赤ちゃんから母乳のようなものが!?魔乳について知っておこう!

初めて出産を経験した方も、またそうでない方も、出産(子育て)を経験するたびに驚かされる事がいくつもあります。
妊娠の症状や分娩時間が毎回同じではないように、育児には慣れっこだというママさんがも驚くようなことが時には起こります。

その一つとして魔乳(まにゅう)があげられます。
魔乳について説明していきたいと思います。

赤ちゃんから母乳のようなもの…これって何?

赤ちゃんから母乳

魔乳とは?

「赤ちゃんの片方の胸がぷっくりと膨れており、触ると母乳のようなものが流れてきた」という相談をよく目にします。
性別が男の子であれば、母乳のような物が出てくると・・・なお更驚いちゃいますよね。
このような症状を「魔乳」と呼びます。

魔乳とは・・・生後2~3日ぐらいから1週間ぐらいの間で、胸が膨らんだり、乳首から半透明から白色の液体が分泌されることがあります。
魔乳のほかに、奇乳、鬼乳ともよばれます。
ママのおなかにいる時に、へその緒を通して女性ホルモン(エストロゲン・プロゲステロン)が胎児の身体に多くとり込まれる事があります。

生まれた後には、ママのホルモンの影響がまだ残っているので、それが赤ちゃんの乳腺細胞を刺激して魔乳が分泌されます。
乳腺細胞は男女ともに存在するので、女の子だけではなく、男の子にも起こりえます。
触ったり搾ったりすると、雑菌が入ったり傷ついたりする可能性があるので、気になってもあまり触らないほうがよいでしょう。

もちろん、へその緒を切った時点で、ママの身体から女性ホルモンが送られるのはストップするので、母乳が出続ける、定期的に出るなどの症状はありません。
魔乳がストップしたら、その後魔乳が出ることはありませんので心配しすぎないようにしましょう。

魔乳と同じようなしくみで、女の子のお子さんだと新生児月経という症状があらわれる事があります。
あわせて新生児月経の記事もお読みください。新生児月経に関する詳しい記事はこちらから

なぜ魔乳と呼ばれているの?

それは、この分泌液が昔、魔女の薬の材料になると言われていて「Witch’s milk」と西洋では呼ばれていたことから、日本では魔乳と呼ばれるようになったようです。
昔は魔女が魔乳をとりに来る前に早く搾らなくてはいけないと信じられていたそうです。

魔乳はどれくらい続くの?

魔乳は1週間程度でストップする子もいれば、長い子では2ヶ月程度続く子もいるようです。
お子さんの体質や、ママの身体からどれだけの女性ホルモンを受け取っていたかで変わってきますので、「まだ魔乳が止まらない!」とあわてないようにしましょう。

早く魔乳を終わらせたいからといって、絶対に押したり、絞ったりすることは止めましょう。

上のお子さんがいる方だと「今までの子はこんなこと無かったのに・・・」と驚かれることもあるでしょう。

ですが、魔乳や新生児月経は赤ちゃんとママがへその緒で繋がっていた証です。
へその緒を通して様々な栄養分や酸素、血液を送っていましたが、女性ホルモンだけを除去して赤ちゃんへと送る・・・という事は出来ません。

ママと赤ちゃんが繋がっていた証なので仕方の無い症状なのです。
魔乳は一生続くわけでなく、生後の数ヶ月間だけですので、心配しないようにしましょうね♪
母乳とは少し違うような色の液体が出てくる場合は、乳腺などが傷ついている可能性がありますので、その際は病院へ受診しましょう。

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