さまざまなジャンルで活躍するパパやママに、子育てのマイルールを聞くこの企画。
今回お話を伺うのは、関根麻里さんです。
3歳になったばかりの娘は、教えていないのにすでにボケをマスターしているとのこと!
笑いが絶えない関根家の、子育てのルールを伺いました。
関根麻里さんのマイルールとは?
「楽しさ貯金」で人生楽しく!
私が両親から教えてもらったことは、人生は楽しいということ。とにかく笑いの絶えない家庭でした。
お風呂に入るときは、「ケツケツダンス」といって父のお尻を叩いて遊ぶのが定番。
大変なことや辛いことがあっても、そういう楽しい思い出があれば頑張れるというのが、「楽しさ貯金」です。
娘にも、楽しいことを一緒にして、人生は楽しいのだと教えてあげたいと思っています。
私は小さいときから活発で社交的でしたが、娘は正反対。慎重派なんです。
ショーやパレードを観に行っても、睨みつけるように見ているので、楽しくないのかなと心配になるくらい。
でも家に帰った途端、「みなさ〜ん!こんにちは〜!」とお姉さんの真似をして、娘のショーが始まります。
ショーの最中は、娘なりに楽しんでいたみたい。
絵本の読み聞かせに行った日は、ぬいぐるみを並べて、絵本を読んでくれたおばあさんのモノマネ。
「もっと前に来てくださ〜い」「みんな、見えますか〜?」って。そんなところまで見ていたのかと感心しちゃいます。
私も毎日、娘に笑わせてもらっています。
お出かけは、前と後の情報共有を大切にする
娘は、自分の意思をしっかりもっていて、何がしたいとか何が好きというのがはっきりしてしています。
お出かけは、「今日は何を着ていく?」からスタート。
洋服はもちろん、下着や傘までトータルコーディネートします。フリフリやキラキラが好きで、まさに女子です。
娘は次に何をするのか知りたいタイプなので、お出かけ前に1日のスケジュールを伝えるのが、彼女の攻略法。そうすると安心するようです。
乗り物に乗るときも同じ。バスに乗る前には「席が空いていたら座ってもいいけど、空いていなかったら立っていようね」と先に説明します。
先日、空いている席に娘が座ろうとしたところ、別の女性が僅差で先に席に着き、娘が「あー!空いていたのに!」と女性に向かって指をさしてしまいました。
以来、「席が空いていても、他に座りたい人がいたら譲ろうね」という説明を加えています。
お出かけのあとは、家族でその日の出来事を共有するのもルールの1つです。ファミリーのグループがあるので、その日の様子を写真に撮って共有します。
1番レスが早いのは、決まってじいじ。集合写真をのせて、「娘はどれだ?」とクイズを出したときも「天使は輝いているからすぐに見つかるよ」と1番に返信がきました。
「いちいち表現がうるさい(笑)」と、みんなでつっこんでいます。
できなくて当たり前、できたらラッキー!
今はトイレトレーニングの真っ最中。3歳になったので、そろそろオムツが外れていいのではと思っているのですが、もう少しかかりそうです。
かわいいパンツを買ってみたり、トイレにシールを貼ってみたり、試行錯誤の毎日です。
「あの子は2歳なのに、もうオムツが取れている!」と焦ってしまうこともありますが、ペースは人それぞれ。
上手にできて当然と思っていたら、ストレスがたまるので、できなくて当たり前、できたらラッキーというマインドを大事にしています。
最近嬉しかった娘の成長は、てんとう虫を自分から触ったこと。怖がりで慎重派の娘にとっては、大きな成長です。
公園に行ったら、6歳と4歳のお姉さんが一緒に遊んでくれました。小さなてんとう虫を見つけて、6歳のお姉さんが4歳のお姉さんの手にのせたんですね。
そしたら、娘が「私の手にものせて」って言ったんです。もう、びっくり!お姉さんたち、ありがとう〜!っていう感じです。
憧れのお兄さんやお姉さんを真似して、オムツも外れないかな。
諦めるのはよくないけど、できなくても落ち込まない。その代わり、できたときにはいっぱい褒めます。褒めないと、「今日は褒めてくれないね」って言われちゃいますから(笑)。
おすすめの育児グッズ
私のおすすめ商品は、エジソンの鼻水吸引器です。
自分で鼻をかめるようになるまでの約2年間、毎日バッグの中に入れて持ち歩いていました。
こまめに吸引していたおかげで風邪の回復がよくなり、中耳炎になることもありませんでした。
プロフィール
関根麻里(せきね・まり)
東京都出身。幼少期インターナショナルスクールで過ごし、語学が堪能。ボストンのエマーソン大学を卒業後、芸能活動を開始。現在は、バラエティ番組やCMの他、英会話番組などでも活躍している。
instagram:@marisekine
(過去のゲスト)
・秀島文香さん