赤ちゃんの予防接種スケジュール一覧【2018年度版】

赤ちゃんは、この世に産まれてからの数ヶ月、そのほとんどを家の中で過ごし、ウイルスや細菌との接触を控えて育てられます。

しかし、成長するにつれて自然と外出の機会が増え、家族以外の人と会うことや、人ごみの中で過ごすことが多くなってきます。

そこで心配になってくるのは、赤ちゃんが風邪、インフルエンザなどの病気にかかって発熱したり、流行している感染症にかからないか、ということです。

数多くの感染症から赤ちゃんを守るためには、適切な時期に予防接種を受けて、免疫をつけさせることが必要です。

最近は予防接種の種類が多くなっています。
保護者であるパパやママが、予防接種の内容をよく理解して、「どの予防接種を、どのような順序で受けるのか」を、赤ちゃんのかわりに決めてあげましょう。

予防接種のスケジュールや受け方、注意事項などをまとめていますので、参考にしてください。

予防接種一覧

以下の一覧は、予防接種の概要を、標準接種年齢の早い順に並べたものです。

予防接種一覧

予防接種スケジュールを決めよう!

予防接種ごとの標準接種年齢(月齢・週数)になったら、できるだけ早く予防接種を受けましょう。

流行している感染症がある場合には、なるべくそれを優先して受けることをおすすめします。

0歳から1歳で受ける予防接種スケジュール

つぎの一覧は、本数の制限なしで同時接種を行い、優先度の高い予防接種から早めに受ける場合を想定したスケジュールです。

ポイント1:ロタウイルスワクチンについて

ロタウイルスワクチンは生後6週間で接種可能ですが、生ワクチンのため初回接種をしてしまうと、生後2ヶ月になってすぐに接種したい「ヒブ(インフルエンザ菌 b型)ワクチン」と「小児用肺炎球菌ワクチン」の接種が遅れてしまいます。

生後2ヶ月になったタイミングで、同時接種するのがよいでしょう。

また、ロタウイルスワクチンには、「初回接種は生後14週6日までに」という制限が決められています。
これは、副反応として腸重積となるリスクが高まるためです。

接種完了週数にも、「2回接種のワクチンの場合、生後24週までに接種完了すること」「3回接種のワクチンの場合、生後32週までに接種完了すること」などの制限がありますので、注意しましょう。

ポイント2:B型肝炎が定期接種化

B型肝炎ワクチンは、かつては任意接種でしたが、2016年10月から定期接種化されました。

費用負担がなくなったことで接種しやすくなりましたが、接種対象が1歳未満のため、0歳の間に接種すれば定期接種扱い、1歳以降は任意接種扱いで費用(自己負担)がかかりますので、注意しましょう。

なお、B型肝炎の予防接種については、ママがB型肝炎のキャリアの場合、生後12時間以内に接種が必要となり、追加接種も別日程での接種になります。

ポイント3:流行している感染症を優先

百日せきが近年流行していますが、百日せきの抗体は生まれて早い時期に失われるので、3ヶ月になったら四種混合ワクチンを接種しましょう。

麻しん(はしか)も、2016年夏ごろから流行していますので、1歳になったら早めにMRワクチンを接種することをおすすめします。

ポイント4:保育園などへの入所予定がある場合

保育園や幼稚園では、水痘おたふくかぜが流行することがあります。

入園前に水痘やおたふくかぜの予防接種を受けるよう、園から指示される場合もありますので、事前確認したうえで、早めに接種しておきましょう。

ポイント5:同時接種数に制限をつけたい場合

同時接種を数に制限なく行った場合には、病院へ行く回数も最小限となり、予防接種スケジュールもスムーズに進みます。

赤ちゃんの体力、体調などを考え、単独接種や、2~3本ずつの同時接種を選ぶ場合には、ワクチンの種類(生/不活化)や、前回接種後の間隔をしっかり把握し、計画を立てましょう。

ポイント6:接種開始時期が遅れた場合

接種を忘れていたり、長期入院や病気・治療で予防接種が受けられず、標準接種年齢を過ぎてしまった場合には、日本小児科学会が推奨しているキャッチアップスケジュールに沿って接種できるものがあります。

ポイント7:かかりつけ医と相談

予防接種を考えるうえで、どのワクチンを接種するか、同時に何種類のワクチンを接種するかなどの判断が難しいと感じる場合には、かかりつけ医や看護師に相談してみましょう

また、お子さんの体調不良で、スケジュールがうまく進まない場合も、一緒に見直してもらうことができます。