ずりばいとは?いつから?ハイハイとは違う?しないときの練習法と注意点

赤ちゃんが寝返りをマスターすると、いよいよ自分の力でずりばいをはじめます。

発達には個人差があるとはいえ、「なかなかずりばいしない」「ハイハイとずりばいの違いがわからない」「練習方法はある?」などと、悩んんだり疑問をもっているママが多いようです。

ここでは、赤ちゃんがずりばい・はいはいをする時期の発達について解説します。

ずりばいとは?


ずりばいとは、ほふく前進のような動きのことをいいます。

とはいえ、赤ちゃんは大人のほふく前進のように、効率よく全身を動かせません。

手のひらや足の裏に力を入れて、床を押したり引っ張ったりすることで、前や後ろに這って動こうとします。

そのため、赤ちゃんのずりばいは決まった動きではなく、十人十色の個性があるのです。

ずりばいの主な動きを3つ紹介します。

1:後退するずりばい

前進よりも、後退のずりばいを早く習得する赤ちゃんもいるようです。

手の力で床を力一杯押して、身体を後退させます。

上半身を高めに持ち上げられるようになったら、後退しやすくなるようです。

2:回転するずりばい

前進・後退だけではなく、身体を軸にして、くるくると方向転換するのが得意な赤ちゃんもいます。

赤ちゃんが行きたい方向にむかって、器用に身体を回転させて移動します。

フラフラしているように感じますが、手・足・体を上手に使いこなしている証拠といえるでしょう。

3:くねくねずりばい

大人のほふく前進の動きに近い動きです。

手のひらで床を押すというよりは、前腕に体重をかけて前に移動していきます。

スピードが速くなってくると、とかげのように身体をくねらせて、器用に足で床を蹴りながら進みます。

ずりばいに慣れてきたころに出てくる動きです。

ずりばいとハイハイは違う?

ずりばいとハイハイは、違います。

ずりばいは、体を床につけて這う動きです
いっぽうハイハイは、手のひらと下腿(膝から下の足)だけを床につけて、体を浮かせている形からの動きです。

一般的に、寝返りやずりばいのあとに、ハイハイへと発達が進みます

ずりばいからハイハイへ発展する時期は、両方をミックスした動きをするので、違いが曖昧だと感じるママも多いようです。

ずりばいから、少しずつお尻や体を浮かせる姿勢になってきたら、ハイハイに移行すると考えて、温かく見守りましょう。

何ヶ月ころからずりばいをするの?


赤ちゃんは、だいたい生後7~8ヶ月ころからずりばいをはじめるようです。

早い子で、生後5ヶ月くらいからずりばいをはじめたという先輩ママの声もあります。

ずりばいをする期間が長い子・短い子・ずりばいをしない子など、発達のパターンはさまざまです。

はじめる時期には個人差があるので、あくまでも目安として参考にしてください。

母子手帳に記載してある、発達の目安もチェックしておくとよいでしょう。

周りの赤ちゃんと比べてると「発達が遅れている?」と捉えがちですが、ママがその子なりの成長を楽しむことも大切です。

わが子の「ずりばい」体験談

先輩ママ達の「ずりばい」体験談を紹介します。

赤ちゃんのかわいい動きにメロメロなママが多いですね。

ずりばいをはじめると、赤ちゃんは一気に行動範囲が広がります。
思わぬところに赤ちゃんが移動していて、驚く人も多いでしょう。

赤ちゃんがずりばいをしない原因って?


赤ちゃんの成長は個人差が大きいため、ずりばいをしない赤ちゃんもいるようです。

ここでは、赤ちゃんがずりばいをしない原因を紹介します。

まだ筋肉が発達していない

ずりばいをするためには、腕・足・背中などの筋力が必要です。

寝返りをして間もない赤ちゃんは、まだ自分で仰向けに戻れなくて泣いたり、もがいたりすることがあります。

これと同じで、ずりばいも自分である程度頭を持ち上げられるようになるなど、必要な筋力がついてくることが重要です。

現状に満足している

赤ちゃんが動き出すためには、本人の意欲が大切です。

「仰向けが好き」「ゴロゴロ連続寝返りが好き」など、ずりばいをしなくても赤ちゃんが満足していると、なかなかずりばいに発展しないケースがあるでしょう。

赤ちゃんが大好きな玩具を見せて、動きたい意欲を引き出す工夫してみることもオススメです。

うつぶせが苦手

なかには、うつぶせが苦手な赤ちゃんもいるようです。

うつぶせが苦手な場合は、身体が十分発達していても、ずりばいをしにくいことがあります。

ずりばいより、ひとり座りが先にできるケースもあるようです。

病気の可能性もある

ずりばいなどの運動発達遅延が、発達障害幼少期の言葉の遅れと関係があるともいわれていますが、根拠はありません。
ただ、病気が影響してずりばいをしない可能性も考えられます。

ここでは、考えられる病気について、詳しく解説します。

股関節脱臼

股関節脱臼が原因で、ずりばいをするのが難しいことがあります。

股関節脱臼は、大腿骨(太ももの骨)の先端が、骨盤にうまく接続していない状態です。

  • 股関節を動かしたときにポキポキという骨の音がする
  • 脚の長さが左右で違う
  • 股関節の開きが悪い
  • 股関節が開きすぎる
  • 足を触るとギャン泣きする

このような症状がみられます。

当てはまる症状がある場合は、小児科を受診して主治医に相談してください。

必要があれば、紹介状を書いてもらい、大病院に行くこともあるようです。

また、乳児の集団健診の診察項目にもあるので、健診のチャンスにしっかりみてもらうとよいでしょう。

耳の聞こえが悪い

聴覚に問題があると、ずりばいをしにくいことがあります。

赤ちゃんは、音のする方向に興味をもって動こうとすることがあるためです。

  • 呼びかけても振り向かない
  • 玩具で音を鳴らしても関心をもたない

このような場合は、専門家へ相談しましょう。

目の見え方が悪い

視覚に問題があると、ずりばいをしにくいことがあるでしょう。

赤ちゃんはうつぶせになって、視界が広がると見えるものに興味をしめして、動こうとします。

追視(玩具などを目で追う)がないと感じる場合は、病院で検査を受けましょう。

気になるときは相談しよう

子育てをしていて気にかかることがある場合、ひとりで抱え込まずに相談することが大切です。

とはいえ、小児科を受診するのは気が引けるというママが多いようです。

その場合は、保健センターの育児相談、子育て支援センターや児童館の保育士、助産院の助産師など、子どもに関わる専門家に話をしてみるのもよいでしょう。

すぐに「病気かも?」と決めつけずに、気軽に相談してみることで、新たな知識やアドバイスをもらえるかもしれません。

ずりばいの役割は?


ずりばいは単なる発達段階ではなく、身体の成長を刺激する役割があります。

ずりばいの役割を、くわしく見ていきましょう。

身体が鍛えられる

ずりばいをするとき、赤ちゃんは全身の筋肉を使います。

ずりばいは、大人からみると室内の少しの移動にみえるかもしれませんが、赤ちゃんにとっては全身運動の連続です。

たくさんずりばいをすることで、筋肉の発達を促す効果が期待できます。

脳が活性化する

ずりばいは、脳の活性化にもつながります。

赤ちゃんは「自分の目で見て触りたいものを見つけて、全身を使って動き、触れる」という流れの中で、視覚・触覚など、たくさん脳を働かせています

ママに抱っこされた受け身の状態から、自分の意志で世界を広げていく過程において、脳への刺激も多いようです。

心肺機能が高まる

ずりばいは、心肺機能を高める効果も期待できます。

全身を使うずりばい運動をすることで、呼吸や心拍数も高まり、心肺機能が強くなるでしょう。

ずりばいの練習は必要?練習方法は?

ずりばいをせずに成長する赤ちゃんもいますが、すりばいをすることで得られるメリットもあるので、練習してみてもいいでしょう。

ずりばいのコツをつかめていない赤ちゃんも、「少しの工夫で上手にずりばいをするようになった」というママたちの声もあるようです。

練習といっても、ママが簡単にできるので、赤ちゃんの発達を見守りながら、一緒にずりばい練習をしてみましょう。

ずりばいの練習方法4つ

ここからは、ずりばいの練習方法を紹介します。

1:足裏を押す

赤ちゃんがうつぶせになっているときに、足元側から足裏を軽く押す方法です。

床を蹴るよりも、脚に力が入りやすため、前へ進む練習になるでしょう。

ぐるぐる回転してしまう赤ちゃんや、後ろにさがってしまい、前に進むのが苦手な赤ちゃんへの前進の練習としてもオススメです。

2:おもちゃを置く

赤ちゃんの手の届きそうなところに、大好きなおもちゃを置きましょう。

赤ちゃんが「おもちゃを触りたい」「自分で動きたい」という意欲を刺激します

おもちゃ以外でも、「あかちゃんせんべい」「絵本」「ペットボトル」など、興味を引けるものを使うのもオススメです。

3:見本になる

パパやママがお手本になって、ずりばいを見せるのもオススメです。

大好きなパパママがずりばいをしていると、真似をして上手になることもあります。

月齢の近い赤ちゃんの、ずりばいやハイハイの姿をみせるのもよいでしょう。

4:お腹の上にのせてあげる

赤ちゃんを、大人のお腹の上にのせてあげましょう。

ずりばいをするときに使う筋肉を鍛えられます。

赤ちゃんは、お腹の上でうつぶせになると、ママの顔が見たくて顔を一生懸命にもち上げたり手足を動かしたりするようです

お腹の上で、心地よい体温を感じると安心するというメリットもあります。

ずりばいを練習するときの注意点

ずりばいの練習するときは、赤ちゃんが動きやすい服装でおこなうことが大切です。

お腹側にボタンがあると、うつぶせになったときに痛くて赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、肌に傷をつける可能性があります。

また、女の子だとフリルの多いワンピースで、足がひっかかって動きづらいこともあるようです。

ずりばいの練習は、赤ちゃんが動いても邪魔にならない、シンプルな服装でおこないましょう。

赤ちゃんの発達を温かく見守ろう


赤ちゃんの発達は十人十色で、ずりばいの動き方もさまざまです。

ずりばいは、必ずしもしなければならないわけではありませんが、赤ちゃんの成長にとって、メリットもたくさんあります。

赤ちゃんの筋力が高まったり、さまざまな刺激になることから、普段の関わりにプラスして、少し工夫して取り入れてみるのもオススメです。

ママはあせらず、その子のペースを大切にして温かく見守りましょう

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