3. 肩ベルトと腰ベルトが腹部(おなかの膨らんでいる部分)にかからないようにする。
  4. 肩ベルトは首にかからないようにし、胸の間を通して、おなかの側面に沿わせる。
  5. 腰ベルトは、おなかの膨らんでいる部分は避けて、なるべく腰骨の低い位置を通す。

ただし、妊娠中の体調には個人差があります。

シートベルトの着用が不安な方は、担当の医師に確認しましょう。

参照:サイト:全日本交通安全協会/警視庁/日本産科婦人科学会/日本産婦人科医会「あなたの笑顔に会いたくて」

オススメのマタニティーシートベルト3選

マタニティーシートベルトとは、大きくなったおなかにシートベルトの圧迫がかかるのを防ぐ、妊婦さん用のシートベルト補助具です。

車のシートに固定するだけで簡単に使えて、シートベルトがおなかにかからないようにサポートします。

さまざまなメーカーの商品がありますが、ここでは、オススメの3選を紹介しましょう。

タミーシールド(マタニティ用シートベルト補助具)

妊娠用・妊婦用シートベルト補助具 タミーシールド Tummy Shield

妊娠用・妊婦用シートベルト補助具 タミーシールド Tummy Shield

29,800円(01/18 05:31時点)
Amazonの情報を掲載しています
サイズ 47×44×4cm
重量 約3.4kg
素材 難燃性繊維(クッション)・ステンレス(中板)

オーストラリアで開発された妊婦さんのためのシートベルト着装補助具です。

座席にクッションを固定して使います。

オーストラリアの高速衝突試験などさまざまな強度試験に合格しており、がっしりとした頑丈な作りです。

国際特許取得のユニークな商品で、シートベルトを普通に着用した後、腰ベルトをタミーシールドのクッション部分の金具に引っ掛けるだけ!

ワンタッチの簡単装着で、おなかのベルトが足の付け根部分に固定されます。

ひとつだけ難点をいえば、パンツスタイルでの使用を前提としている点です。

スカートやワンピース着用の場合は、ひざ掛けを使うなど、ももの露出をカバーする必要があります。

日本育児 マタニティーシートベルト

サイズ 41×30×1.5cm
重量 約150g
素材 ポリエステル

クッションを座席に固定して使います。

薄くて軽いので運転席から助手席へ、助手席から運転席への移動も簡単です。

クッションを固定した座席に座り、普通にシートベルトを着装したら、腰ベルトをクッションの前面左右についている面ファスナーで腰骨の下あたりに固定します。

スカートにもパンツスタイルにも対応できるので、妊婦さんの服装を選びません。

Bolso マタニティーシートベルト

Bolso マタニティシートベルト 妊婦シートベルト (ブルー)

Bolso マタニティシートベルト 妊婦シートベルト (ブルー)

2,780円(01/18 05:31時点)
Amazonの情報を掲載しています
サイズ 44×44×3cm
重量 約340g
素材 ベロア素材

厚すぎず、薄すぎず、適度な厚みの固定式クッションです。

裏に滑り止めがついているので、車のシートの上で滑りません

腰ベルトの真ん中をバックルで固定し、両脇をボタンで固定する3点固定タイプです。
3点で固定すると腰ベルトが腰骨の下あたりにくるので、おなかへの圧迫感がありません

安全のために妊娠中もシートベルトを着用しましょう!

妊娠中はシートベルトがきつく感じられたり、おなかへの圧迫が気になるものです。

でも、万が一シートベルトをしていない状態で事故にあった場合は、母子ともに命の危険にさらされます。

妊娠中でも、おなかを圧迫しないやり方で、シートベルトを着用しましょう。

妊婦のシートベルトの着用は、警視庁や日本産科婦人科学会も推奨しています。
それでも心配な方は、マタニティ用シートベルト補助具を使用するとよいでしょう。

アンケートに答える

あなたの職業を教えてください。

読み込み中 ... 読み込み中 ...