へその緒が取れるのはいつ?消毒は?どうやって保管するの?

ママとおなかの中にいた赤ちゃんを結んでいたへその緒は、出産後、赤ちゃんのおへそから自然とはがれおちていきます。

へその緒が取れる前後は、適切なケアが必要です。

「消毒の仕方あってるか不安」
「へその緒がとれない」
「とれたへその緒はどうしたらいい?」

など、はじめてのことに戸惑うママも多いでしょう。

そこで今回は、赤ちゃんのへその緒が取れる時期や、消毒の仕方、取れないときの対処法についてまとめました。

取れたへその緒の保管方法も紹介しているので、あわせてご覧ください。

へその緒ってそもそも何?


へその緒は、医学的には「臍帯(さいたい)」とよばれ、妊娠中のママのおなかの中で、ママから胎児に酸素や栄養分を送る働きをするものです。

へその緒自体はママの胎盤とつながっており、産後は不要になるため赤ちゃんのおへそから3cmほど残して切断します。

近年、欧米諸国では「Lotus birth(ロータス出産)」という、「へその緒を切らずに、胎盤に繋げたまま自然にとれるのを待つ」出産方法が流行しているようですが、日本では、分娩後に切断するのが一般的です。

切ったあとのへその緒は、自然に乾燥し剥がれ落ちていきますが、切った跡は傷口と同じなので、感染症などを防ぐためにも適度に消毒する必要があります。

へその緒はいつ取れる?


分娩直後のへその緒は湿っていますが、切断後少しずつ乾燥していきます。

通常であれば1~2週間で完全に乾燥し、3週目ぐらいまでに、ポロっと剥がれ落ちていくようです。

へその緒が乾燥するまでは、感染症を起こしやすい状態にあるので、へその緒の状態を確認しながら、適度に消毒しましょう。

へその緒はどうやって消毒するの?気をつけるポイントは?


赤ちゃんのおへそが乾くまでは、細菌などがはいらないよう消毒し、できるだけ乾燥することが大切です。

へその緒の消毒方法は?

1日に1回以上、以下のように赤ちゃんのおへそあたりを消毒します。

  1. 綿棒に水分を含ませる
  2. へその緒のおへそに近い部分のごみやよごれをやさしくふき取る
  3. 綿棒の反対側に消毒液をつける
  4. へその緒の付け根に近い部分をやさしく消毒する
  5. 消毒がおわったら、少し時間をおいて乾燥させる

へその緒には神経が通っていないため、へその緒に触れることで赤ちゃんが痛い思いをすることはないので安心しておこなってくださいね。

また沐浴後に消毒することで、汚れもとれやすくなるのでオススメです。

消毒後はすぐにおむつをはかせるのではなく、しばらく乾燥させてからはかせてあげると、より乾燥しやすいでしょう。

とくに夏場は汗で蒸れやすいので、気をつけてください。

へその緒を消毒する際に注意すること

へそ緒の消毒自体はとても簡単ですが、気をつけるべきポイントはおさえておきましょう。

  • 必ず清潔な手で消毒する
  • とにかく「やさしく」刺激しすぎない
  • おむつをへその緒にかぶせない

消毒をおこなう前には、ママ・パパの手も清潔にしてください。

ムリにゴミを取る必要はないので、できる範囲で水分や汚れをやさしくふき取りましょう。

オムツをはかせるときは、おへそを覆わないようにはかせるのも、はやく乾燥させるポイントです。

おなかの部分でおむつを折り曲げたり、おへそ部分に切れ込みの入ったおむつを選ぶといいでしょう。

へその緒が取れた後の消毒方法は?

へその緒がとれたからといって、そこでおしまいではありません。

とれた後も、完全におへそが乾燥するまでは消毒を続けましょう。

消毒方法は、へその緒が取れる前と基本的には同じです。

         

  1. 綿棒に水分を含ませる
  2. おへそを指でやさしく広げ、へその緒で隠れていた部分の汚れを拭きとる
  3. 綿棒の反対側に消毒液をつける
  4. おへそとまわりをやさしく消毒する
  5. 消毒がおわったら、少し時間をおいて乾燥させる

ジュクジュクしたり出血などがみられず、順調に乾燥するまで、毎日消毒しましょう。

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へその緒トラブル対処法


へその緒が自然に剥がれ落ちれば問題ありませんが、なかなかそうはいかないのが育児の難しいところです。

「へその緒が取れない」「血がでた」など、へその緒トラブルについて解説します。

へその緒がとれないときは?

赤ちゃんのへその緒は、一般的に2~3週間でとれることがほとんどですが、なかには「3週間以上たってるのに、へその緒が取れない」という声も見受けられます。

とくに化膿したり炎症を起こしている様子がなく、乾燥しているようであれば、毎日の消毒を続けていれば問題ありません。

ムリにとったり、引っ張ったりしないでください。
状態が悪化したり、感染症を起こす可能性があります。

どうしても気になるようであれば、小児科の先生に相談するとよいでしょう。

おへそから血が出た!対処法は?

へその緒は血管からできているため、乾燥していない状態だと、おなかの圧力や衣服との摩擦などで、出血することがあります。

その場合は、慌てずにガーゼなどでやさしく止血しましょう。

しばらくおさえておくと、血は止まりますが、長時間血が止まらない場合は、病院を受診してください。

病気を心配した方がいいケースとは?

  • へその緒が取れたのに、いつまでも乾燥しない
  • おへそまわりがジュクジュクして化膿している
  • おへそまわりがただれている
  • おへそから異臭がする

などの症状がみられる場合は、感染症を疑った方がいいかもしれません。

臍炎(さいえん)の可能性

臍炎とは、おへそまわりが細菌などの侵入によって炎症を起こす状態です。

臍炎になると、おへそまわりから黄色い膿がでたり、おへそまわりによごれがたまり、異臭がします。

へその緒を通じて、赤ちゃんの体内にまで細菌がはいらないよう、早めに治療する必要があります。

様子がおかしいと感じたら、すみやかに病院へいきましょう。

臍肉芽腫(さいにくげしゅ)の可能性

臍肉芽種は、へその緒が根本から完全にとれずに、一部が赤ちゃんのおへそに残り、赤く盛り上がる状態です。

赤ちゃんのおへその真ん中に赤い塊が見えるほか、出血をおこしたり、ジュクジュクすることが多いでしょう。

多くの場合、軽い治療で治りますが、手術が必要なケースもあるので、異常に気が付いたらできるだけ早く医師に相談してください。

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取れたへその緒の保管方法は?腐ったりしないの?


取れたへその緒はどうしたらよいのでしょう。

ママと赤ちゃんがつながっていた証として保管している人もいれば、破棄する人もおり、意見はさまざまです。

へその緒は保管するべき?

日本では昔から、へその緒を大切に保管し、大きくなった子どもに手渡す風習があります。

子育てをしているママやパパの両親の世代では、へその緒を残している人が多いのではないでしょうか。

世界的にみれば、へその緒を保管しておく風習は珍しいようです。

ママと赤ちゃんがつながっていた証、記念としての意味だけではなく、へその緒に関する言い伝え風習があります。

  • 母親が亡くなったときに棺桶に入れる
  • へその緒をなくすと子どもの運が悪くなる
  • 兄弟のへその緒を持つと魔よけになる
  • 本人が亡くなったときに棺桶に入れてもらうと天国で迷子にならずに母親に会える
  • 子ども無事に成長するように祈るため、神聖な場所へまつる
  • 子ども本人が大病を患ったとき、煎じて飲ませると病が回復し、命をつなぎとめることができる

これらはあくまで言い伝えであって、科学的・医学的根拠があるわけではありませんが、こうした昔ながらの風習を受け継いで保管してもいいでしょう。

もちろん保管しないのも、ママ・パパの自由なので、相談してきめてください。

へその緒の保管方法

へその緒が取れた直後は、へその緒の付け根などはまだ乾燥していない状態です。

赤ちゃんが大きくなったときに手渡す予定であれば、しっかりと乾燥させないと、カビなどの原因となります。

そのためガーゼの上などにおいて、数日間乾燥させましょう。

完全に乾燥したら、湿気の入りにくい箱などにいれて保管します。
最近では、へその緒を保管するための専用ケースなども売られているので、チェックしてみてくださいね。

オススメのへその緒ケース3選


せっかく保管するのであれば、よい状態で保管できるよう専用のケースを使うといいでしょう。

可愛いデザインのものや、乳歯ケースと一緒になったものなど、さまざまな種類の商品があるようです。

選び方のポイントは、長期保管ができるよう湿気をいれにくい素材のものを選ぶことです。

ここではママたちに人気のへその緒ケースを3つ厳選して紹介します。

TOMMY Memorial Shop ちりめんへその緒入れ

ちりめん・へその緒入れ (やまぶき)

価格(税抜き) 1,600円(2018年7月編集部調べ)
素材 桐・絹
オプション 名前・生年月日(ちりめん部)、名前・生年月日・出生時刻・体重・身長を記載できるシールつき
保管できるもの へその緒

シンプルなデザインで高級感のあるちりめんふくさに、湿気に強い桐の箱がついたセットです。
桐の箱には、金箔で「絆」と箔打ちされたており、上品な仕上がりが魅力でしょう。

シルクでできたちりめんふくさには、刺繍で名前と生年月日をいれることができます。

まるで家宝のように、大切に保管できる上品なケースを探している方にオススメです。

おもしろ名札工房 十二支 たまごのへその緒ケース

へその緒ケース たまごのへその緒入れ 桐のへその緒ケース 干支(うさぎ)

価格(税抜き) 2,000円(2018年7月編集部調べ)
素材
オプション 名入れ、干支デザイン
保管できるもの へその緒

赤ちゃんの干支にあわせたイラスト入りの、たまご型ケースは見た目も、とても可愛いです。

別売りで、乳歯ケース・産毛ケース、またすべてを収納できるボックスがセットになっているものもあるのでチェックしてみてくださいね。

名入れは、ひらがな・漢字・アルファベットにも対応しています。

Aitsite/赤ちゃん用乳歯ボックス

赤ちゃん用乳歯ボックス 実木材料 日本語ボーイズ

価格(税抜き) 580円(2018年7月編集部調べ)
素材 ゴムの木
オプション 名前・生年月日・星座・生まれ時体重・血液型・生まれ時身長・赤ちゃんへの祝福の記入欄有
保管できるもの へその緒、乳歯、産毛

赤ちゃんの顔がデザインされた、へその緒・乳歯・産毛が一緒に保管できるタイプの、とてもかわいらしいケースです。

ケースの蓋の裏には、生年月日や名前、出生情報や、赤ちゃんへのメッセージをいれることもできます。

一つひとつ手作業で丁寧につくられており、素材は耐久性に優れたゴムの木なので長期保管にも向いています。

リーズナブルなお値段で、クオリティが高いので人気のアイテムです。

へその緒のケアをしっかりして、記念に残そう!


赤ちゃんのへその緒のケア自体は簡単ですが、赤ちゃんによっては、なかなかうまくいかないことも多いです。

異常がみられなければ問題ないので、様子を見ながら、これまでどおりに進めましょう。
異臭赤みなどが見られたら、病院を受診してください。

無事にへその緒がとれたら、記念に保管しておくもよし、破棄するも個人の自由なので、ご家族と話し合ってどうするか決めてくださいね。

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