赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

歩行器とは、補助シートが設置されているキャスター付きテーブルのことです。
最近ではベビーウォーカーと呼ばれることもあります。

かつては、歩く練習になると考えられ、多くの家庭で使われていました。

しかし最近では、歩行器は赤ちゃんの身体の発達によくないという意見もあり、使わないほうがいいのか迷うママも多いようです。

今回は歩行器を使うメリット・デメリットや、適切な使用方法や時期、選ぶときのポイントなどをまとめました。

赤ちゃんに歩行器は必要?

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

赤ちゃんに歩行器が必要かどうかは、ママやパパの考え方によって異なります。

以前は多くの家庭や保育園で、赤ちゃん用歩行器が使われていました。
歩行器を使うことで「赤ちゃんが早く歩けるようになる」と考えられていた背景がありますが、医学的根拠はいまだ見つかっていません。

最近では、赤ちゃんが歩行器を利用することで、一人歩きが遅くなったりO脚になるなど「身体の発達への悪影響があるのでは」という指摘があります。

歩行器に乗せてばかりいると、体の自然な発達を妨げると考えるお医者さんや看護士さんもいるようです。

また、歩行器による事故の危険性を指摘する声も聞かれるようになりました。

そのため、ネットでも歩行器に対するネガティブな話がいくつか見られ、使用するべきかどうか心配になるママもいるでしょう。

しかしなかには、歩行訓練ではなく遊び道具として、大人の目の届く範囲で短時間使う分には問題ないとするママもいます。

どうしてもママの手が離せない短い時間に、赤ちゃんを乗せておける、子育ての便利グッズであることは確かです。

必要か不必要かは、それぞれの家庭で状況や考え方が異なるので、メリット・デメリットを把握したうえで判断しましょう。

参照:松尾小児科「歩行器

赤ちゃん用歩行器を使用するメリット・デメリットは?

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

赤ちゃん用歩行器の使用には、メリット・デメリットがあります。

歩行器を使おうか悩んでいる人は、まず歩行器のメリット・デメリットを把握し、正しく使用できるようにしましょう。

歩行器を使うメリット

  • 赤ちゃんにとって楽しい
  • どうしても手が離せない用事のとき、ママにとって便利
  • 歩行器がガードとなって事故を防止してくれる
  • 床に落ちているものを口に入れる心配がない
  • 食事用のテーブルとしても活用できる

歩行器に乗せると、視界が高くなり、自分で楽に移動ができるため、ご機嫌になるという赤ちゃんが多いです。

またワンオペのママにとって、歩行器は困ったときのお助けアイテムです。

ハイハイやつかまり立ちを覚えた赤ちゃんがいると、一瞬も目が離せませんが、ずっと赤ちゃんの後ろをついて歩くわけにもいかず、抱っこし続けるのも大変ですよね。

歩行器があれば、揚げ物や洗い物、掃除などの家事やトイレなどの用事を、手早くすませることができます。

また、赤ちゃんを歩行器に乗せておけば、ひとりでふらついて転倒する、ハイハイで狭いところに入り込む、床に落ちたものを拾って口にする、などの危険を回避できるでしょう。

ただし安全のためにも、ママが少しでも目を離す場合は、ストッパーを使用して歩行器を固定しましょう。

歩行器を使うデメリット

  • 赤ちゃんの発育の妨げになる
  • 転倒・転落事故のリスク
  • 部屋の中で場所をとる

通常赤ちゃんは、寝返り、おすわり、ずりばい、ハイハイ、つかまり立ち、伝い歩きという過程をへて一人歩きするようになります。

個人差はありますが、赤ちゃんは生後7〜8ヶ月くらいから、ずりばいやハイハイを始め、両手足はもちろん、体全体の筋肉を発達させます。

しかし、この時期に長時間歩行器に乗せてしまうと、筋肉を鍛える機会が減ってしまい、歩き始めるのが遅くなるという意見もあるようです。

また、歩行器は転倒などの事故を防げるいっぽうで、使い方によっては、事故の原因にもなります。

力の強い赤ちゃんの場合、思った以上にスピードが出て、少しの段差や電気のコードにつまづく転倒事故や、階段や玄関での転落事故につながることがあるのです。

また、足腰が強くなってくると自分で歩行器から出ようとして転倒・転落するケースもあります。
ママにとっては便利なアイテムではありますが、目の届くところで、十分に注意して使用しましょう。

参照:日本小児科学会「子どもの事故と対策
参照:松尾小児科「歩行器

赤ちゃんの歩行器はいつからいつまで使える?

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

赤ちゃん用歩行器を使う場合、いつからいつまで使うのがよいのでしょうか。

赤ちゃんの成長は個人差が大きいため、いちがいには言えませんが、使用期間の目安を紹介します。

生後7ヶ月から生後15ヶ月まで使えるものが多い

対象年齢はメーカーや商品によって異なりますが、生後7〜15ヶ月ごろまで使えるものが主流のようです。

ただし、赤ちゃんの成長は個人差があります。

ひとり歩きがすぐにできるようになり、2〜3ヶ月しか歩行器は使わなかった、という人もいるでしょう。

その反対に、歩行器に乗せるとご機嫌で、かなり長く活用したというママもいます。

メーカーがかかげている対象年齢はあくまでも目安と考えましょう。

使い始めるのは腰がすわってから

歩行器を使い始めるのであれば、赤ちゃんの腰がすわって、ひとり座りが安定してからにしましょう。

まだお座りができるようになったばかりの状態で歩行器を使うと、赤ちゃんは自分の力だけで体重を支えきれず、大きな負担がかかるため、猫背になる可能性があります。

歩行器の使用開始は、ハイハイで両手両足をしっかり使って前に進めるようになり、ひとり座りができるようになってからにしましょう。

月齢よりも、腰がしっかりすわっているかどうかを見極めてください。

参照:埼玉県医療センター「運動について

歩行器卒業は赤ちゃんのペースで

歩行器を止める時期は、赤ちゃんの体重、成長速度で変わってきます。
赤ちゃんの成長ペースに合わせて卒業しましょう。

ひとり歩きができるようになると、歩行器に乗りたがらなくなる赤ちゃんもいるようです。

ムリやりやめさせる必要はないですが、赤ちゃんが乗りたがらなくなったときが、卒業の目安でしょう。

赤ちゃん用歩行器の種類・選び方

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最近では、さまざまな赤ちゃん用歩行器が販売されています。

ここでは、歩行器の種類や選び方についてみてみましょう。

ベビー用歩行器の種類

赤ちゃん用歩行器は大きく分けて、シンプルタイプおもちゃ付きタイプがあります。

シンプルタイプは、余分な飾りやおもちゃがなく、軽量で持ち運びに適しています。
360度動くキャスター付きで、丸型テーブルがほとんどです。

それに対し、おもちゃ付きタイプは、キャスター部分が四角形やU字型になっています。
遊ぶ要素が多いため、赤ちゃんが飽きずに乗ってくれるでしょう。

おもちゃ付きタイプのなかには、シートが取り外しでき、手押し車としても使える2wayタイプもあります。

ベビー用歩行器を選ぶときのポイント

赤ちゃんの歩行器を選ぶときにはどんなことに気をつけたらよいのでしょう。

選ぶときのポイントをまとめてみました。

  • 安さ重視なら:シンプルタイプ
  • 遊び道具としてなら:おもちゃ付きタイプ
  • 動き重視なら:360度自由に動ける丸型
  • 持ち運び重視なら:折りたたみできる軽量タイプ
  • おもちゃ付きのものは取り外しができるか
  • 転倒防止機能やストッパー、ボトムマットがついているか
  • 高さ調節ができるか

使用目的や予算、赤ちゃんの体型によって選び方は変わりますが、選ぶときには上のようなポイントを参考にしてくださいね。

赤ちゃんにオススメの歩行器10選

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これから歩行器の購入を考えているママやパパのためにおすすめの歩行器をご紹介します。

シンプルタイプの歩行器

昔からあるシンプルな丸型の歩行器なら、軽くて持ち運びにも便利です。

永和/シンプルウォーカー

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永和 シンプルウォーカー 歩行器 ブラウン ストップマット付き

2,600円(03/20 13:26時点)
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サイズ W65×D65×H40cm
折りたたみ 可能(H10cm)
重さ 2.5kg
高さ調節タイプ ベルト式
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット あり
対象年齢  生後7〜15ヶ月ごろまで

シンプルで軽量かつ、折りたたみできるタイプの歩行器です。
収納の場所も取らず、持ち運びにも便利でしょう。

消音キャスターは8個ついていて動きがスムーズなうえ、静かで床に傷がつきにくくなっています。

取り外し可能なボトムマットは、食事タイムに活躍してくくれるでしょう。

JTC/ベビーウォーカーまぁるいほこうき

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

JTC ベビーウォーカー まぁるいほこうき

2,954円(03/20 13:26時点)
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サイズ W64.5×D64.5×H40cm
折りたたみ 可能(H10cm)
重さ 2.2kg
高さ調節タイプ ベルト式
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後7〜15ヶ月ごろまで

チェックの柄がかわいい、シンプルな歩行器です。

股のベルトで高さが調整できます。

今回紹介する商品の中でもっとも軽い2.2kgで、コンパクトに折りたためるので、持ち運びが多い人におすすめです。

JTC/ベビーウォーカー クレエ COOL

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

【品名:日本製クレエ クールm】 ルンルンマット付き

5,700円(03/20 13:26時点)
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サイズ W65×D65×H41cm
折りたたみ 可能(H17cm)
重さ 2.9kg
高さ調節タイプ ベルト式
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット あり
対象年齢  生後7〜15ヶ月ごろまで

シンプルで強度に優れた、日本製の歩行器です。

座席シートには通気性に優れたメッシュを使っています。

食事のときには、取り外し可能のルンルンマットを取りつければ歩行器の動きを止められ、食べ物が床にこぼれないので安心です。

Metero/ベビーウォーカー

サイズ W66.5×D66.5×H36〜42cm
折りたたみ 可能(H14cm)
重さ 3.9kg
高さ調節タイプ ベルト式+ピン方式
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット あり
対象年齢  生後6〜18ヶ月ごろまで

高さ調節機能のついた丈夫なパイプ式ながら、簡単に折りたたみもできる歩行器です。

パイプ製の脚とシートの両方で高さ調節ができるので、長い期間使用できます。

消音で、横転防止のキャスターつきなのでママも安心して使えますね。

おもちゃ付きタイプの歩行器

おもちゃ付きタイプは、楽しく遊べる機能がたくさんついています。
歩行器に乗っている間も、赤ちゃんが飽きにくいでしょう。

エムアンドエム/それいけ!アンパンマン おしゃべりウォーカー

サイズ W61×D72.5×H47〜54cm
折りたたみ 可能(29.5cm)
重さ 4kg
高さ調節タイプ 本体の高さで調節
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後7〜15ヶ月ごろまで

男の子にも女の子にも大人気の、アンパンマンのトイトレイがついた歩行器です。

ICメロディーや、さまざまな仕掛けのおもちゃで赤ちゃんを飽きさせません。

トレイを取り外せば、食事用のテーブルに早変わり。

シートも取り外し可能で、丸洗いできるのでいつでも清潔に使えます。

フィーマム/ベビーウォーカー

サイズ W56×D68×H52cm
折りたたみ 可能(20cm)
重さ 4.72kg
高さ調節タイプ ベルト式
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後7〜24ヶ月ごろまで

ワンタッチで折りたためるU字型の歩行器です。

ハンドルの下には、赤ちゃんの興味をそそる音楽や効果音が出せるボタンもついています。

座席を取り外せば、手押し車として使える2WAYタイプです。

タイヤの走行速度が調整できるので安心して使えます。

日本育児/はらぺこあおむし2in1ウォーカー

サイズ W60×D78×H61cm
折りたたみ 可能
重さ 4.5kg
高さ調節タイプ レバー式で3段階
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後6ヶ月から12kgまで

絵本でおなじみの、はらぺこあおむしがデザインされた、キュートなU字型歩行器です。

回したり押したりして楽しめるカラフルなトイユニットは、取り外し可能で、食事のテーブルとしても使えます。

伝い歩きをするようになったら、手押し車として使うのもいいですね。

JTC/てくてくウォーカー

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

ジェー・ティー・シー てくてくウォーカー

5,431円(03/20 13:26時点)
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サイズ W60×D70×H43.5〜53cm
折りたたみ 可能(28.5cm)
重さ 4.6kg
高さ調節タイプ 調節ボタンで5段階
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後7〜15ヶ月

楽しい音楽と、つかむ・回すなどさまざまな手遊びができるメロディーボードがついた歩行器です。

赤ちゃんの成長に合わせて、5段階の高さに簡単に調節できます。

後部には2ヶ所の持ち上げ式のストッパー、衝撃をやわらげ家具を傷つけないコーナークッション、消音キャスターなどがついています。
赤ちゃんにもお部屋にも優しく安心です。

丸長/ベビーウォーカー

サイズ W60×D64×H56cm
折りたたみ 可能(28.5cm)
重さ 3.84kg
高さ調節タイプ 調節ボタンで5段階
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後7〜15ヶ月

取り外し可能なトイテーブルは、カリカリ音やホーン音やさまざまなメロディが楽しめます。

後ろ側の左右に2個ついている固定式のストッパーは、一つだけ使うと、もう片方のストッパーを支点として円を描く範囲でのみ、移動が可能です。

2つのストッパーを同時に使用すると完全に固定できます。

西松屋/Gウォーカーデラックス

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

西松屋 [SmartAngel] Gウォーカーデラックス

4,979円(03/20 13:26時点)
Amazonの情報を掲載しています

サイズ W61.5×D65×H42cm
折りたたみ 可能(13cm)
重さ 3kg
高さ調節タイプ 調節不可?
転倒防止ストッパー あり
ボトムマット なし
対象年齢  生後7〜15ヶ月

マタニティー&ベビー専門店の西松屋のオリジナルブランド・スマートエンジェルの歩行器です。

テーブルにはメロディとライトで遊べるおもちゃボードがついています。

床に固定できるストッパーや折りたたみしやすい簡単構造が好評です。

赤ちゃんの歩行器を使用するときの注意点

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

適切に使用すれば、育児のサポートとして活躍してくれる歩行器ですが、使い方を間違えると思わぬ事故やトラブルになります。

歩行器を使用するときには、以下のことに気をつけましょう。

長時間使用しない

歩行器に赤ちゃんを長時間、乗せたままにするのはやめましょう。

長時間の使用は、赤ちゃんの股関節や背中に負担がかかるうえ、足腰の筋肉を使う機会が少なくなります。

赤ちゃんの身体の発達のためには、自由に体を動かせることが大切です。

1日に数回、何分と時間を決めて遊ばせるのがよいでしょう。

目の届く安全な場所で使用する

歩行器はママやパパの目の届く安全な場所でのみ使用しましょう。

安全を考慮して作られてはいても、家の中の小さな段差で転倒するなどの事故はありえます。

  • 段差のある部屋では使わない
  • ゴミ箱など歩行器の周りにあるものを片づける
  • 床の上のコードや、マットレスなどの障害物も片づけておく
  • 玄関や階段にはベビーゲートを設置する

上記のような対策をとったうえで、ある程度動けるスペースのある、リビングなどの広い場所で使いましょう。

起毛しているカーペットのひいてある床では、キャスターが回りにくく、歩行器を動かしづらかったり、転倒の可能性があるので注意してください。

また、歩行器に乗せたことで安心するのではなく、目の届く範囲で使い、常に目を離さないことが大切です。

かかとが床につく高さに調節

歩行器を使用するときには、赤ちゃんの両足のかかとがしっかりと床につく高さに調節しましょう。

つま先しかつかない状態では、股関節に負担がかかるうえ、しっかりと踏ん張ることができません。

最初にシートのベルトや、歩行器本体の高さ調節機能を使って、赤ちゃんの両方のかかとが床につき、膝が少しだけ曲がる高さに合わせてください。

床に足の裏全体がしっかりついている状態であれば、赤ちゃんは自分の足腰の筋肉を使って動くことができます。

参照:埼玉県医療センター「運動について

赤ちゃんの歩行器は、注意して使えば便利なアイテムに

赤ちゃんに歩行器は必要?適切な使用時期や注意点、オススメ10選!

赤ちゃん用の歩行器は、育児に絶対に必要なアイテムではありません。

かつては、赤ちゃんの歩行訓練によいとされていましたが、最近では歩行器に頼りすぎると、赤ちゃんの体の発達に悪影響を及ぼすといわれます。

使い方を間違えれば、転倒や転落事故となる危険性もあるので注意が必要です。

しかし、適切な方法で使えば、赤ちゃんが楽しく遊べ、ママの育児のサポートになるでしょう。

使用開始時期や、使用時間など注意点を守って上手に活用してくださいね。