赤ちゃんのコリック(黄昏泣き)とは?原因と対処法まとめ

赤ちゃんは、泣いて意思表示をします。

しかしオムツを変えたり授乳をしても泣きやまないのは、コリック(黄昏泣き)かもしれません。

「泣き止ませるために抱っこをし続けて、体力的にも精神的にもツライ…」となる前に、まずはコリックとはなにかを知っておきましょう。

コリックの原因や対処法、先輩ママの体験談も合わせて紹介するのでチェックしてくださいね。

泣きやまなくてツライときに、どうしたらいいのかや、医師に相談するかの判断基準も書いてあるので、泣きやまないわが子に悩む新米ママ・パパは必読です!

コリック(黄昏泣き)とは?


コリックとは、はっきりした原因もないのに赤ちゃんが激しく大声で泣き続ける状態のことです。
コリックは日本語で「黄昏泣き」といい、夕方ごろに泣き続ける赤ちゃんが多かったことが由来といわれていますが、症状は昼夜問わず見られることがわかっています。

通常赤ちゃんが泣くのは、お腹が空いているときや、オムツがぬれている・眠たい・暑い・寒い・かゆい・熱があるときなどです。

赤ちゃんの泣き方には個人差がありますが、欲求が満たされると泣きやむのが普通です。

しかし、コリックはそれまで機嫌よくしていた赤ちゃんが、夕方前後になると急にご機嫌ななめになり激しく泣き出して、なかなか泣きやんでくれません。

ミルクはさっき飲んだばかりだし、オムツもぬれていない、熱がある様子もないでしょう。

ママが抱っこして一生懸命にあやしても泣きやまず、顔を真っ赤にして、叫ぶような勢いでぎゃーぎゃーと泣き続ける状態をコリックといいます。

コリックの症状

コリックの症状は、突然大声で泣きわめくことです。
そのほか、下記のような症状がみられることがあります。

  • 顔を赤くして泣いている
  • お腹が張っている
  • こぶしを握りしめている
  • 背中を反らす
  • 手足をばたばたさせている

コリックの症状は激しく泣き続けることですが、ほかにも特徴的な症状がみられないか、赤ちゃんの様子を確認してみましょう。

コリックと夜泣きの違い

夜泣きは、泣き始めるのが夕方ではなく夜中であることや、赤ちゃんの月齢が違います。

コリックは、新生児から生後5ヶ月くらいまでなのに対し、夜泣きは生後半年くらいの赤ちゃんから長くても2歳くらいまでの幼児にあるものです。

夜泣きは昼間元気で機嫌よくしていた赤ちゃんが、とくに理由もなく、夜中に急に号泣し泣きやみません。

理由がわからないにも関わらず、なにをしてもなかなか泣きやまないという点では、コリックと似ています。

生後半年というと、1日中寝ていた赤ちゃんの昼夜がだんだんと定まってくる時期にあたります。

環境や、体の変化に対応しきれず、夜泣きがおこるのではないかという説もあるようです。

コリックと夜泣きはよく似ていますが、主な違いは泣き出すタイミング赤ちゃんの月齢です。

コリックはいつからいつまで?

コリックは、生後2週間ごろから始まり、生後5~6ヶ月ごろにはおさまります。

ただしコリックの起きる月齢には個人差があります。
ピークは生後2~3ヶ月ごろが多いようです。

コリックは生後2週間ごろから生後5~6ヶ月ごろまで続き、おさまる時期は個人差がありはっきりしません。

コリックの原因は?

コリックの原因は、はっきりと分かっていません。
以下のような理由が考えられています。

【コリックの原因】

  • お腹にガスが溜まっている
  • 未発達な部分が多いため
  • 日中の疲れ
  • 母乳やミルクなどの食物アレルギー

ただし、以上のどれも医学的な証拠はありません。

ぎゃん泣きするコリックの対処法8つ


原因がわからない分、どのように対処すればよいのか困るコリックですが、赤ちゃんを泣き止ませるための方法を紹介します。

今すぐにできる泣き止ませ方4つ

赤ちゃんによって効果はさまざまですが、以下のような方法を試すと、大泣きを止めることができるかもしれません。

1:抱っこをして歩く

まずは赤ちゃんを抱っこし、散歩に出かけるなどして歩いてみましょう。

赤ちゃんにとってスキンシップはとても大切です。
抱っこをすると赤ちゃんの気持ちは落ち着き、揺られて眠くなる効果が得られます。

動画のように「コリック抱き」を試してみるのもよいでしょう。
歩くのは家の中でもOKです。

赤ちゃんとのスキンシップを大切に、抱っこして散歩をしてください。
抱っこ紐・おんぶ紐を使ってもよいので、抱っこをしながら歩きましょう。

2:車で出かける


で出かけることも効果的です。

車のエンジン音がお腹の中と似ているともいわれており、音や揺れによって赤ちゃんが寝やすくなります。

近場へのドライブをしてみてもよいでしょう。
ドライブでママも赤ちゃんも気分転換することができます。

3:授乳する


授乳間隔を気にしないで、時間に関係なく授乳をしてみましょう。

赤ちゃんが泣いている理由がお腹が空いているだけということもあります。
一度にたくさん飲めない赤ちゃんもいますし、小腹が空いている可能性もあるでしょう。

ママのおっぱい赤ちゃんにとって安心できるものです。
授乳はスキンシップにもなり赤ちゃんの小腹も満たせます。

時間を気にしすぎず、少しの量からあげてみましょう。
授乳量は、飲みたいだけ飲ませてあげて大丈夫です。
コリックが起きたら授乳をしてみてください。
授乳後は必ずゲップをさせましょう。

4:おしゃぶりを使う


おしゃぶりを使うのもよいでしょう。
吸てつ反射(母乳を飲むために口に当たるものに吸いつく生まれつきの反応)で、おしゃぶりを吸うと安心して泣き止む子が多いです。

ただしおしゃぶりがないと眠れない子になる可能性もあるので、依存しすぎには注意しましょう。
あやしてもダメなときは、おしゃぶりを使ってみましょう。

コリックを減らすためにできる?予防にもなる対策2つ

ママにとっても、つらいコリックを予防するために、有効な対策を紹介します。

【コリックを減らす対策】

  1. 生活習慣を整える
  2. ベビーマッサージをする

1:生活習慣を整える

コリックを予防・改善するためには、生活習慣を整えることが大切です。
生活が不規則だと赤ちゃんにとってもストレスになります。

同じ時間に起きることや寝かしつけること、朝日を浴びさせることも有効です。
赤ちゃんの生活習慣を整えましょう。

2:ベビーマッサージをする

ベビーマッサージをするのもよいでしょう。

赤ちゃんのお腹にガスが溜まって、不快になっている可能性もあります。

ベビーマッサージでオナラをしやすくして、授乳後はゲップをさせることを心がけましょう。
ベビーマッサージは赤ちゃんのガス抜きに効果的です。

下記の記事では、ベビーマッサージについて詳しく説明しています。

【コリックを減らす対策】

  1. 生活習慣を整える
  2. ベビーマッサージをする

ママがツライときは?

毎日何時間も赤ちゃんに泣かれると、ママの方が精神的に疲れるかもしれません。
そんなときの対処法を紹介します。

【ママがツライときの対処法】

  1. 放置しても大丈夫
  2. ムリをしすぎない

放置しても大丈夫

泣いている赤ちゃんは放置しても大丈夫です。

コリックははっきりとした原因が分かっていないので、オムツや授乳などできることをして、病気の可能性もないのであれば、手の施しようがありません。

赤ちゃんが泣いているのに、放置するなんて…と思いがちですが、ママ・パパが疲れてストレスを溜めるよりはその方がよいのです。

長時間の放置は避けるべきですが、5~15分くらいの間赤ちゃんから離れてみましょう。

なるべく声の聞こえるところにいるか、ベビーモニターを使うと安心です。
安全さえ確認してあれば、少しの間赤ちゃんを放置してもかまいません。

下記では、最新のおすすめベビーモニターを紹介しています。

ムリをしすぎない

ママやパパがムリをしてまで、泣き止ませようとする必要はありません。

ママが疲れてストレスを溜め込み、産後うつになってしまう方が大変です。

旦那さんやおじいちゃん、おばあちゃんなど家族や親戚に頼りましょう。
友人に助けてもらってもよいですね。

ツライ状況が続くときは自分一人でムリをせず周りを頼ってください。

【ママがツライときの対処法】

  1. 放置しても大丈夫
  2. ムリをしすぎない

先輩ママのコリック体験談

先輩ママたちはどのようにコリックを乗り越えているか、経験者の体験談を紹介します。

 

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先輩ママ

先週くらいまで夕方から深夜にかけて、ずっと顔を真っ赤にしなら大声で泣いてました。


つらいコリックを乗り越えると、子どもの成長が感じられたようです。
またコリックを経験したことにより、心に余裕ができて少しぐずられても平気という意見もあります。

コリック抱き」も参考にしたいですね。

コリックのときに気をつけるポイント


赤ちゃんが泣き出したときは不快の原因を確認しましょう。

様子がいつもと違うときは、病院に連れていく必要もあります。
コリックのときに気をつけたいポイントについて説明します。

不快感の原因はないか確認する


赤ちゃんの不快感の原因になっているものはないか確認します。

コリックではなく、泣いている原因がほかにあるかもしれないからです。

以下のようなことをチェックしましょう。

  • お腹は空いてないか?
  • オムツが汚れてないか?
  • 暑かったり、寒かったりしていないか?
  • 虫刺されやオムツかぶれなど肌の不快感はないか?
  • 風邪など引いてないか?
  • どこか怪我などしていないか?

不快感が取り除ければ泣き止むかもしれません。

まずは原因がないか探しましょう。
原因を確認済みで問題がなければコリックといえます。

病院に行く目安は?


病院へ行くべき目安について確認します。

以下のように、いつもと違う様子が見られるときは病院へいきましょう。

  • 嘔吐や下痢を繰り返している
  • 食欲がない
  • 熱がある
  • 赤ちゃんの唇や肌が青みがかっている
  • 常に抱っこすると反り返って泣きわめく場合は自閉症の可能性もある

上記が当てはまったり、いつもと違う様子が心配であれば病院で相談してください。

コリックのガス抜きをカテーテルでするのは絶対にNG


コリックのときに、ガス抜きのためにカテーテル(ガス抜きチューブ)をするのはいけません。

赤ちゃんが泣いている原因がガスとは限りませんし、医療従事者以外がカテーテルを刺すのは大変危険です。

Twitterなどではカテーテルの使用を勧めるものもありますが、医療関係者のアドバイスではない、Twitterの意見やネットの情報に惑わされないようにしましょう。

赤ちゃんに独断でガス抜きカテーテルをするのは、絶対にやめてください。

まとめ:コリックは原因がさまざまだから対処法や自然になくなるのを待とう


はっきりとした原因が分からず、つらいコリックですが、そのうち自然になくなっていきます。
成長とともに治ることが多いのです。

オムツや授乳など不快なポイントが見当たらず、赤ちゃんが泣いている理由が分からない場合は、コリックである可能性が高いでしょう。

なにをしても赤ちゃんが泣き止まない場合は、今回紹介した下記を参考にしながらコリックに対処してみてください。

  • 抱っこして歩く
  • 車ででかける
  • 授乳する
  • おしゃぶりをする
  • 生活習慣を整える
  • ベビーマッサージをする
  • 少しは放置してもOK
  • ムリをしすぎない

コリックは自然に治っていくので、気にしすぎず乗り越えてくださいね。

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