陣痛を和らげるツボ・早めるツボの効果は?つらい痛みを乗り切る方法

陣痛を和らげるツボ・早めるツボの効果は?つらい痛みを乗り切る方法

「出産は鼻からスイカが出てくるほど痛い!」という話を耳にすることがありますが、出産を体験していない人にとっては「わからない」という感想を持つとともに、出産や陣痛の痛みに不安や心配になるのではないでしょうか。

体にある「ツボ」には、陣痛の痛みを和らげたり、陣痛を早める場所があるんだとか。
薬には頼りたくない方にはぜひ知っていただきたい「ツボ」のことをお伝えします。

陣痛とは?

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陣痛の起こる仕組みや痛みの強さなど、まずは陣痛についてご紹介します。

陣痛が起こるメカニズム

まず最初に、陣痛が起こる仕組みについてです。
陣痛が起こるメカニズムは、まだはっきりと解明されていません。

しかし、ホルモンが陣痛に関わっているのではないかと考えられています。

妊娠前期、中期には、黄体ホルモンが多く分泌されます。
黄体ホルモンは子宮の収縮を抑制し、妊娠期間をできるだけ安定させる働きがあるようです。

妊娠後期になり赤ちゃんが下がって来ると、黄体ホルモンが減少し、今度はオキシトシンが分泌され始めます。
オキシトシンは、子宮を収縮させる働きがあり、出産直前になると多く分泌され、赤ちゃんを産む準備に入ります。
オキシトシンには、子宮を収縮させるだけではなく、幸福感を感じるホルモン「セロトニン」を高める作用もあるため、生まれてくる赤ちゃんや旦那さんへの愛情が増すと考えられています。

また、陣痛にはふたつの刺激が関わっていると考えられています。
ひとつは、赤ちゃんを外に押し出すための子宮収縮の刺激です。
もうひとつは、子宮口が押し広げられる時の刺激です。
このふたつが合わさり神経から脳へ伝わって痛みになると考えられています。

陣痛の始まり方

陣痛は痛みを感じたあと、痛みがなくなる、ということを規則的に繰り返します。
痛みの間隔は30分間隔だったものが、徐々に短くなります。

初産の方は10分間隔の陣痛になったタイミングで出産をする医療機関に行くとよいでしょう。

しかし、出産前に起こる陣痛には「前駆陣痛」と「本陣痛」があり、区別がつきにくいものです。
そこで「前駆陣痛」のポイントをまとめました。

  • 痛みの強さ、間隔がバラバラ
    前駆陣痛は、間隔や痛みの強さに統一性がありません。
  • 痛みが徐々に弱くなる
    「これは陣痛なのかな?」と迷うような痛みの場合は前駆陣痛のことが多いようです。
    前駆陣痛は時間がたつに連れて、痛みが弱くなり徐々に遠のいていきます。

「前駆陣痛」は生理痛や、おなかをくだしたときのような痛みを感じるなど、感じ方は人それぞれのようです。

いっぽう、「本陣痛」は痛みの間隔が一定です。
痛みのピークから次の痛みのピークまでの時間を計りましょう。
メモや陣痛アプリなどを利用して、間隔を記録するとわかりやすくなります。

前駆陣痛は出産の予行練習といわれることもあり、そろそろ出産が近づいているしるし。
しかし、おなかの痛みが治まらない、胎動を感じなくなった、破水、おしるしがあった場合は、産婦人科を受診しましょう。

陣痛を感じる時間はどれくらい?

初産の出産時間の平均は10~12時間ほど、経産婦の場合は4~6時間と初産と比べると短い方が多いようです。
ここでの「出産時間」とは「本陣痛」が始まり、子宮口が開くまでの時間です。
個人差があるので確実にこの時間というわけではありませんが、長い時間、陣痛を感じることになります。

初産と経産婦の時間の差は、お産時のリラックス状態とも関係があるようです。
はじめての体験で緊張をすると無意識で力が入り、子宮口が開きにくくなってしまうため、といわれています。

陣痛を早めるツボがある?

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陣痛がおこる正常な期間は、37週0日~41週6日までです。
予定日をこえて生まれる赤ちゃんは50%ほどいるので、出産せずに予定日を迎えても焦る必要はありません。

ウォーキングや家事など、なるべく体を動かして、陣痛を促しましょう。
スクワットや階段昇降のように重力を利用すると、赤ちゃんを産みやすくなるといわれています。

また、「ツボ押し」は陣痛をおこす効果を期待できる方法のひとつ。
体中にあるツボの中には、ホルモン分泌に作用するものがあるんだそう。
薬ではないので即効性はないようですが、日常的に続けることで効果が期待できそうです。

陣痛を早めるためのツボとして代表的なのが太衝(たいしょう)と三陰交(さんいんこう)です。

太衝(たいしょう)

足の親指と人差し指の骨がつながっている付け根の部分で、くぼんでいるツボが太衝です。
冷え性改善や足の疲れ、むくみの改善、更年期障害などにも効果があるといわれています。

左右どちらにもツボがあるので、順番に押しましょう。

手の親指をツボに当てて押すだけです。
「痛いけど気持ちい」という程度の力加減で押してください。

三陰交(さんいんこう)

くるぶしから手の指4本分くらい上の位置で、すねの骨の内側にあるツボが三陰交です。
女性特有の悩みである生理痛や生理不順、更年期障害、冷え性などに効果のあるツボですので産後の回復にもおすすめです。

3~5秒をかけてゆっくり押してください。

合谷(ごうこく)

親指と人差し指の間、骨がつながっている場所の手前にあるくぼんでいる場所です。
合谷は熱を出そうとする働きがあるので、赤ちゃんが外に出やすい状態になることから、陣痛がおきやすくなるんだそう。

ツボを押すときは

基本的にツボを押すときはゆっくり数秒かけて押し、ゆっくり力を抜くことです。
力いっぱい押したからといって、よく効くというわけではありません。
痛いけど気持ちいいというくらいの力加減で押すのがよいでしょう。

もっと詳しく知りたいという方は、鍼灸師の先生に押す場所や、押し方を教えてもらうといいかもしれません。

陣痛を和らげるツボはここ!

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長時間にわたる陣痛を和らげるために、ツボを刺激するのもひとつの方法です。

三陰交(さんいんこう)

先ほどご紹介した三陰交はお産を進めるためにもいいとされています。
陣痛を和らげるためというよりは、より効果的な陣痛がくるように刺激をおこなうことが多いようです。

腎兪(じんゆ)

腎兪(じんゆ)は、腰や下腹部の痛みを緩和できるといわれています。
腎機能、循環器系、生殖器の病に効果が高いといわれ、生理痛やぎっくり腰、坐骨神経痛の症状があるときに用いられます。

へその高さで背中側、腰に手を置いて親指が届くところにあります。

カイロなどで温めると痛みが和らぐようです。

ほかにもある!陣痛を和らげるための方法

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ツボだけでなく、ほかにもやっておきたい陣痛を和らげる方法です。

1:呼吸を整える

痛みのせいでうまく呼吸ができなくなることも。
息を止めてしまうと、からだに力が入り、子宮口が開きにくくなってしまったり、へその緒を通って赤ちゃんへ酸素をうまく送れなくなったりします。

ゆっくり長く、深呼吸をするように呼吸をすることで、余計な力が抜けリラックスすることができ、痛みが緩和されるようです。

2:肛門の近くを押す

肛門の近くや痛い部分を強く押すという先輩ママは多いようです。
テニスボールのようなもので、痛い部分などをコロコロと押してもらうといいでしょう。

子宮口が十分に開かないうちに、いきまないように「いきみ逃がし」をする際にも使える方法です。

産院によっては、陣痛室に用意していることがあるようです。
テニスボールよりゴルフボールのほうがちょうどいい硬さと感じる人もいるので、入院するときに持参するといいかもしれません。
テニスボールやゴルフボールは必ず新品を準備しましょう。
今まで利用していたボールを使用するのは衛生上よくありません。

3:楽な体勢を見つける

人それぞれに、痛みが和らぐ体勢があるようです。
立って歩く、よつんばい、クッションを腰の下に入れるほうがいいなど、人によってさまざまですので、自分にとっての楽になる、痛みの和らぐ体勢を見つけてください。
クッションをひとつ持参すると、入院中、重宝します。

4:大きな声を出す

痛い時は大きな声を出すというのもひとつの方法です。
体力は消耗しますが、声を出すということは息を吐いている状態なので、呼吸が乱れることがありません。

痛みを我慢するように食いしばったりすると、力が入ってしまい、子宮口が開きにくいなんてことも。
また、顔に力が入ったことで、顔の毛細血管が切れてしまい、紫のような内出血が起きている、なんてケースがあるようです。

陣痛を乗り切るにはリラックスすることがコツ

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陣痛はずっと続くわけではありません。
痛みには間隔があり、必ず終わりがあります。

陣痛が始まると、大切な赤ちゃんにもうすぐ会えるということです。

痛みの逃がし方をあらかじめ知っておき、準備することでパニックにならずに出産にのぞめます。
無事に、赤ちゃんを出産するためにも、陣痛の間は深呼吸を心がけリラックスすることが大切です。

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