子ども料理研究家が伝授!食育のコツとは?1歳から楽しくお手伝いデビューさせる2つのポイント

子ども料理研究家の武田昌美です。

子ども料理教室を運営するリトルシェフクッキング(株)代表取締役も務めています。
私は客室乗務員時代に各地の料理や文化に触れ、知識を深めました。

そして2人の子どもの親となり、多くの子どもたちに楽しさ、食の大切さを伝えていきたいと考えました。

日々の暮らしの中で、ちょっとしたポイントを知るだけ、子どもにとっての素敵な食育体験を経験させられます。

この記事では、1歳からできる食育について紹介します。

「食育」とは?

食育とは

食育とは、子どもの心の成長を担う大切な役割があります。

子どもが実際に本物に触れることで、さまざまな体験をし、そこからたくさんのことを学ぶからです。

たとえば、卵割りをします。
はじめは卵を上手に割れなかった子も、何度か挑戦するうちにあっというまに上手になります。

子どもにとって、はじめて困難を克服し、壁を乗り越えた瞬間です。
このような経験から、子どもは自分に自信を持ち、挑戦する大切さを学びます。

「卵割りなんて汚れるから後片付けが面倒…」
そんな声が聞こえてきます(笑)

しかし考えてみてください。
「卵をやってみたい」と駄々をこねる子どもをなだめることも、なかなかの重労働じゃないでしょうか。

せっかくならぐっと重い腰を上げて、子どもに挑戦する最高の機会を与えてみてください。

食育は、子どもの心の成長を助けます。

食育は1歳からはじめるべき?

キッチンにいるママと赤ちゃんの画像
食育は、子どもが興味を持ったらそのときが始めどきです。

「1歳だからまだ早い」「4歳ならやって当然…」など、区切りはまったくありません。

たとえ1歳児であっても、食に興味を示したらそのときがチャンスです。
好奇心が旺盛な子どもにとっては、すべてが新発見の世界です。

卵を割る・混ぜる・焼いて食べてみる。

1歳の子でも、きちんと理解します。

子どもの「やってみたい」を信じて、ぜひトライしてみてください。

卵がぐちゃっと割れてしまうのも経験です。
スポンジのように何でも吸収する子どもにとって、すべては新しい発見なのです。

食育は、子どもが興味をもったら始めましょう。

1歳で食育をはじめるときの2つのコツ

ここがポイントと指さしをしている女性
1歳から始める食育。
「難しい、とっつきにくい…」という風に思うママ・パパがいるかもしれません。
いきなり「包丁を持たせましょう!」なんてことは言いません!

はじめの一歩は、子どもと一緒に新発見ができる環境を整えるだけでOKです!

1歳で食育をはじめるときのコツ

  1. 子どもの興味が何かを知る
  2. 子どもの「できる」を信じる

1:子どもの興味は何か!をしる

離乳食も後半になり「ところでうちの子何が好きなのかな?」と、少しずつ「食事」ということが単なる栄養補給としてではなく、「楽しむ」という新しい要素が加わってきます。

食事を楽しめるようになってくると、気になるのが子どもの嗜好です。

そんな時は、赤・緑・黄色の3皿を用意して、子どもに出してみます。
「さあどれから食べるかな?」と、ママとしては興味津々でしょう。

赤はトマト、緑はほうれん草、黄色は人参やかぼちゃなどでやってみてください。

子どもがどのような色の食事に興味を示すのか知ることは、食育の第一歩ではないでしょうか。

2:子どもの「できる」を信じる

子どもとの食育を進めるうえで、一番大切なことは、子どもから発せられる「私これできると思う」という気持ちを信じてあげることです。

頭から否定してしまっては絶対だめ。
できることもできないことも、まずはやってみないと子ども自身も納得しません。

リトルシェフクッキングの料理教室に、お兄ちゃんの付き添いで1歳の妹さんが来ていました。
お兄ちゃんが割る卵に興味津々。
「私もやる!」テコでも動かない決意です。

コレはチャンスと卵を渡すと見よう見まねでコンコンっと机に打ち付けています。
その後はご想像通り、机にぐちゃり。

でも妹ちゃん、とっても満足そうに大喜び。
それからというもの、ご自宅でも卵が見えると飛んできて、挑戦してくれるようになりました。

そしてあっと今に習得。
今ではすっかり一人前に卵を割ることができるようになりました。

まだ1歳です。
でも、「私できると思う」という気持ちを、まずは親が信じてあげることが一番大切なことだと実感しています。

1歳からできる2つのお手伝い

パパと料理をする男の子の画像
1歳児だってお手伝いやってみたいお年頃です。
危なくないお手伝いを紹介します。

1:一緒にちぎって親子サラダ

サラダの葉物を一緒にちぎって、サラダを作ってみてください。

葉物が嫌いな子どもは多いですが、一緒に作ることで、食材に親近感が湧き、食べるようになることがよくあります。

綺麗に洗って水気を切ったレタスなど、親子で楽しみながらちぎってみてください。

つまみ食いしたりして、いつもと違った雰囲気が子どもにとって最高の思い出になるはずです。

2:ジャガイモの皮むき

ジャガイモの皮むきも1歳児さんのできるお手伝いです。
子どもが剥きやすいジャガイモの仕込み方法を紹介します。

まずはジャガイモをよく洗います。

そして、芽を取り、包丁で2ミリほどぐるっと2回十字になるように切り込みを入れてください。
鍋にジャガイモを入れ、ひたひたになるまで水を入れます。

ここで裏ワザです!

  1. お酢を小さじ1/2くらい入れると、茹でたあとのジャガイモの変色を防げる。
  2. 鍋に蓋をして強火にかける。
  3. ここでタイマーを30分にセット。(ジャガイモの大きさにもよるので微調整する。)
  4. 沸騰したら弱火にする。

30分経って、ジャガイモの皮が下の写真のように少し浮いてきていたら完成です。

ジャガイモ

崩れやすいので、バサッと鍋ごとザルにはあげずに、穴あき杓子やお玉で1つずつザルに移して粗熱を取ってください。

そのあとは子どもにバトンタッチです。
綺麗につるっと剥けます。
そうすればきれいに剥けるじゃが芋の完成です!

食育は子どもの成長のステップ!

食育2

子どもは「できた。」が大きな自信になります。

「卵が割れるようになった!」「夕飯のお手伝いをした!」
など、料理がきっかけで子どもは「私もできた!」ということを、身をもって実感するでしょう。

この小さな積み重ねを繰り返すことで自分に自信がつき、何事にも果敢に挑戦するようになります。

私は、子どもの「私できる!」の気持ちを信じてやらせてあげること、そして失敗を経験させて、そこから次へのステップへ繋げる方法を導いてあげることが大切であると実感しています。

皆様も私と一緒に食育の一歩を踏み出してみましょう!

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