授乳を縦抱きでする方法は?新生児もできる?正しい姿勢とコツまとめ

授乳するときは、横抱きのママが多いと思いますが、縦抱きの授乳スタイルも試してみませんか。

「縦抱き授乳をしてみたいけど、新生児のうちにやってもいいの?」

ここでは、縦抱き授乳のやり方やコツについてまとめました。

縦抱き授乳を取り入れたいと考えているママは、参考にしてくださいね。

縦抱き授乳とは

縦抱き授乳は、ママの太ももに赤ちゃんを乗せ、向かい合わせの状態で授乳する方法です。

おっぱいの高さと赤ちゃんの顔の高さが合うため、授乳しやすくなります。

乳首を咥えやすい位置で授乳できるので、乳首を吸う力が弱い、新生児や低体重で生まれた赤ちゃんにもオススメの授乳スタイルです。

向かい合わせで授乳することで、ママと赤ちゃんの密着度も高まり、赤ちゃんも安心感があります。

授乳の縦抱きは新生児でも大丈夫?

基本的に縦抱き授乳は、新生児からできます。

「新生児期の赤ちゃんを縦抱きするのは不安」という、ママも多いようです。

たしかに首がすわっていない赤ちゃんを縦抱きするのは心配ですよね。

縦抱きは、ママの腕と手で赤ちゃんの首元をしっかり固定しながら授乳するので、危険はありません。

縦抱き授乳のやり方

縦抱き授乳は難しいイメージがあるかもしれませんが、慣れてしまえば簡単にできますよ。

縦抱き授乳のやり方を紹介します。

  1. 赤ちゃんをママの太ももの上で、向かい合わせにして座らせる(赤ちゃんの足は、ママの足の両側にくる)
  2. 赤ちゃんの口が、ママの乳首よりも少し下の位置になるように調整する(赤ちゃんのお尻の下にクッションやタオルなどを敷き、高さを合わせる)
  3. 赤ちゃんの背中に授乳する側の腕を回し、赤ちゃんの耳の後ろを親指と人差し指で挟み、しっかりと後頭部を支える
  4. 反対側の手で、おっぱいを下から支え、しっかりと深くくわえさせて授乳する

赤ちゃんを正しく支えることが大切です。

強すぎず、かといって手を添える程度でもなく、しっかり赤ちゃんの頭を支えてあげてください。

授乳のときは、左右均等に与えるようにしてくださいね。

縦抱き授乳の正しい姿勢とコツ

赤ちゃんがあごをあげて上向きに飲むのが、縦抱き授乳の正しい姿勢です。

ママは背筋を伸ばして、授乳するように心がけましょう。

前かがみになるとママも疲れやすく、肩こりや腰痛の原因にもなります。

背もたれのある椅子やソファなどに寄りかかって授乳すると、ラクに姿勢をキープできますよ。

授乳のコツは、乳輪が隠れるくらい、乳首を深くくわえさせることです。

赤ちゃんの口が、アヒル口になっていれば正しくくわえている証拠でしょう。

縦抱き授乳のメリット

縦抱き授乳には、メリットがあります。

吐き戻しが少なくなる

赤ちゃんの胃は大人と違い、まっすぐな形状をしています。

縦抱きであれば、まっすぐな胃にそのままミルクが流れるので吐き戻しも少なくなるでしょう。

また赤ちゃんは、ミルクと一緒に空気も飲み込んでしまうので、授乳後はゲップをさせなくてはいけません。
ゲップを出さないと、吐いてしまったりお腹がはってしまうこともあります。

縦抱きは身体が起き上がっている状態なので、ゲップも出やすくなります。

哺乳瓶でミルクを与えるときも、オススメの授乳スタイルです。

赤ちゃんが乳首をくわえやすい

縦抱き授乳は、おっぱいを正面からくわえられるので、吸いにくい乳頭の形でも授乳しやすい姿勢とされています。

赤ちゃんがくわえにくい乳頭の形

  • 扁平乳頭
    乳輪と乳首がほぼ平面な状態です。
  • 陥没乳頭
    乳首がへこんでいる状態です。
    乳輪の部分を圧迫することで突出するタイプと、圧迫しても突出しないタイプがあります。
  • 乳頸部が細い
    乳首の根元が細くなっている状態です。

乳首を深くくわえることができるので、横抱き授乳でなかなかおっぱいをくわえられない、小さい赤ちゃんや授乳に慣れていない赤ちゃんにも、哺乳しやすいスタイルといえるでしょう。

ママの姿勢もラクチン

ママがラクな姿勢で授乳できるのもポイントです。

赤ちゃんを抱き上げる必要がないので、腕の負担を軽くできます。

授乳クッションも必要ありませんよ。

母乳の飲み残しを防ぐ

いつも同じ姿勢で授乳していると、おっぱいが完全に空にならず、おっぱいにしこりができてしまったり、乳腺炎などトラブルの原因ともなります。

横抱きなどと合わせ、いろいろな方向から飲ませると飲み残しがなくなります。

乳首の痛みや乳管の詰まりもなくなり、母乳の出や母乳の量も多くなるでしょう。

乳腺炎とは
乳房の炎症です。
授乳してから生後6週間までに発症することが多く、ほとんどのママが経験するといわれています。
乳腺炎にならないためには、両方のおっぱいを空にすることが大切です。
正しい授乳方法で姿勢を変えながら、おっぱいが完全に空になるように授乳します。

参照:サイト:公益財団法人母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」

縦抱き授乳するときに注意したいこと

縦抱きするときに、注意してほしいことをまとめました。

ママと赤ちゃんは平行に向かい合う

縦抱きするときは、赤ちゃんの顔や体がねじれないよう注意しましょう。

ママと赤ちゃんが平行の状態で授乳できないと、乳首を上手に捉えられず、乳首が傷つくこともあります。

深く乳首をくわえられれば、哺乳の量もしっかり確保できるでしょう。

長時間の縦抱きはNG

長時間、縦抱きを続けるのはやめましょう。

赤ちゃんの首や背骨に、負担がかかってしまいます。

授乳などの短時間なら問題ありません。

ほかの授乳方法もチェック

赤ちゃんが縦抱き授乳を嫌がったら無理強いせず、ほかの授乳方法を試しましょう。

機嫌のいいときに、チャレンジするのがオススメです。

さまざまな体勢で授乳することで、ママと赤ちゃんに合った授乳スタイルがわかるでしょう。

横抱き授乳

クレードルともいわれ、おっぱいを吸うのと同じ側の腕で赤ちゃんを支え、授乳するスタイルです。

赤ちゃんの様子がよく見えるので、赤ちゃんもママも安心感があります。

もっともベーシックな授乳スタイルでしょう。

交差横抱き授乳

ママの腕を交差させて授乳するスタイルで、クロスクレードルともいわれます。

おっぱいを吸うのと反対側の腕で、赤ちゃんを支えます。

首がすわる前の赤ちゃんや、授乳に慣れていないママにもオススメです。

フットボール抱き授乳

赤ちゃんを脇に抱え込んで授乳する、脇抱きの授乳スタイルです。

腰のあたりで、赤ちゃんを横に抱っこして授乳します。

両脇で抱えれば、双子の赤ちゃんを一緒に授乳できるというメリットもありますよ。

帝王切開術後やおっぱいが大きいママ、おっぱいの吸い方が弱い赤ちゃんにオススメです。

添い乳授乳

添い寝するような体勢で、授乳するスタイルです。

片手で赤ちゃんを支えながら、身体を横たえて赤ちゃんにおっぱいをくわえさせます。

夜中の授乳でも起き上がらなくていいので、便利な授乳方法です。

帝王切開後や夜中の授乳、ママの体調がすぐれないときにもオススメです。

上手にできるように練習しよう!

がんばった出産のあと、はじめての育児である授乳が待っています。

新生児のうちは、授乳間隔も短いので授乳回数も多くなりますが、最初はうまく授乳できないこともあるでしょう。

なかなか授乳できず、自分の気持ちばかりが焦ることもあるかもしれません。

授乳は、ママと子どもの共同作業です。

いろいろな授乳スタイルを試してみましょう。

2人がリラックスして、授乳できるスタイルを見つけてくださいね。

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