越谷市の子育て支援!妊娠中から利用できる「ホームスタート・こしがや」 とは

NPO法人子育てサポーター・チャオは、「子育てをもっともっと楽しめる社会を作ろう」をコンセプトに子育て支援活動をおこなっています。

その活動のひとつに、ホームスタート・こしがやという訪問支援を行っています。

もうひとつ、子育てサロン「フェリーチェ」の運営も行っているのです。

今回は、NPO法人子育てサポーター・チャオがおこなう子育て支援について、代表の近澤恵美子さんにお話をうかがいました。

ホームスタート・こしがやとは

NPO法人子育てサポート・チャオ近澤恵美子さん

編集部

ホームスタート・こしがやとはどのようなサービスでしょうか?

ホームスタートとは、0~6歳の未就学児がいるママを対象にした、訪問型の子育て支援です。

親子ひろばや子育て支援センターなど、地域のコミュニティに参加できない方のために、無料でご自宅に訪問しています。

双子のママで、ひとりではなかなか出かけられなかったり、ママや子どもの病気が原因で外出できなかったりと、事情はさまざまです。

子育て支援のイベントを自治体が行うケースもありますが、そもそも大勢あつまる場所が苦手だという方もいます。

とはいえ、子育て中に誰とも会話できないのは、ツラいことですよね。
そこでホームビジターがご自宅にうかがい、お話をしたり、ママのお手伝いを行うのです。

原則として、週に1回2時間で、4回まで利用できます。

妊娠中から利用できるので、切迫早産のために自宅での安静が必要な方や、実家が遠方で実母を頼れない方へのお手伝いもできるんですよ。

妊娠中のサポートが、産後のサポートにもつながると考えています。

近澤さん

ホームスタートは世界的に取り組まれているため、仕組みもしっかりしているのが特徴です。

家事をしたり話すこと

ホームスタート

編集部

具体的にはどのようなことをするのでしょうか?

ホームスタートでは主に、研修を受けたホームビジター(先輩ママ)がママの悩みや話を聞きます。

ホームビジターは、子育てに悩んでいるママの話をじっくり聞いて、一緒に悩んだり考えたりします。

ホームビジター自身の経験などを伝えることはありますが、「こうあるべきだ」「こうしなさい」というように、子育てについて指導することはありません。
ほかにも子どもと遊んだり、家事や子育てのお手伝い、ママの外出などもサポートしています。

編集部

訪問するホームビジターさんは、どんな方が多いのですか?

ホームビジターとは、ボランティアで活動している先輩ママたちのことです。

「ホームビジター子育て家庭訪問ボランティア養成講座」で研修を受けた方が、ホームビジターとして活躍しています。

編集部

利用者からはどのような声が届いていますか?

「ひとりではないと思えて、元気が出た」
「ビジターの経験談が参考になった」
「心にあった霧が晴れたようだ」
といった感想をいただいたことがあります。

ほかにも「子育ての悩みは尽きることがないけれど、悩みはあってもいいんだ」という前向きな考えに変わった方もいます。

ホームビジターがママのがんばりを見て、できていることを本人に伝えるため、ママの自信につながっているようです。

表情が晴れやかに変わり、前向きになる方が多いですね。

越谷市子育てサロン「みんなのひろばフェリーチェ」はどんなところ?

みんなのひろばフェリーチェ

編集部

子育てサロンとは、具体的にどういう場所ですか?

子育てサロンとは、子育て中のママやパパが、同じ子育てをしている方々と交流をする場所です。

NPO法人子育てサポート・チャオが運営しているのは「みんなのひろばフェリーチェ」です。

編集部

子育てサロン「みんなのひろばフェリーチェ」はどんなところですか?

みんなのひろばフェリーチェは、ママ同士の交流や学びなどを目的としている場所です。

子育てについての学びはもちろん、親子の触れ合いやベビーマッサージ、ママの働き方に関する情報交換まで、たくさんの講座やイベントを行っています。

利用者であるママが講師となって、講座をすることもありますよ。

講座の内容がバラエティに富んていると、好評です。

参加費に関して一部の講座では、材料費がかかることもありますが、ほとんどの講座やイベントが無料で参加できます。

越谷市から委託をうけて運営している

中学生と赤ちゃんの交流

越谷市子育てサロンみんなのひろばフェリーチェは、越谷市から委託をうけて、NPO法人子育てサポーター・チャオが運営しています。

子育てサポーター・チャオでは、子育て中のママであっても、社会に関わる社会参画が大切であると考えています。

  • 子どもの安全かるたの作成
  • 中学校での赤ちゃん交流授業

このような子どものために行う企画も、子育て中のママに協力していただいたものです。

子どもの安全カルタ作成では、現役ママも委員になってもらい内容を考えました。

赤ちゃん交流授業は、赤ちゃんから就園前のお子さんをもつママにお願いして、中学生に乳幼児と触れ合う機会を提供しています。

近澤さん

赤ちゃんにとっては、生まれて初めてのボランティアということにもなりますね。

フェリーチェは、子どもを連れたママがゆったりと過ごせる、大きなリビングのような場所です。

親子で一緒に過ごせるのはもちろん、はじめて来る方でもホッとできる空間なので、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんまで、どなたでもすぐに馴染めるでしょう。

ママたちのお気に入りのスペースとなるように、スタッフもサポートしています。

ここに来ることで、ママの不安を解消できるような環境でありたいと思っています。

なぜ子育てにまつわることをしようと思ったのですか

NPO法人子育てサポーター・チャオ近澤恵美子さん

編集部

なぜ子育てにまつわることをしようと思ったのですか?

私は2代目の代表なのですが、チャオで活躍していたメンバーに誘われたのがきっかけです。

チャオが立ち上がった当時は自分の子どもも小さかったので、親子サークルなど、地域の中で活動していました。

もともと幼稚園教諭をしており、子どに携わる仕事をしていたこともあって、下の子が幼稚園に入った段階でチャオの活動に参加を決めました。

どんな未来にしたいと考えていますか

編集部

どんな未来にしたいと考えていますか?

子育てママと、地域とのかかわりが増えたらいいと思います。

働くママより専業主婦が多かった昔に比べて、最近では働くママの方が増えています。

なので、子育てに関する課題も昔とは変わってきました。

働くママは、仕事も子育てもこなさなくてはいけないのでとても大変です。

忙しいため「孤育て」になりがちです。

また現在のママたちは、少子化で同じように子育てをしている仲間を見つけることが、昔より難しくなってきました。

そのため、地域の人とお話しする機会も少なく孤独になりがちです。

ママだけが頑張って子育てがツラくなってしまわないように、ホームスタートを利用することで、少しでも安心した子育てができるようにサポートしていきたいと考えています。

「子育て」が、「孤育て」になりがちな昨今だからこそ、育児の楽しさを伝えるお手伝いをしていきたいと思います。

【プロフィール】
近澤 恵美子

NPO法人子育てサポーター・チャオ代表。
前職で幼稚園教諭・保育士を経験し、現在では2代目代表を務める。
本来の子育ての楽しさを伝えるために、フェリーチェスタッフ・ホームスタートオーガナイザー・埼玉県家庭教育アドバイザーとして、現在も現場で取り組みをしている。

<Webサイト>
NPO法人子育てサポーター・チャオ
https://koko-chao.com/index.html