葉酸サプリは一日どれくらい?効果的な飲み方や注意点を紹介

妊娠中は、葉酸を積極的に摂取することが勧められています。
食品から十分な量を摂取するのは難しいため、サプリメントで不足分を摂取するのが一般的です。

しかし、「いつどのタイミングでサプリを飲めばいいのか分からない」という妊婦さんも多いのではないでしょうか。

サプリメントは大量に摂取すれば良いというものではなく、正しい飲み方を守ることが大切です。

そこで今回は葉酸サプリメントを飲むのに最適なタイミングや、効果的な飲み方、飲む際の注意点などを紹介します。

妊活中の方も妊娠中の方も、ぜひ参考にしてみてください。

葉酸サプリはいつ飲む?効果的な飲み方は?

葉酸は、ママやお腹の赤ちゃんにとって欠かせない栄養素です。
ただし、妊娠中に葉酸をより効率よく吸収するためには、飲み方に注意する必要があります。

そこでまずは、飲むのに最適なタイミング効果的な飲み方を紹介していきます。

サプリを飲むのに最適なタイミングと効果的な飲み方

葉酸は水溶性ビタミンですので、水と一緒に飲みましょう。

また、葉酸の効果をより高めるためには、食事と食事の間の「食間」に飲むのがよいでしょう。

理由は、お腹に食べ物が入っていない空腹時の方が葉酸の吸収率アップが期待できるから。

ただし元々胃が弱い人や、体調を崩してお腹が弱っている最中は、空腹時に葉酸を飲むことでお腹を壊してしまうこともあります。

そういった心配がある方は、胃への負担を減らすためにもできるだけ食後に摂取しましょう。

また葉酸は、いちどに多くの量を摂取すると、余剰分は尿として体外に排出されてしまうという性質があります。

そのため1日の摂取量を、できるだけ小分けにして飲むようにしましょう。

葉酸サプリは1日分が約2~4粒の商品が一般的ですので、

  • 朝食と昼食の間
  • 昼食と夕食の間
  • 夜眠る前

にそれぞれ分けて摂取するのがおすすめです。

ママ
タイミングを決めれば飲み忘れも防げそう!

葉酸サプリはいつから飲み始めるべき?

葉酸サプリは妊娠中の栄養不足を補うものというイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

しかし実は、葉酸は妊娠を希望しているのならばすぐにでも飲み始めるのがベストとされています。

赤ちゃんはママの身体に授かったその日から、すくすくと成長していくので、妊娠したその日に体内に十分な葉酸が存在していることが望ましいのです。

また葉酸は飲み始めてから身体に充足するまで、1ヶ月程度の期間がかかるとされています。

これから妊活を始めたいと思っている方は、まず葉酸サプリを飲むことから始めてみると良いでしょう。

妊娠してから飲み始めても遅くはない

もちろん葉酸は、妊娠が発覚してから飲み始めたとしても、決して遅すぎることはありません。

妊活中に飲み始めることがベストではありますが、重要なのは、妊娠3ヶ月までに毎日十分な量の葉酸を摂取するということです。

妊娠から3ヶ月の間は、赤ちゃんの脳や脊髄といった重要な器官の発達が行われる、成長の早い時期です。

そのような時期に葉酸を摂取することで、重要器官の奇形や神経管閉鎖障害など、赤ちゃんの発達不良のリスクを阻止するはたらきが期待できます。

ママ
妊娠が分かってから急いで飲みはじめたけど…まだ間に合うみたいでよかった!

葉酸サプリを飲む際の注意点

胎児の成長をサポートし、ママと赤ちゃんの健康を守ってくれる葉酸ですが、摂取する際にはいくつか注意すべきポイントもあります。

また、葉酸は薬の飲み合わせによって、効果が阻害されてしまうこともあります。

持病や常備薬がある方は医師に相談しましょう。

葉酸の1日の摂取量目安

赤ちゃんの成長をサポートする効果のある葉酸ですが、摂れば摂る程良いというわけではありません。

妊娠希望あるいは妊娠中の女性にとって、1日の葉酸の必要量はおよそ400μg (0.4mg)とされています。

そのため厚生労働省では、赤ちゃんの生育に重要な妊娠1ヶ月前~3ヶ月(妊娠初期)までの期間で、毎日400μg (0.4mg)の葉酸をサプリから摂取することを推奨しています。

これからサプリを購入する人は、1日分摂取できる葉酸量をチェックしてみましょう。

また上の図にもあるように、葉酸は妊娠3ヶ月を過ぎ、出産、授乳期と経過していっても継続的に飲むことが推奨されています。

時期によって推奨される摂取量がことなりますので、くわしくは「【いつからいつまでとる?】妊活・妊娠中の葉酸を摂取する時期・必要量をチェック」をぜひ読んでみてください。

葉酸の過剰摂取に注意

先に述べたの通り、厚生労働省の葉酸の推奨量は1日あたり400μg(0.4mg)とされている一方で、1日当たり1000μg(1mg)をオーバーしないようにとも定められています。

葉酸は摂取すればする程、赤ちゃんの生育が速まったり、より健康に育つというわけではありません。

先ほどご紹介したように、葉酸は必要以上に多く摂取しても、そのほとんどが尿として体外に排出されてしまいます。

そのため葉酸サプリを飲む際には、1日の上限量に注意しながら、計画的に摂取するようにしましょう。

ママ
どの栄養素もとりすぎは身体によくないのね。

葉酸との飲み合わせに注意すべき薬

葉酸サプリには、同時に飲むことでその効果を低下させてしまう薬があります。

ここでは、葉酸と同時に飲むべきでない代表的な薬を紹介していきます。

アスピリン

解熱鎮痛剤として広く用いられているアスピリンには、葉酸の働きを不活性化させる作用があります。

そのため妊活中や妊娠中の風邪や発熱には、摂取する薬の種類に注意しましょう。

ピル(経口避妊薬)

ピルは避妊の他にも、生理周期を整えたり、生理痛を緩和する目的で処方されることがあります。

妊娠希望の方は、摂取ペースや量についてかかりつけの医師に相談するとよいでしょう。

クロラムフェニコール

クロラムフェニコールは主に感染症の治療に用いられます。

葉酸の働きを阻害する他、動機や息切れなどの症状が生じる場合もあります。

コレスチラミン、コレスチポル

コレスチラミン、コレスチポルはコレステロールの数値が高い方の治療に用いられます。

そのため動脈硬化や心筋梗塞の疑いがある方に処方されることが多い薬です。

葉酸をはじめとしたビタミンAやビタミンBといったビタミン類の吸収を阻害する作用があります。

バルビツール

バルビツールは不眠症の治療に用いられ、葉酸の効果を低下させる働きがあります。

その他の薬

代表的なものは以上のような薬が挙げられますが、このほかにも飲み合わせによって体調不良を招いてしまう薬もあります。

「メトトレキサート(抗ガン剤)」「フルオロウラシル」「カンペシタビン」「トリメトプリム」「スルファラジン」などの薬も、葉酸の働きを阻害する作用が知られています。

持病で継続的に飲んでいる薬がある方は、葉酸との飲み合わせについて医師に確認しましょう。

カフェイン、アルコールを摂取する際の注意点

コーヒーや紅茶に多く含まれるカフェインは、血行促進効果があり妊娠中の冷え性の改善に効果的です。

しかし、カフェインには利尿作用もあるため、鉄分やビタミンなどの栄養素も一緒に排出されてしまいます。

そのためせっかく摂取した葉酸も体外に流れやすくなってしまうのです。

また、アルコールには葉酸の吸収率を下げる働きがあります。

どちらも少量であればさほど問題はありませんが、葉酸サプリを飲んでいる最中は、妊娠前であってもカフェインやアルコールの摂り過ぎには注意しましょう。

ママ
そうなんだ!ついついコーヒーを飲み過ぎちゃうから、気を付けないと。

参照:予防研究グループ アルコール、葉酸代謝酵素の遺伝子多型と飲酒量に基づく大腸がん罹患リスクについて

正しい飲み方を守り、葉酸の効果を余すことなく受け取りましょう!

妊活中の方や、これからママになる方はぜひ自分の身体に合ったサプリメントを選び、赤ちゃんの成長をサポートしましょう。

ただしサプリは、飲めば飲むほど効果がもたらされるわけではありません。

  • 葉酸サプリは朝昼晩に小分けして「食間」に飲む吸収率がアップする
  • 妊娠が発覚したらすぐに飲み始めるのがよい
  • 妊娠さんは1日あたり400μgの葉酸をサプリで摂取する
  • 過剰摂取は厳禁!用法用量を守り、1日あたり1000μgまでにおさえる
  • 葉酸の効果を低下させるや、カフェイン・アルコールに注意する

上記の点に注意し、用法用量を守って正しく活用していきましょう

葉酸推奨量の参考:厚生労働省

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