保育園と幼稚園の違いは何?費用だけ?知っておきたい違いまとめ

子どもを預ける施設選びの際に、よく比較されるのが保育園幼稚園です。

預ける理由は家庭によってさまざまですが、「実際に子どもを通わせるなら、どっちがいいの?」と迷うママも多いようです。

費用や運営方針の違いについても気になるところでしょう。
そこで今回は、保育園と幼稚園の違いや特徴を徹底解説していきます。

保育園と幼稚園の違いとは?


保育園と幼稚園では、管轄が違います

    【保育園】

  • 厚生労働省の管轄
  • 児童福祉法にもとづいて運営している
  • 先生の免許は「保育士(保育士資格証明書)」
    【幼稚園】

  • 文部科学省の管轄。
  • 学校教育法にもとづいて運営している。
  • 先生の免許は「教諭(幼稚園教諭免許状)」

保育園は、保護者の委託を受けて乳幼児を保育するのが目的の児童福祉施設であるのに対して、幼稚園は幼児を適当な保育環境に置き、心身発達の助長を目的とする教育施設です。

このような違いがあげられますが、正直ピンとこない方も多いのではないでしょうか。

「自分たちに、どう影響するの?」ということで、さらに具体的な違いについて比較していきましょう。

費用の違い

保育園の保育料は、世帯収入によって支払う月額費用が変わります

収入が多いほど保育料も高くなり、収入が少ない家庭では、保育料も安くなるのです。

自治体によっては、ふたり目以降の保育料が半額になる所もあります。

幼稚園は、園によって違いはあるものの、親の収入に関係なく一律で料金が決まっています
ただし公立に比べると、私立幼稚園のほうが2倍近く高い傾向にあるようです。

自治体によっては幼稚園の保育料に補助金が出ることもあります。
条件は自治体によって違うので、確認しておくとよいでしょう。

2019年10月から、幼児教育の無償化が実施の方針が固まっており、子育て世帯の負担が軽くなることも期待されています。

入園できる年齢の違い

保育園は、0歳の赤ちゃんから、小学校入学前までの幼児が入園可能です。
入園可能な時期は、生後56日・生後6ヶ月・生後8ヶ月など、保育園によって違いがあります。

幼稚園は、3歳から小学校入学前までの幼児が入園可能です。
園によっては、3歳になる年の幼児であれば2歳でも入園できることもあります。

保育時間の違い

保育可能な時間は、保育園が7時半~18時ころまでの約8時間。
幼稚園が9時~14時ころまでの約4時間です。

施設によっては、延長保育が可能な場合もあるでしょう。

幼稚園には、夏休みや冬休みなど、長期の休みがあるのも特徴です。

終わる時間が早いために、放課後の時間を利用して、体操などの習い事をおこなっている幼稚園もあります。

年齢が小さい子どもが多く、保育時間の長い保育園では、お昼寝の時間があるのが一般的です。

子どもの体が発達して、体力もつく小学校入学前には、お昼寝をやめるようにしている保育園もあるようです。

給食は?

子どもがお昼に食べる給食ですが、幼稚園は任意なので、施設によってお弁当が必要なところもあるでしょう。

保育園では給食が義務とされています。

学力の違いは?

保育園と幼稚園で、学力の違いを気にする方も多いのではないでしょうか。

幼稚園のほうが、読み書きなどの勉強に力を入れているというイメージも強いですが、これは一概にはいえないようです。

保育園でも、教育に力を入れているところがあり、幼稚園でものびのびと遊ぶことを大切にしているところもあります。

どちらにしても就学前の教育が原因で、小学校に入学してからの学力に大きな差がつくことはないでしょう。

保育園から幼稚園に転園できる?


0歳で保育園に入園して、3歳を過ぎてから幼稚園に転園するという人もいるでしょう。

バスの送迎があるから便利だったり、同じ小学校へ通う子の多い幼稚園に通いたいと考えたり、理由はさまざまです。

ただ収入が低い世帯は、保育園の保育料のほうが安い場合もあるので、注意しましょう。

転園後に、費用の負担が増えるのは大変なものです。

選び方のポイント

最近では、幼稚園でも延長保育や預かり保育を実施していたり、保育園でも教育などのカリキュラムに力を入れていたりします。

幼稚園と保育園のメリットをあわせ持つ、認定こども園が増えたこともあり、利用者側が感じる違いも減っているようです。

【認定こども園とは?】
幼児教育と保育を一体としておこなう内閣府管轄の施設

利用する施設を選ぶときは、両親の就労状況や利用する子どもの年齢とともに、各施設の教育スタイルや方針が、自分の家庭に合っているかをみるべきでしょう。

説明会や見学会に足を運ぼう

気になる保育園や幼稚園があれば、説明会や見学会に足を運びましょう。

説明会や見学会では、以下のポイントをチェックしてください。

  • 通いやすいか
  • 園の雰囲気
  • 先生や園児の様子
  • 制服など購入するもの

幼稚園であれば、バス通園できるところもあるので、多少アクセスが不便でも問題ないでしょう。

私立の幼稚園は、指定の制服やカバンがないか確認します。

気になることがあれば、その都度きいて解決しましょう。

3歳以下の子どもは幼稚園に入れないので保育所を探す必要があり、パパやママが仕事をしていなければ保育園には入れないので、その場合は3歳以下の子どもの入園を受け入れている幼稚園を探す必要があるでしょう。

保活が必要な場合もある

入園希望倍率が高い自治体の保育園では、保活をしなければいけないこともあります。

入園の優先度を決めるポイントを集めるために、条件を整えたり、仕事復帰の調整が必要なケースもあるようです。

保活をはじめるのであれば、早めに情報を集めて準備を進めましょう。

行かなくてもいいの?


保育園や幼稚園は、義務教育ではないので、「行かない」というのも選択肢のひとつです。

最近では、小学校入学前に幼稚園や保育園を経験している子がほとんどですが、両親が仕事をしていても祖父母に預けられるような場合は、ムリに入園させることはありません。

保育園や幼稚園に行かないことの、メリット・デメリットをチェックしておきましょう。

    【行かないメリット】

  • 悪い言葉など、ほかの子の影響を受けにくい
  • インフルエンザなどの病気をもらいにくい
  • 保育料がかからない
    【行かないデメリット】

  • 集団生活になれていないため協調性が育ちにくい
  • ほかの子からのよい刺激も受けにくい

「ほかの子からの影響を受けにくい」というのは、いい面も悪い面もあるでしょう。

同年代の子どもから受ける影響というのは、よくも悪くも、子どもへの刺激となるものです。

メリットとデメリットを踏まえて判断してくださいね。

ライフスタイルに合わせた保育施設を選ぼう


子どもを保育園に入れるべきか、幼稚園に入れるべきかは悩ましい問題です。

地域によっては保活が必要なこともあるので、早めの行動が必要な場合もあります。
しっかり情報取集して、準備を進めてくださいね。

施設によってさまざまな特色があるので、子どもの性格家庭の教育方針に合った保育施設を選びましょう。

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