しあわせ家族計画実践支援家あらため、感情コントロールナビゲーターの西村です。
前回のコラムでは、イヤイヤ期は六か月のころから始まる・・・と言いました。
今回からは、年齢別のイヤイヤ期の特徴と、対処方法をお話ししましょう。
今回は、一歳のイヤイヤ期についてです。
一歳になると、いろいろと自分でできることが増えてきて、自分のやりたいこともはっきりしてきます。
しかし、意識の移り変わりが激しく、すぐに違うことへ移行できるのが特徴です。要するに、こだわりが少ないのですね。
そのほかにも、生まれてから一年で経験したことから、いろいろな感情、気持ちを感じるようになります。
しかし、その気持ちが何で、どういう意味を持つのかはわかっていません。
そのため、自分で分からない感情が多く、それの対処が分からず泣くことが多くあります。
そういう時は、抱っこしてあげると安心します。
また、この時期から徐々にイヤイヤする理由が増えてきます。
理由にあった対処法をこちらがしていかなければ、なかなか安定することができなくなります。
この時期に一番多いのが、「自分でやりたいのに、ママはさせてくれない!」ということに対して不安定になります。
駄目だよ。と言われることで、「うぇ~ん」と泣きだします。
そこで、前回に話した、「できることはなるべくやらせる」です。
やってみてください。
また、前述したように、こだわりが少ないので、「○○やってみる?」と違うことにすり替えをすることも有効です。
是非、みなさん試してみてください。