赤ちゃんは飛行機にいつから乗れる?注意点は?影響はある?

家族旅行や帰省などで赤ちゃんと飛行機に乗るとき、どんなことに注意すればいいのでしょうか。

「赤ちゃんっていつから飛行機になっても大丈夫なの?」
「長距離移動はできる?」
など不安に思うママ・パパは多いでしょう。

乳幼児との旅行は、事前準備と情報収集が大切です。

今回は、赤ちゃんを飛行機に乗せるときの注意点と、フライト中も気持ちよく過ごすポイント、飛行機内で受けられるサポートを紹介します。

飛行機にはいつから乗れる?各社の対応まとめ

飛行機のチェックインにいる家族
新生児は、基本的に生後8日以上から搭乗することができます。

細かな規定は航空会社によって異なります。

国土交通省/航空機利用に関する質問
http://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000718.html

利用する、航空会社の対応を確認しておくことが大切です。
各航空会社の対応をくわしくみていきましょう。

各航空会社の対応を比較!

下記の表は、国内線の場合の搭乗できる年齢と料金体系です。

LCCは小児料金の設定がない、という点に注意が必要です。

搭乗可能 小児運賃 同伴者不要
ANA 生後8日から 3歳から11歳 6歳から
JAL 生後8日から 3歳から11歳 6歳から
peach 生後8日から 無し
(2歳以上は大人と同額)
※2歳以下で座席を使用しない場合は無料
12歳から
JETstar 生後3日から
(生後7日未満は医師の診断書が必要)
無し
(2歳以上は大人と同額)
※2歳以下で座席を使用しない場合でも別途料金が必要
12歳から

2019年5月時点

飛行機は赤ちゃんの体に影響は?気をつけるポイント3つ

飛行機の中で赤ちゃんにミルクをあげているパパ
赤ちゃんや小さい子どもを飛行機に乗せるとき、一番気になるのが体への影響ではないでしょうか。

体への負担を少なくするため、事前に準備しておきましょう。

1:耳抜きのやり方を知っておこう

赤ちゃんを飛行機に乗せるときは、耳抜きをしましょう。

飛行機の離着陸のとき、耳が詰まった感じがしたり、痛みや耳鳴りの症状が出ることがあります。

これは内耳と気圧のバランスが急に崩れることで起きる現象です。

大人は、唾液を飲んだり、飴をなめることで耳抜きができますが、赤ちゃんは自分で耳抜きをすることができません。

離着陸のタイミングに合わせて、耳抜きをする必要があります。

耳抜きの方法

  • 母乳やミルク、飲み物を飲ませる
  • おしゃぶりを吸わせる
  • 鼻水を取っておく

耳抜きのタイミングは?

耳抜きのタイミングは離陸時と着陸時です。

飛行機が上昇すると、耳の中の空気が膨張し、鼓膜を圧迫します。

これが痛みや不快感の原因です。

飲み込む動作をすると、鼓膜の中と鼻をつなぐ「耳管」が開き、空気が逃れることで耳の痛みも和らぎます。

反対に、着陸時は空気が縮んで鼓膜もへこんでしまうので、飲み込む動作で耳管を開き、外の空気を取り込んで内耳の中の空気圧を調整します。

飛行機が離陸する時と着陸する時、赤ちゃんの機嫌が悪くなったら耳抜きをしましょう。

参照:
わかすぎ小児科クリニック

生馬医院

2:赤ちゃんも時差ボケする?

赤ちゃんの時差ボケは、そこまで心配する必要はありません。

時差の大きい海外に行くと、大人は昼間眠くなったり夜眠れないことがあります。

赤ちゃんは、いつでも自由なタイミングで寝起きしているので、大人ほど困ることはありません。

ただ、生活リズムが整い始めた2歳ぐらいからは、時差ボケに悩まされることもあるようです。

解消法としては、以下のような方法を試してみましょう。

  • 現地時間の朝には起きて朝日を浴びる
  • 睡眠前のルーティンを守る(パジャマに着替える、音楽を流すなど)
  • 眠たいときは昼寝をさせる

3:体調不良の場合は思い切って予定変更も

赤ちゃんの状態によっては、飛行機での旅行を中止した方がいい場合もあります。

風邪で発熱していたり下痢をしている場合はもちろんですが、中耳炎など、耳の病気のときもフライト中の気圧の変化で痛みがひどくなることがあります。

小さい子どもは旅行先で病院を探すのも大変です。

ムリをさせず、体調の悪いときは予定を中止・変更しましょう。

長時間のフライト・機内持ち込み荷物はなにが必要?

赤ちゃんが大きなリュックを背負って座っている画像
赤ちゃんを連れての旅行は、なるべく荷物は減らしたいものです。

航空会社で用意してくれるものもありますが、最低限、以下の持ち物は自分で用意するようにしましょう。

【必要な物】

  • おむつ(10枚ほど)
  • おしりふき
  • 赤ちゃんの着替え(3セットほど)
  • ミルク
  • 授乳ケープ
  • いつも遊んでいるおもちゃ(音の出ないもの)
  • 抱っこ紐
  • ガーゼやタオル(3,4枚)
  • 汚れものを入れる袋

着替えやおむつは多めに用意しましょう。

慣れない環境だと、ママやパパもオムツ替えがうまくできないこともあります。

また、普段母乳育児の場合でも、授乳できる環境が整わないことがあります。

最近はお湯のいらない液体ミルクや使い捨て哺乳瓶も販売されているので、用意しておくと安心です。

このほかにも病院から薬を処方されている場合は準備しましょう。

飛行機内で赤ちゃんの食事・ミルクはどうする?

フライト中の食事は自分で用意して持っていくのがおすすめです。

航空会社によっては離乳食(ベビーミール)が用意されている場合もありますが、離乳食を始めたばかりの赤ちゃんだと、慣れない食事は食べないことがあります。

粉ミルクも、いつも飲んでいるものを持参したほうが安心です。

離乳食・ミルクは普段と同じものを持っていきましょう。

ベビーカーやチャイルドシートは持ち込み?貸し出し?

ベビーカーや機内で使うチャイルドシートを持ち込むか借りられるか、事前に問い合わせておきましょう。

航空会社によって借りられる場合と自分で持ち込まなければいけない場合があります。

借りることができれば旅行が身軽になります。

ベビーカーやチャイルドシートの持ち込みか貸し出しかは、前もって航空会社に確かめておきましょう。

飛行機で赤ちゃんがぐずってしまったときはどうする?

ウサギの着ぐるみを着た赤ちゃんがニンジン片手にうなだれている画像
「飛行機の中で赤ちゃんがぐずってしまったら…」と、心配になる方も多いのではないでしょうか。

あやし方も事前に考えておくと安心して過ごせます。

飛行機内でもできる!赤ちゃんのあやし方

JALが紹介している、飛行機内でもできる赤ちゃんのあやし方です。

ぜひ試してみてください。

  • ペットボトルを持たせる

500mlのペットボトルを持たせてみましょう。
ラベルをはがしてキャップはしっかり閉め、誤飲しないようにします。

  • 鏡に赤ちゃんの顔を映して見せる

見せるだけでも効果があります。
目に光が入らないよう、鏡はパパ・ママが持っておきましょう。

  • 絵本をめくらせる

お気に入りの絵本だとより効果的です。

  • 普段は触らせないものを特別に触らせる

電源を切った携帯電話・鍵など、いつもは触らせないものを特別に触らせる最終手段です。
口に入れたり投げてしまうと危ないので、目を離さないようにしましょう。

参照:サイトJAL ベビーと楽しむ空たびBOOK(PDF)

周りの乗客への気配りも忘れずに

飛行機内では、他の乗客への配慮も大切です。

事前に「迷惑をおかけしたらすみません」と断っておくだけでも、お互い気持ちよく過ごせます。

実際に迷惑をかけてしまったときに謝るのはもちろんですが、手を貸してもらったときにお礼を言うのも忘れないようにしましょう。

周囲への気配りも忘れないのが大切です。

航空会社のサービスは積極的に利用しよう

空港ロビーのキャビンアテンダントさん
航空会社によって、赤ちゃん・子ども連れだとさまざまなサポートが受けられます。

事前に調べて、積極的に利用しましょう。

航空会社 空港で受けられるサービス 機内で受けられるサービス
ANA
  • ベビーカーの貸し出し
  • 電動カートサービス
  • 優先搭乗(事前改札サービス)
  • オムツ交換台付き化粧室
  • オリジナルおもちゃ
  • 調乳サポート
  • ベビーミール・粉ミルク
  • ベビーベッド(バシネット)
  • 紙おむつ
JAL
  • ベビーカーの貸し出し
  • 優先搭乗(事前改札サービス)
  • オムツ交換台付き化粧室
  • チャイルドシート貸し出し
  • 赤ちゃん専用毛布貸し出し
  • オリジナルおもちゃ
  • 調乳サポート
  • ベビーミール
  • ベビーベッド(バシネット)
  • 紙おむつ

2019年5月現在

事前予約が必要なサービス、便によっては利用できないサービスもあります。

早めに確認しておきましょう。

各社のサポート
ANA/小さなお子様連れのお客様 [国内線]
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/domestic/support/family/
ANA/小さなお子様連れのお客様 [国際線]
https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/support/family/
JAL/国内線 赤ちゃん連れのお客さま
https://www.jal.co.jp/dom/support/smilesupport/baby.html
AL/国際線 赤ちゃん、お子さま向けサービス
https://www.jal.co.jp/inter/support/baby/

座席はどこがベスト?チェックするポイント

飛行機の座席に座っている男の子
子連れなら、座席は一番前の通路側がベストです。

前の席の方がスペースが広く、通路側ならオムツ交換で席を立つのにも気を使いません。

ですが、どの席にもメリット・デメリットがあります。

どこがいいか、子どもの月齢やフライト時間を考えながら選びましょう。

前の座席 後ろの座席
メリット
  • ベビーベッド(バシネット)が使える
  • 搭乗してからすぐ座れてすぐ降りられるスペースを広く使える
  • 空いていることが多い
  • トイレ(オムツ交換場所)が近い
デメリット
  • オフシーズンでも混んでいることが多い
  • トイレ(オムツ交換場所)が遠い
  • 搭乗してから席までが遠い(出入国審査も遅くなりがち)
通路側の座席 窓側の座席
メリット
  • 移動しやすい
  • 外が見えるので退屈しない
デメリット
  • 子どもが退屈しがち
  • 移動に苦労する

トイレの位置やバシネットの使える席は便により異なります。

座席予約の際に確認しておくのがおすすめです。

赤ちゃんとの飛行機旅行は事前確認と準備が大切!

ひこうき雲を指さす家族
赤ちゃんとの旅行で大切なことは、「事前準備」「周りへの配慮」「旅行中止の勇気」です。

  • 事前準備

航空会社のサイトで、利用できるサービスをチェックしてきましょう。
予約が必要なサービスもあるので忘れず確認を。
身近な人の体験談も参考になります。

  • 周りへの配慮

一言挨拶があるだけで印象が変わります。

  • 旅行中止の勇気

赤ちゃんの体調を最優先しましょう。
緊急時の対処法も考えておくと慌てずにすみます。

困ったときは、ムリをせず客室乗務員に相談しましょう。

しっかり準備をして、赤ちゃんとの一緒のフライトを楽しいものにしてくださいね。

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